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国連の「SDGs」達成を目指す仮想通貨ファンドが開始へ!【2018年9月23日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

本日の相場は?→下落!

昨日のBTCは76万5千円まで上昇した後、73万3千円まで下落しました。

この76万円のラインは4月、6月、7月と何度もBTCの上値を抑えつけてきた鉄壁の上値抵抗線です。

そう簡単に突破できるわけもなく、なんども叩き落されています。

現在は74万円前後で推移し、上か下かと投資家の気の迷いが伺えます。

時価総額トップ10通貨を見てみると、プラスの通貨もあればマイナスの通貨もある、もみ合い相場となっています。

こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。

ここ24時間で Electroneum (ETN)が20%ほど上昇

ここ数ヶ月で大手取引所を含むさまざまなマーケットへの上場を達成。

つい10日ほど前には、モバイルマイニングアプリ100万ダウンロードが達成されるなど、波に乗っている仮想通貨ですね。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①国連のSDGs(持続可能な開発目標)達成目指す仮想通貨ファンド開始へ

仮想通貨も社会福祉に貢献する時代へ突入してきています。

金融サービス会社であるフィフス・エレメントは21日、SDGインパクトファンドを立ち上げたと発表しました。

この仮想通貨ファンドは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指すために運用されます

持続可能な開発目標(SDGs)とは:
国際社会における問題を解決するため、国連が定めた17のゴールの達成を2030年までに目指すもの。内容は多岐にわたるが、特に社会福祉に該当する。たとえば、「貧困をなくそう」「安全な水とトイレを世界中に」「質の高い教育をみんなに」「働きがいも経済成長も」などが目指すべきゴールとして定められている。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

国連が定めた……とか、社会のために……などの言葉からは、利益を犠牲にして社会貢献するというニュアンスが感じられます。

しかし実際はそうではなく、持続可能な開発目標(SDGs)というのは、ここ数年の金融(投資)業界でもっともホットなキーワードの1つだったりします。

実際に株式市場のファンドでも「SDGsに準じた企業に投資する」というコンセプトが人気になっており、マネーが流れてきていますね。

仮想通貨業界でも同じコンセプトのものがはやり出すとしたら、「SDGs」というキーワードを掲げるプロジェクトが軒並み上昇となる可能性もあり、注目です!

②バイナンスに安定通貨Paxos Standard Token (PAX) が上場

世界最大の取引量を誇るBinance(バイナンス)は、ステーブルコイン「Paxos Standard Token (PAX) 」の取り扱いを開始したと発表しました。

同通貨のレートは、1PAX=1USDで固定されます。

Binance取り扱いの安定通貨は、これで3種類となりました。

ステーブルコインとは:
日本円や米ドルなどの「法定通貨」と同じ値動きをするように設計された仮想通貨。利益確定の際や、下落相場時の避難先として活用される。日本語でいうと「安定通貨」。USDTやTUSDなど。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

Binanceにはこれまで、「①USDT」、「②TrueUSD」の安定通貨が上場していましたが、新たに「③Paxos Standard Token (PAX)」が追加された形です。

最近のステーブルコインのトレンドとして「信頼性」が挙げられますね

PAXについても同様。

PAXは、信頼性を高めるために監査会社と契約し、「PAXの総発行量以上の米ドル残高の保有」を証明していくとしています。

米ドル連動型はかなり充実してきたので、日本円連動型ステーブルコインも拡充してほしいところですね!

③トロント証券取引所、新ブロックチェーンETFを上場!

カナダの大手仮想通貨取引所Coinsquareは、ブロックチェーン関連企業の株式で構成されるETFである「LDGR」と、AIやナノテクノロジーの企業に投資するETFである「STOXX」の2つが、トロント証券取引所に上場されたと発表しました。

ブロックチェーン業界へのさらなる資金流入が期待されます。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

これはちょっと紛らわしいニュースで、「ついに仮想通貨ETFが上場か!?」と思ってしまいますよね。

しかし実はそうではなく、、、。

このETF(上場投資信託)は「仮想通貨そのもの」ではなく、ブロックチェーンの企業の「株式」で構成されています

とはいえ、ブロックチェーン業界に資金流入が期待できるグッドニュースである点には違いありません!

④仮想通貨は普及するか?12世紀の通貨「宋銭」に学ぶ

仮想通貨は今後、政府発行の「法定通貨」を超えるほどの普及を見せることができるのか。

実は800年ほど前の日本で、現代の仮想通貨に似た「宋銭」という通貨が流通し始めていました。

「宋銭」は中国の通貨であり、日本ではもちろん「国のお墨付き」はありません。

しかも、当時の政府にあたる鎌倉幕府は、「異国の通貨」である宋銭の使用を禁止する姿勢でした。

にもかかわらず、なぜこの仮想通貨ともいえる「宋銭」は通貨として機能していたのでしょうか。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

12世紀の日本で、宋銭が普及したのは、当時の法定通貨を発行体である中央政府が「権力によって無理やり価値を上げようとした」からです。

今でいうと、デフレ方向への金融政策のようなイメージ。

これがキッカケで、仮想通貨的にいえば「中央集権的」な通貨に嫌気がさして、「非中央集権的」な通貨を民衆が好むようになったということです。

驚くほど、現在の仮想通貨と状況が似ていますよね。

今すぐ仮想通貨が法定通貨を凌駕することは考えにくいとしても、政府が行った金融政策に何らかの不満が募ったとき、仮想通貨という選択肢がいつでも選べるようになっているのは事実です。

明日のビットコイン相場

昨日と同様下落目線です。

73万3千円まで下落したが75万5千円まで上昇。

ただ上値は限定的。

現在は三角持ち合いの様なチャートを形成していますが、昨日お伝えした通り、直ぐ上の78万円の価格帯にこれまで何度もBTCの上値を抑えつけてきた強力なレジスタンスラインが控えています。

もちろんこのラインは多くの投資家が意識していますし、ライン上でポジションの決済しようと考えている投資家も多いでしょう。

それを見越して早めに利益を確定しさせてくる投資家も現れてくる事から、上値はどんどん重くなってくると考えられます。

もし仮に三角持ち合いを上に抜けたとしても、ダマシとなってすぐに下落する可能性が高いでしょう。

レジスタンスラインとは
チャートの高値と高値を結んだ線。ライン上は投資家に「これ以上上昇しない」と無意識的に意識されるため、ラインに差し掛かったところで反発をしやすい。特に仮想通貨においてはその傾向が強い。

9月23日のまとめ

  • ①国連のSDGs(持続可能な開発目標)達成目指す仮想通貨ファンド開始へ
  • ②バイナンスに安定通貨Paxos Standard Token (PAX) が上場
  • ③トロント証券取引所、新ブロックチェーンETFを上場!
  • ④仮想通貨は普及するか?12世紀の通貨「宋銭」に学ぶ
  • ⑤明日はビットコイン下落!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!