暗号通貨のダークサイド!?ビットコインを理解するにはその二面性を見抜け

こんにちは。阿部です。

 

連日上昇をつづけている暗号通貨の市場ですが、明るい未来を約束するどんな新しいテクノロジーにも暗い側面は存在します。今日はビットコインのダークサイドともいうべき取引の秘匿性がテーマです。

 

実を言えば、取引の秘匿性は本当は悪い意味ではないのですが、場合によっては犯罪に使われる可能性もあるということであえてダークサイドの部分と呼ばせてもらいます。

 

本来は個人情報を完全に守るはずの素晴らしいシステムがどのようにして秘密取引に使われるかということについてお話します。

違法薬物をビットコインで支払い

ご存知かもしれませんが先月、違法薬物を国内に輸入しようとして逮捕された女性のニュースが流れました。ネットが普及している時代に違法な個人輸入の話はよく聞くのですが、気になるのはニュースの中で「ビットコインで代金を支払った」とあったことです。

 

ちなみにここで断っておきますが、法的に言えばマリファナなどの薬物は属地主義が取られています。

 

つまり地域によって取扱いが違っていて合法な国もあります。違法になるのはそれを日本国内に持ち込んだ時点で、そこで犯罪が成立します。

 

つまり個人輸入の場合は、海外では普通に売られているものでも、もし日本でそれが非合法な扱いを受けていたら、国内に持ち込んだ時点で犯罪になり逮捕されるようなケースが出て来るということです。個人輸入の時はくれぐれも気をつけてください。

 

さて、ここで注目したいのは個人輸入の中身ではなく、そのような違法な取引をビットコインで行ったという記事です。これはどういう状況を意味するのでしょうか。

ビットコイン決済を勧める違法サイト

調べてみて驚くことがわかったのですが英語表記のサイトの中には違法薬物を堂々と販売しているところもあります。しかし、これは前述したように国や場所によって違法なものの定義が違うので驚くべきことではないのかもしれません。(そこでは他に普通の物もたくさん売られています)

 

ただびっくりしたのはこのような違法すれすれのサイトが「決済にビットコインを」と勧めていることでした。

 

まるで初心者向けのような丁寧な説明や動画まであり、どのようにしたらビットコインで支払いができるかを解説してあるのです。

 

一番目を引いたのがビットコインを決済手段に使う理由でした。

 

それを要約すると、

 

ビットコインは完全に取引の安全と秘密が守られる

当局に介入されることもない

プライバシーの保護のためにもビットコインで決済を

 

というものでした。

 

しかしここで思い出すのは、

 

「ビットコインはブロックチェーン技術の導入により完全に取引の証拠が残り、改ざんすることは絶対にできない。それが暗号通貨の信用を裏付けている」

 

というブロックチェーンのシステムを説明した有名な言葉です。

こうやって並べてみるとこのふたつの内容は明らかに矛盾しているように思えます。

 

はたしてどちらが正しいのか

どちらが本当のビットコインの顔なのでしょうか。

ビットコインなどの暗号通貨が持つ二面性

ビットコインを正しく理解するためにはそのシステムが持つ二面性を理解しないといけません。

 

ビットコインに限らず暗号通貨にはブロックチェーンの技術が使われているのは周知の事実です。このブロックチェーンのおかげで取引の安全と信頼性が守られていると言っても過言ではありません。

 

具体的に言えば、ビットコインでの取引の記録は全て外部のシステムに残り改ざんすることができません。それはビットコインのシステムが存在する限り半永久的に残るのです。

 

全世界のサーバーだけでなく、あらゆるスーパーコンピューターや個人のパソコンの中で共有できる形になるので、たったひとつのデータといえども秘匿したり消去したりすることができないのです。

 

だからビットコインのシステムを使う限り脱税や犯罪取引など不可能なはずです。

 

もし取引の証拠を残せば、世界中の人間に分かった上に消えない証拠が残ってしまいますからね。

 

しかし、事実はそう単純ではないようです。

 

なぜ、ダークゾーンにあるようなサイトが危険な取引をビットコインで決済させようとするのか?

 

その理由にこそまさに、

ビットコインなどの暗号通貨が持つもうひとつの性質が隠されているのです。

ビットコインの性質 完全な秘匿性

ビットコインの取引記録が完全にデータとして残るといいましたが、それはじつは表面上のことに過ぎません。たとえば一番重要なものとして自分の取引口座(ウォレット)からの入出金の記録がありますが、お金のやり取りは残っても肝心のその口座(ウォレット)を所有しているのが誰なのかは全くわからないのです。

 

つまり全く無記名の匿名口座で取引しているのと同じ状況であり、そこには個人情報につながるものが全く存在しません。

 

銀行口座と違って個人情報と繋がらないばかりか、振込にも第三者を介しないので取引の秘密が保たれるわけです。

 

ビットコインアドレスも希望するならば何千、何万と作ることができるので、所有しているのが個人か集団なのかの区別さえ不可能です。

 

グレーゾーンにあるサイトもこのようなビットコインの性質を熟知しているからこそ決済システムとして勧めているのでしょう。

 

最高の透明性に秘匿性を併せ持つビットコイン。

暗号通貨の存在はまさに仮面をつけた顔の見えない集団のようです。

まとめ

★ビットコインは透明性と秘匿性を同時に合わせ持つ。口座と個人情報がつながらないため特殊な取引に使われることがある。

 

★暗号通貨の持つ二面性をよく理解すること。新しいテクノロジーには光と影の部分が存在している。


阿部 悠人
大学3年次の就活中に「アフリカでの中古車輸出」で成功した人の本を読み、触発され起業。その後、ECコマースやシステム開発を手がけ順調に事業拡大。2017年2月には知り合いから「HYPE」という日利2%の高利回り金融商品への投資を誘われ投資するものの1週間で投資金200万円をすべて失う。それを機に暗号通貨投資の世界を知り、3ヶ月で「億り人」となる。その手法をLINE@にて配信中!

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