「Celer Network(セーラーネットワーク/CELR)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「Binance Launchpad第3弾の仮想通貨らしいけど、詳細が知りたいな」
と、思っていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
Celer Network(セーラーネットワーク)とは
Celer Network(セーラーネットワーク)とは、2019年3月に公開された、世界を代表するレイヤー2スケーリングソリューションの提供を目指している仮想通貨プロジェクト。
スケーリングソリューションですから、スケーラビリティ問題(取引混雑時の手数料の高騰や取引の遅延)を解決するためのプラットフォームですね。
Celer Networkのチームは、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン大学、マサチューセッツ工科大学の博士が含まれるなど、優秀なことで知られています。
Celer Networkの「レイヤー2」とは?
Celer Networkは、スケーラビリティ問題を「レイヤー2」を使って解決します。
レイヤー2とは、メインのブロックチェーンであるレイヤー1とは異なるチェーンのこと。
たとえばイーサリアムでいえば、レイヤー1はイーサリアム自体であり、レイヤー2はイーサリアムを補助するチェーンです。
レイヤー1はセキュリティを重視しているため、多くの場合、処理能力には特化していません。
そのため、Celer Networkはレイヤー2で、高速、低手数料の送金とスマートコントラクトを提供します。
Celer Networkの将来性は?
それでは、Celer Networkの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
Celer Networkはスケーラビリティを2万倍に拡張!
仮想通貨に参入する投資家は爆発的に増えつつありますが、一方で、スケーラビリティ問題は、共通の課題として残っています。
たとえばビットコインは1秒あたり5トランザクション(取引)、イーサリアムは1秒あたり15トランザクションしか処理できません。
Celer Networkはそうした状況を「2万倍」引き上げることができるとされています(もしくは1秒あたり数十億トランザクションを処理可能)。
高いスケーラビリティが求められるDApps(分散型アプリケーション)も、Celer Networkを採用すればサクサク動かせるということですね。
ではなぜ、Celer Networkはこれほどのスケーラビリティを実現できるのでしょうか?
その理由を詳しく解説すると専門的かつ技術的な内容になってしまいますが、独自の「4層構造」のトランザクション処理に秘密があります。
この4層構造は、Celer Networkで「cStack」という名称で知られています。
- cApps:アプリケーションが存在する層
- cRoute:決済を非中央集権的に処理する層
- cOS:アプリケーションを開発するための層
- cChannel:流動性を高めるための層
「Binance Launchpad」で資金調達を実施
Celer Networkを際立たせているのが、Binance Launchpad(バイナンスローンチパッド)にてIEOを過去に実施しているということ。
Binance Launchpadは、世界最大の取引所バイナンスがプロジェクト(ここではCeler Network)にお墨付きを与え、自社のプラットフォームでトークンを販売するというものです。
Binance Launchpadは、非常に強いブランド力を持ちます。
これまでに約20銘柄しか実施されていませんし、バイナンスの「お墨付き」も手伝って、トークンは軒並み上昇傾向です。
スケーラビリティ問題を解決するためのレイヤー2を提供している仮想通貨は、多く存在します。
ライバルの多い分野で、技術的にも差別化しにくい中、「バイナンスでIEOを実施している」という点はCeler Network最大のアピールポイントだといえるでしょう。
長期的なCELR価格に強気になれるポイントのひとつでもあります。
Celer Networkの買い方
Celer Networkは国内取引所では扱われていません。
海外取引所のバイナンスで買うことができます。