ビットコインブームに終わりは来るのか!?仮想現実と暗号通貨の違い その1

連日暴騰を続けるビットコインですがついに一時200万円の大台に乗りました。

このような上昇を投機による異常相場だとして暴落を警戒する声も上がっています。

ビットコインに限らずですが、はたして暗号通貨はマネーゲームに過ぎないのでしょうか。

 

その答えを知るためには、いわゆるヴァーチャルリアリティといわれる仮想現実の世界と暗号通貨の違いを理解しなければなりません。

 

今日はかつて一時期、仮想世界の大ブームを引き起こした有名サイト「セカンドライフ」についてお話したいと思います。

 

かつてネットで大ブームになった「仮想現実の世界」

あなたは「セカンドライフ」というサイトについてご存知でしょうか?ちょうど今から十年ほど前にインターネット上で大ブームを巻き起こした世界的な仮想現実サイトのことです。

 

このセカンドライフですが、入会するとネット世界の中にまるで実際の街並みと同じ空間が広がっていて、自宅、商店街、駅、高層ビルなどの建物やいろんな土地の風景がサイバー空間の中に再現されておりそれを実際に体験できるというものでした。

 

それだけでなく、自分の職業を選択して働くことで給料をもらったり、そのお金で服や家具などの生活用品を購入したりと、実社会と同じような生活を体験することができました。

 

自らの第二の人生という意味の「セカンドライフ」

まさに仮想現実の中で、実際の人生とは違うもうひとつの生活を送る喜びを楽しめるという、当時としては画期的なサービスだったのです。

このセカンドライフの凄いところは、単に仮想世界を体験できるというだけでなく、現実の社会と同じように経済活動ができることでした。

 

例をあげるなら、セカンドライフ内通貨で日常的なアイテムを買えるだけでなく、車や家や宝石などの高価な資産が、現実の社会と同じくらいの値段で取引されているのです。

 

セカンドライフの住人になると現実のお金を何千ドルと支払ってそれらの品物を購入し、そして他人にまたそれを転売してお金を儲けるということが日常的に行われます。

セカンドライフの通貨はリンデンドルと言い、現実のドルにリンクしたシステムになっています。例えばサイト内の車を買おうと思えば実際に一万ドル(日本円で100万円以上)のお金を払わなければなりませんが、所有した車を再びサイトの中で他人に売ることができるのです。

 

そうして例えば100万円で買った仮想世界の車を、150万円で他人に売ることができればその50万円分は現実の利益として現金で手にすることができるのです(実際の取引はドルを経由して行われます)

 

セカンドライフの凄いところは、仮想世界のお金(リンデンドル)を現実の世界のお金(ドル)にいつでも変えることができるというだけでなく、仮想世界の品物(車や家のような高価なものにまで)に現実世界と同じような価格がついているということでした。

 

これにより、セカンドライフを通じた一大投機ブームが巻き起こりました。

 

企業まで参加したマネーゲームに翻弄されるセカンドライフ

一番投機の対象になったものは不動産でした。間もなくセカンドライフ内にある一等地のとある不動産に高額な値段がつき始めました。これは大規模な企業の参入があった事が原因だといわれています。

 

例えば電通は直接土地の大規模な売買には参加しませんでしたが、宣伝をするためにサイト内の土地に目立つ看板などを建てました。会員としてサイトを訪れている人口が多かったので、費用対効果を狙ったものだと思われます。

いろんな相乗効果があった上で会員数が増えたこともあり、セカンドライフ内の不動産の価格は値上がりを続けました。そしてついにひとつの場所が日本円で700万円もするような土地も現れました。

 

最初の土地価格が数十万~百万円で、ピーク時には700万円なので十倍近い値上がりをしたことになります。

 

リンデンドルは実際のドルと交換できるので、

 

現実のドルをリンデンドルと交換する

⇒リンデンドルでセカンドライフ内の不動産を買う

⇒より高値で誰かに売る

⇒手にしたリンデンドルを本物のドルと交換する

 

というサイクルで所有者が変わるたびにサイト内の不動産は高騰を続け、未曾有の高値をつけました。今からちょうど10年ほど前の2007年頃のことです。一番インターネットバブルが盛んだった頃ですね。

しかし、このような仮想世界内の「不動産バブル」も長続きしませんでした。

 

バブルの崩壊は静かに忍び寄り、そして突然やってくる

2008年になるとリーマンショックが起きたことによって実体経済が冷え込みそれがWEBビジネスを直撃しました。それ以前にバブル的な人気だったWEBビジネスは既に曲がり角を迎えていたのかもしれません。

 

最高値は700万円もの高値をつけていたセカンドライフの土地は暴落してしまい誰も買い手がつかなくなりました。

 

これはバブルがはじけたために投機相場が終わりを告げた典型的な例です。今も教訓になる話ですが大きな課題が残ります。

 

それは、もし暗号通貨が同じようなバブルに乗っただけの存在ならば、このセカンドライフと同じ運命をたどるのではないかという疑問です。

 

これは非常に重要なことなので次回でも取り上げて検証してみたいと思います。

 

【まとめ】

★セカンドライフはかつて一世を風靡した仮想世界のサイト。あらゆる品物が現実社会に近い値段で売買できて本物のお金に交換することもできた。

 

★セカンドライフ内の不動産が投機の対象に。一時は驚異的に値上がりしたあとで暴落、その後買い手がつかなくなってしまった。

 

★仮想世界のマネーゲームだけなら暗号通貨も同じ道をたどるのか検証が待たれる。

 


阿部 悠人
大学3年次の就活中に「アフリカでの中古車輸出」で成功した人の本を読み、触発され起業。その後、ECコマースやシステム開発を手がけ順調に事業拡大。2017年2月には知り合いから「HYPE」という日利2%の高利回り金融商品への投資を誘われ投資するものの1週間で投資金200万円をすべて失う。それを機に暗号通貨投資の世界を知り、3ヶ月で「億り人」となる。その手法をLINE@にて配信中!

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