暗号通貨の下落で投資家の損失拡大/安易な「高レバレッジ」に注意

こんにちは、阿部です。

2018年1月7日頃から暗号通貨市場が急落した影響で、暗号通貨全体の価値の総額(時価総額)が約90兆円から一時約40兆円を割り込みました。

この影響で、ビットコインなどを購入していた投資家の損失が大きくなっています。

なかには、1600万円の損失が確定した投資家もいるとのこと。

しかし、すべての投資家がこのような悲惨な状況というわけではありません。大きな被害を受けている投資家に共通しているのは、「レバレッジ」(証拠金取引)を高倍率で利用していたということ。

今回は、安易なレバレッジの利用に対する注意喚起とともに損失が過剰に拡大している投資家の現状について見ていきます。

暗号通貨市場の時価総額10日間で4割減少

暗号通貨と一言でいっても、その種類は1000種類以上に上ります。

それらの中でもっとも時価総額が大きいビットコイン。

たった1種類で、すべての暗号通貨を合わせた時価総額の半分近くを占めています。

そのビットコインも今回の大幅調整の影響を避けられませんでした。

2017年12月のピーク時、1ビットコインは200万円超でしたが、2018年1月17日夜には、110万円を割り込みました。

ビットコインだけではなく、多くの時価総額上位コインが値を下げ、上述したように暗号通貨市場全体の時価総額の4割が、10日間で失われてしまいました(90兆円→40兆円)。

たとえば、有名コイン1つのリップル社の「XRP」は一時、最高値の3分の1まで下落。

数カ月前から暗号通貨に投資していた投資家は、それまでの上昇相場の貯金があるため含み益を蓄えているものの、最近参入した投資は損失が出ているケースが多くなっています。

500万円の元手で1600万円の損失?

 

たとえば、ある個人投資家は、今回の下落相場で約1600万円の損失を抱えることになってしまったといいます。そのときの証拠金は500万円。つまり、投資額以上の損失です。

しかし、これはおそらく氷山の一角。

取引所「BITPoint」でおなじみのビットポイントジャパンの小田社長は「ロスカットの発動が相次いだ」と、損失が一定以上広がらないようにする仕組み「ロスカット」に多くの投資家が引っかかった事実を明らかにしました。

無数に行われているロスカットのなかでは、1600万円以上のロスカットもあったと考えるのが妥当です。

怖いのは暗号通貨ではなく「レバレッジ」

この一連の流れ知り、「暗号通貨は怖い」というイメージが広がっています。

しかし、すべての投資家が大きな損失となっているわけではない点にも注目すべきです。

上述のような「元手以上の損失」となっている投資家は、「レバレッジ」(証拠金取引)を高倍率で取り入れているのが共通点。

レバレッジを利用した暗号通貨トレードは、一般的に「ビットコインFX」などの呼称で知られ、取引所によって元手の最大25倍の金額で取引を行える手法です。

元手を超える金額分は、事実上、取引所から「借金」するような形となります。

うまく利用して上昇トレンドを掴めれば、取引が大きい分、大きな利益が期待できるものの、失敗すると雪だるま式に損失が膨らみます。

相場は17日から持ち返す動きも見られる

ここでお伝えしたいのは、よほどのプランがなければ安易にレバレッジを利用しないほうがよいということ。

レバレッジを利用していなければ、最大でも元手以上の損失となることはありません。

たとえば、10万円を投資したなら、10万円までの損失です。

今回の下落相場で大きな損失となった投資家は、高倍率でレバレッジを利用しているのが最大の原因であり、レバレッジを利用していない投資までもが「暗号通貨投資は怖い」という風潮を同じレベルで恐れる必要はないことは事実です。

ビットコインは1月17日に下げ止まった後、切り返す動きを見せています。

こんな時こそ、冷静に相場を見据えていきたいところです。


阿部 悠人
大学3年次の就活中に「アフリカでの中古車輸出」で成功した人の本を読み、触発され起業。その後、ECコマースやシステム開発を手がけ順調に事業拡大。2017年2月には知り合いから「HYPE」という日利2%の高利回り金融商品への投資を誘われ投資するものの1週間で投資金200万円をすべて失う。それを機に暗号通貨投資の世界を知り、3ヶ月で「億り人」となる。その手法をLINE@にて配信中!

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