「たまごっち」とイーサリアムの猫 イーサリアムは「仮想猫」の夢を見るか!?

今日は話題を変えて時価総額でビットコインの二番手につけているイーサリアムのお話をします。

 

今回は少しユニークな話題を取り上げたいと思います。それはいま人気急上昇中のイーサリアムの猫の話です。

 

あなたはオンラインで猫を育てるこのゲームをご存知ですか?

 

登場からわずか一週間で5万匹が取引され、イーサリアムのアプリの取引の4%を占めると言われる大人気の「仮想猫」とはいったいどんな存在なのでしょうか。

 

仮想子猫(クリプトキティーズ)の売上が上昇中

この可愛らしい子猫の画像ですが、イーサリアムのプラットフォームを利用して作られていて、仮想通貨取引のプログラムの次にお金(イーサリアム)が動くゲームに成長しています。

 

内容は、子猫を育てながら好みの猫同士を交配することで、より自分好みの猫を作るというオンラインゲームです。

 

簡単に言うなら仮想世界で猫のブリーダーになるという試みです。

 

子猫を育てるゲームと聞いてあの伝説的な「たまごっち」を想像する人も多いかもしれません。あれはトリでしたがこれはです。

 

しかも飼育するというより、掛け合わせて新しい子猫を産ませるという猫のブリーダーとしての側面が強いゲームのようです。

 

交配によって生まれる仔猫は親の特性を受け継ぐことがポイントになっています。

 

ここからは少し科学的な話ですが、猫の性格や気質は「仮想ゲノム」と呼ばれる遺伝情報としてイーサリアム上でプログラムされて生体的特徴や形状に関する情報を含んでいます。

 

ユーザーは異なった種類の仮想猫を育てることができ、遺伝学的に40億種類の猫が生まれる可能性があるそうです。

 

仮想ゲノム(遺伝子情報)ですがDNAを解析したり加工したりするいわゆる遺伝子工学の実験を、サイバー情報としてコンピュータープログラム上で行うという試みは以前から行われてきました。

 

可愛らしい猫のアイコンと最新のcyber gene technology(サイバー遺伝子工学)の組み合わせは何とも不釣合ですが、これも仮想世界らしい試みかもしれません。

 

ちなみに現実の世界で三毛猫の雄が生まれる可能性は遺伝的にとても低く(一説によると3万匹に一匹!)、希少価値があるので外国では高値で取引されているようです。

 

・・・・・・話が少し脱線してしまいました。

 

仮想世界で猫のブリーダーになる

 

希少な仔猫を生み出すために大金を支払う人も出てきていますが、子猫一匹に100万円近い値段がつくこともあるようです。公開から5万匹の子猫の取引が成立して取引総額は7億円を超えているというから驚きです。

 

かつての「たまごっち」が自分中心に楽しむ世界だったのに比べると、これはいわば仮想世界の中でのブリーダーブームですね。別に育てる対象が猫でなければいけないわけではないので、やがては犬・トリ・馬のようにほかの動物にも広がってゆくでしょう。

 

現在は子猫がマーケットプレイスで売られていて、もちろんイーサリアムを用意して子猫を購入することになります。

 

それにしてもこのゲームはビットコインのシステムでは出てこなかった発想だと思います。遺伝子情報や個体の特徴を記録できるイーサリアムのシステムだからこそ可能になったのでしょう。

 

以前、あらゆる契約書面はイーサリアムで代用されるようになるというお話をしましたが、DNAの遺伝情報もまだ部分的にですがイーサリアムに置き換えられるとなると空恐ろしい気さえしてきますね。

 

完全な市場原理で動く「イーサリアムの世界」

このCryptoKittiesの猫の値段ですが、初期販売の猫の価格だけがシステムで決められていてあとは市場に任されています。

 

どのような猫が貴重で人気があるのかというところから需給関係が生まれ、あとは相場の値動きで決まっているようですね。

 

これは実は画期的なことです。

たいていの商品はシステム製作者が決めて提供したり、一定額が課金されたりする仕組みが普通なので、この点も中央の管理者不在のシステムというイーサリアムの哲学が生かされているようです。

 

昔を思い返せば「たまごっち」のブームの時はあくまで生産者が製品を供給するという形だったのが、クリプトキティーズの場合は全く異なった次元のビジネスモデルになっています。

 

ブームはいつの時代でも移り変わりますが、この猫ブームが去った後でも、たまごっちのブームが去った後に売れない在庫の山を抱えてしまった企業のような状況に陥ることはないでしょう。売れ行きを調べて追加製造するような必要も製品が売れ残るリスクもありません。

 

イーサリアムにいたってはプラットフォームを提供して市場の成り行きに任せているスタイルを貫き通しています。

 

【まとめ】

★CryptoKittiesは子猫を掛け合わせるサイバーゲーム。猫のブリーダーとしての腕を競う。

 

★貴重な猫は100万円近い高値で取引されることもある。購入はイーサリアムで行われる。

 

★たまごっちのように売れ残って在庫をかかえることもない新しい種類のオンラインゲーム。


阿部 悠人
大学3年次の就活中に「アフリカでの中古車輸出」で成功した人の本を読み、触発され起業。その後、ECコマースやシステム開発を手がけ順調に事業拡大。2017年2月には知り合いから「HYPE」という日利2%の高利回り金融商品への投資を誘われ投資するものの1週間で投資金200万円をすべて失う。それを機に暗号通貨投資の世界を知り、3ヶ月で「億り人」となる。その手法をLINE@にて配信中!

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