海外送金3000万円で報告義務、eフランなど強まる政府の存在感

 

こんにちは、阿部です。

 

暗号通貨はこれまで民間によって

自由に取引されてきましたが、

最近では「国や地域による規制や関与」

が大きくなっています。

 

たとえば、日本。

 

暗号通貨の海外送金が

3000万円を上回る場合、

財務省への報告義務を課す方針

であることが先日明らかとなりました。

 

また、海外に目を向けてみると、

スイスの法定通貨をデジタル化した

「eフラン」の構想があります。

 

暗号通貨と政府の関係は

今後どうなっていくのか?

この問題を、考えてみましょう。

 

3000万円以上の送金に財務省へ報告義務

 

日本はまた1つ、

暗号通貨の規制を整備しました。

 

日本は3000万円以上の

暗号通貨を海外送金する場合、

財務省への報告を義務化する方針です。

 

「3000万円以上」を計算する方法は

次のようになっています。

 

送金当日の相場が1BTC/100万円で、

30BTCを海外送金した場合

日本円換算で3000万円の

暗号通貨を送金したことになります。

 

この場合、30BTC以上の送金で、

財務相への報告義務が生じるわけですね。

つまり、当日の時価によっても異なってきます

 

報告義務を課す財務省の狙いは?

財務省がこのような

決まりを用意したのには、

以下のような理由があると考えられています。

  • 財務省はこれから暗号通貨がさらに普及し、特に海外への送金に広く用いられるようになると分析している
  • 同時に暗号通貨を利用したマネーロンダリングなどの負の側面も目立つようになると考えられる
  • したがって、暗号通貨の国際送金の実態を把握する必要がある

 

今後もこのような国による規制は、

よりいっそう多くなってくるはずです。

 

暗号通貨が民間企業にとっても政府にとっても、

影響が大きくなってきているのです。

 

政府発行の暗号通貨の検討も進む スイスe-francなど

 

政府による関与が強くなっているのは、

もちろん日本だけではありません。

 

世界中でさまざまな、

国による方針が見られますが、

2018年5月現在、

タイムリーなニュースとしてあげられるのが

スイスの「eフラン」です。

 

スイスの法定通貨「フラン」を

暗号通貨化した「eフラン」が、

スイス政府によって

検討されていることがわかりました。

 

従来の分散型暗号通貨とeフランの違い

 

ビットコインやイーサリアム

などの分散型通貨と、eフランとは、

同じ暗号通貨とはいえ

性質が大きく異なります

 

eフランはスイスの「フラン」を

暗号通貨化したもの。

スイス政府のバックアップを

全面的に受けることになります。

 

一方でeフランは

スイス国家の影響や、

スイスフランの値動きの影響を

大きく受けることになります。

 

日本に当てはめて考えると、

日本円がデジタル化されるようなイメージで、

国家主導の暗号通貨のほとんどは

投資対象としての魅力は薄いものです。

 

中国・イギリス・シンガポールも政府製暗号通貨を検討

スイス以外でもこうした取り組みは

盛んになってきています。

 

中国、イギリス、シンガポールなども、

法定通貨をデジタル化した暗号通貨、

国が全面的にバックアップする暗号通貨

の発行を前向きに進めています。

 

暗号通貨やICOへの規制は今後どうなる?

 

このように、ここ数年になり

国家の暗号通貨への関心度は

飛躍的に高まっています。

 

なかには、中国のように

分散型の暗号通貨を規制し、

国がコントロールしやすい法定通貨や、

 

政府製の暗号通貨

(チャイナコインの計画も囁かれていますね)

を普及させようという動きもあります。

 

そのため、国が暗号通貨を

100%コントロールすることで、

ICOがなくなってしまうのではないか?

暗号通貨が使われなくなるのではないか?

という心配が大きくなっているかもしれません。

 

しかし、僕は個人的には、

法律が暗号通貨やICOを消してしまうことはない

と考えています。

 

たとえば中国では、

現在ICOが禁止されていますが、

実際には法律を無視し、

水面下で多くのICOが行われているのです。

(もちろん法律は守られるべきですが、別問題として)

 

状況を考えると、国も

なるべくICOが正しく行われるように法律を整備する

くらいの規制が、長期的には精一杯でしょう。

 

もちろん、未来のことは

どうなるかわかりませんので、

小まめなリサーチが欠かせない

という前提で参考にしていただけると幸いです!

 

阿部 悠人
あべゆうと

1992年生まれ、青森県弘前市出身。

大学3年生の就職活動真っ只中、たまたま手に取った1冊の書籍をきっかけにアフリカでの「中古車輸出ビジネス」で起業。資金面・ノウハウ面で躓き、1台も仕入れることなく断念。その後、インターネットを活用した物販ビジネスに目を付け軌道にのる。
 その手法を元に、物販ビジネスの学校を立ち上げたところ全国から受講生が集まり、それを機に教育事業をスタートさせる。2016年6月には自身初の書籍を出版し、累計1万部突破。2017年には「物販」、「WEB集客」、「暗号通貨投資」と3冊出版。

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