仮想通貨BitSharesとは?今後の価格や将来性、買い方

コイン

「BitShares(ビットシェアーズ/BTS)ってどんな仮想通貨なんだろう?」

ビットコイン2.0のプロジェクトと呼ばれているけど、いったいどういうこと?」

と、疑問を感じていませんか?

そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。

この記事でわかること
  • BitSharesとは
  • BitSharesの将来性
  • BitSharesの買い方

さっそく、詳しくみていきましょう。

BitShares(ビットシェアーズ)とは

出典:BitShares

BitSharesとは、ビットコイン2.0(進化版のビットコイン)を目指して開発されているDeFi(分散型金融)の仮想通貨プロジェクト。

DApps(分散型アプリケーション)を公開したいさまざまな企業が、幅広い目的で利用することが想定されています。

また、BitSharesにはOpenLedger(オープンレジャー)という分散型取引所(DEX)があり、仮想通貨を交換することができます。

BitSharesを立ち上げたのは、EOS(イオス)の共同創業者のDanLarimer氏と、イーサリアムとカルダノを手がけた天才数学者CharlesHoskinson(チャールズホスキンソン)氏です。

独自トークンの「BTS」は、BitSharesの利用手数料やガバナンストークン(プロジェクトの方向性を決める投票権)として、2014年5月から公開されています。

BitSharesは幅広いビジネスに活用可能

BitSharesを表す言葉として、「Distributed Autonomous Company(DAC)」があります。

これは、会社が分散型(特定の管理者が存在しないこと)の仕組みを取り入れることで、さまざまな業務を自動化するという考え方。

かなりざっくりとしたコンセプトですが、BitSharesは「企業が導入すれば、人件費を節約できるよ」という仮想通貨だと言えますね。

その使い道はさまざま。

たとえば、OpenLedger(オープンレジャー)という分散型取引所を使えば、BTSだけではなく、さまざまな仮想通貨を取引できます。

ここにはステーブルコインが含まれていて、ビットコインと値動きが連動する「bitBTC」や、金と連動する「bitGold」、日本円や米ドル、中国元と連動するステーブルコインもあります。

これらは中央集権的な企業の信頼に依存しないステーブルコインであり、企業はこうした信頼性の高いステーブルコインを自らの経済圏で利用することができます。

DEXなのでハッキングが生じにくいのも、BitSharesを導入する企業に対してのアピールポイントとなっています。

BitSharesの将来性は?

それでは、BitSharesの将来性についてどう考えればいいでしょうか?

DPoS(Delegated Proof of Stake)採用でスケーラビリティ問題に強い

「イーサリアムの使い道は○○」と一言で表しにくいように、BitSharesも、幅広い分散型サービスに対応します。

ちょっとコンセプトがわかりにくいようですが、分散型取引所はもちろん、独自トークンを発行したり、スマートコントラクト(契約機能)を組み合わせて自社業務を自動化できます。

では、BitSharesとイーサリアムの違いはなんでしょうか?

ひとつは、スケーラビリティ問題(取引混雑時の手数料の高騰)を克服していることでしょう。

BitSharesは、DPoS(Delegated Proof of Stake)というアルゴリズムを採用しています。

これはトランザクションの承認権利を20人前後に絞ることで、処理を効率化したアルゴリズム。あらゆる仮想通貨のなかで、最速に近い仕組みと考えられています。

ブロック生成時間についても、ビットコインは10分に1回のところ、BitSharesでは「3秒に1回」です。

これにより、数秒での送金が可能となり、ビットコインよりもはるかに早い送金が可能です。

イーサリアムが1回の送金で数千円のトランザクション手数料がかかることもある中、BitSharesはスケーラビリティに優れた仮想通貨として、注目を集めていく可能性があります。

BitSharesの「紹介制度」が上昇要因に?

BitSharesには「紹介制度」というものが用意されています。

具体的には「Basic Account」「Annual Member」「Lifetime Member」などとランク付けされたメンバーになることで、紹介料が得られるというもの。

たとえば一定額のBTSを支払って「Lifetime Member」になると、BitSharesの利用手数料が80%OFFになったり、紹介した人の手数料の一部がLifetime Memberの報酬になったりします。

めずらしいプログラムであり、BitSharesが広がりを見せるひとつの要素になるかもしれません。

BitSharesの買い方

BitSharesは国内取引所では扱われていません。

海外取引所のバイナンスで買うことができます。