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取引所系トークンはなぜ値上がりする?「バーン」(Burn)に注目!

仮想通貨用語解説

こんにちは、阿部です。

暗号通貨市場はいまいちパッとしない相場ですが、取引所系トークンは好調な値動きを維持しています。

その理由の1つとなっているのがバーン(Burn)という仕組みです。

取引所系トークンにおいてはバーンが特によく見られます。

しかし、バーンという仕組みがどのようにして、価格の上昇に繋がるのでしょうか?また、バーンされる取引所系トークンにはどのような種類があるでしょうか?この点について詳しく考えてみましょう。

バーン(Burn)とは?

バーン(Burn)は、日本語で「燃やす」という意味で、暗号通貨においてはコインを「使えなくする」ことを意味します。

開発者側がすでに、保有している暗号通貨をそのままバーンする場合もありますし、市場に流通している暗号通貨をバーンする前提で買い集めるというケースもあります。

開発者側がほとんどのトークンを保有するケース

暗号通貨は世界的にICO全盛期となっていますが、これだけ多く登場すると、その内容も多岐にわたります。

トークンのなかには開発者側がそのほとんどを、場合によっては90%以上のトークンを保有しているケースがあります。

そんな状態では、いつ開発者側の保有する暗号通貨が市場で売り注文となり価格の下落を招くかわかりません。

不安でたまらないですよね。

そこで投資家は、開発者側の保有するトークンが使えなくなる「バーン」が実施されることを歓迎します。

この結果、バーンが行われる暗号通貨は値上がりすることになります。(もちろん、100%ではありません)

開発者側がバーンする前提で買い戻すケースも

バーンのもう1つの方法は、開発者側にて「バーンする前提の買い戻し」が行われるというパターンです。

取引所系トークンのなかには、そうしたトークンが目立ちます。

この場合、

  • 市場からの買い戻しが行われる

だけでも好材料であるうえ

  • バーンも行われる

ということで好材料がダブルで発生します。

このことから、やはり値上がり材料となります。

BinanceのBNBトークンの例

BinanceのBNBトークンは、世界的な取引所であるBinance自身が発行したものです。

もちろん、通常のトークンと同じように、市場価格で取引されるため投資目的で保有することができます。

最近の勢いのない暗号通貨市場のなかでも好調に推移しており、いまもっともアツい取引所コインの代表格ですね。

BinanceのBNBトークンには以下のような特徴があります。

  • 1年に4回(四半期)ごとに自社でトークンを買い戻し、バーンする
  • 買い戻し&バーンの金額は、取引所の利益の20%

1年に4回のバーン

BinanceのBNBトークンは、1年に4回(四半期)ごとにバーンされます。

バーンされるトークンは事前に買い戻されます。

つまり、買い戻し&バーンが同時に行われることになります。

こうした好材料により、BNBトークンではバーンが行われるタイミングで価格が上昇する傾向にあります

収益を上げるためには「タイミングを計る」ことが非常に重要なのだと実感できるトークンの1つですね。

バーンの金額は取引所の利益の20%

Binanceの例では、買い戻し&バーンされるのは取引所の利益の20%です。

昨今、取引所の経営状況は全体的に好調といわれています。

そのため、バーンされる規模も大きなものとなっており、投資家にとって魅力的な投資対象となっています。

このように取引所系トークンはバーンが確実かつ定期的に、しかも決められたルールに基づいて行われていることがあります。

これが取引所系トークンそのものの価格推移が好調な理由といえます。

取引所系トークンでは「バーン」に注目しよう!

もちろん、バーンのみが、取引所系トークンの値上がり理由というわけではありません。

しかし、バーンは重要な材料ですので、取引所系トークンを保有する方はぜひ今後、注目してみてください。

ちなみにBinanceのBNBトークンだけではなく、

  • KuCoin
  • Huobi
  • CoinEx

が発行している取引所コインでも、バーンが行われていますので参考にしてみてください!