「ApeSwap Finance(BANANA)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「年利300%以上で運用できるらしいけど、詐欺とかではないよね?」
と、ApeSwap Financeについて気になっていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
ApeSwap Financeとは
ApeSwap Finance(もしくは単にApeSwap)とは、バイナンス系チェーンであるBinance Smart Chain上で稼働する分散型取引所(DEX)のひとつ。
Binance Smart Chainのトークン規格であるBEP20系トークンを自由に交換することができます。
なお、ApeSwap FinanceはAMM(自動マーケットメーカー)という仕組みを用いているため、仮想通貨を預け入れることで利息収入が得られるイールドファーミングが可能。
UniswapやPancakeSwapと似た仮想通貨だといえるでしょう。
独自トークンBANANA(バナナ)とは
ApeSwap Financeの独自トークンBANANAとはどのような仮想通貨でしょうか。
ApeSwap Financeに支払われた取引手数料は、そのすべて(100%)を使ってBANANAトークンの買い戻し&バーンが行われます。
バーンとは、仮想通貨を二度と使えないように燃焼させることで、トークンの枚数が減少するため、希少価値が上昇します。
さらに、BANANAはGNANA(ゴールデンバナナ)と呼ばれる別のトークンと交換することができます。
BANANAとGNANAは1:1でサポートされているため、基本的には対になる存在となりますが、GNANAにのみ「2%の手数料収入が得られる」メリットがあります。
たとえば、あなたがウォレットにGNANAを入れておくと、誰かが取引を行うたびに支払った2%の手数料収入が、あなたの元に入ってきます。
ただし注意点として、BANANA→GNANAに交換する際には、28%(2%の手数料を入れると計30%)の特別な交換手数料がかかります。
BANANAに短期投資するか、長期的な視点からGNANAに交換するかは考えどころでしょう。
ApeSwap Financeの将来性は?
それでは、ApeSwap Financeの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
BANANAを年利300%以上で運用可能!?
ApeSwap Financeはまだ新しいAMM(自動マーケットメーカー)なので、先行者利益が獲得できます。
タイミングによって利回りは変動するため注意が必要ですが、ApeSwap Financeでイールドファーミングすると年利300%以上の利回りも十分に狙えます。
利回りだけを考慮すれば確実に「買い」なトークンなのですが、問題は年利が「BANANA建て」なので、BANANAが下落すれば本末転倒だということ。
少なくとも、BANANAが横ばいで推移してくれれば、投資する価値はありそうです。
ApeSwap Financeは詐欺ではない?
最近、DeFiブームに便乗した詐欺プロジェクトが乱立しているため注意が必要です。
特にBinance Smart Chain系のAMMとして成功したPancakeSwapをコピーした詐欺プロジェクトが増えています。
ApeSwap Financeについても、PancakeSwapと似た仕組みなので「大丈夫なのか?」と不安になってしまう人も多いでしょう。
しかし現状では、
- ツイッター界隈でBANANAは多く話題に上がっており、投資家から多数の支持を得ている
- コインゲッコーによると、ApeSwap Financeの出来高ランキング(DEX)では17位と上位(有名なCompoundで29位)
未来のことはわかりませんが、少なくとも現時点ではApeSwap Financeが「直ちに消えてしまうことは考えにくい」と思います。
バイナンス上場予想も?
2021年5月、世界最大の取引所バイナンスのCEOであるCZ氏が以下のようにツイートしました。
意味不明ですが、ツイッター界隈では「BANANAがバイナンスに上場するのでは?」との憶測から、トークンが急騰。
もし憶測のとおりであれば、ApeSwap Financeは長期的な成長の土台を獲得することになるでしょう。
ApeSwap FinanceはBinance Smart Chain上のプロジェクトなので、上場にはバイナンス側のメリットも大きいはず。
個人的には十分に期待できるのではないかと考えています。
ApeSwap Financeの買い方
ApeSwap Financeは国内取引所では扱われていません。
海外取引所のOpenOceanで買うことができます。