「Celsius(セルシウス/CEL)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「今、勢いのある分散型レンディングサービスらしいけど、将来性は高いの?」
と気になっていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します
- Celsiusとは
- Celsiusの将来性
- Celsiusの買い方
さっそく、詳しくみていきましょう。
Celsius(セルシウス)とは

Celsiusとは、仮想通貨レンディングプラットフォーム「Celsius Network」が発行している独自トークン。
レンディングと言えば、すでに国内取引所などがサービスを提供しています。
しかしCelsiusは、特定の管理者が存在しない分散型(非中央集権的)レンディングプラットフォームであるという点で、それらとは異なります。
Celsiusではプロジェクトが得た収益の最大80%をコミュニティに還元。プロジェクトによると、最大で年利「17.78%」で運用することができます。
仮想通貨レンディングサービスとは?
分散型レンディングサービスとは、上述のように特定の管理者が存在しないレンディングサービス。
ではそもそも「仮想通貨レンディング」とはどのようなものでしょうか?
レンディングプラットフォームは、仮想通貨を「貸して運用したい人」と「借りたい人」をつなぐ役割があります。
つまり僕たちは、Celsiusに仮想通貨を預けることで利息収入を得たり、Celsiusから金利を払って仮想通貨を借りることが可能というわけですね。
そして、仮想通貨を貸した場合には、利息収入を独自トークン「CEL」で受け取ることができます(若干、リターンは下がりますが他の通貨でも受け取れます)。
Celsiusの将来性は?

それでは、Celsiusの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
Celsiusが上昇しやすい理由
Celsiusはその設計上、独自トークンのCELが上昇しやすい仕組みになっています。
まず、CELはガバナンストークンとして、保有することでCelsiusの運営方針を決める投票権として使うことが可能。
それだけではなく、CELは貸し付けた仮想通貨に対する利息の受け取りにも使えます。
しかも、CELで受け取ることにより、通常よりも高いレンディングの利回りで受け取ることができます。
これは、ユーザーにCelsiusの独自トークンを使うメリットを与えていることになるため、その価格上昇にポジティブに作用するでしょう。
Celsiusは「銀行」のように機能する
Celsiusは分散型の「銀行」のように使うことができます。
プロジェクトは決済手段として「CelPay」と呼ばれるものを提供しており、これを使ってウォレットのように仮想通貨の送金が可能。
このCelPayは、送金手数料が完全に無料となっています。
現在世界には、新興国などを中心に銀行口座を持たない人々が約17億人存在します。
そんな人々がCelsiusを使って、お金を「預ける」「(レンディングで)増やす」「送金する」といった経済活動をすべて完結させることができるので、とても便利。
CelsiusのマシンスキーCEOも、
「セルシアスによって、数十億の人々が時代遅れな従来の銀行から離れ、銀行口座を持たないことを選ぶ日を、私たちは心待ちにしている。」
と述べており、銀行口座を持たない人をターゲットにしていることを明かしていますね。
Celsiusのレンディングの利回り
2021年3月現在の記事執筆時点で、レンディングの年間の利回りは以下のようになっています(今後、変動する可能性あり)。
- ビットコイン(5.10%)
- イーサリアム(6.35%)
- Synthetix Network Token(17.78%)
- Matic Network(17.78%)
- Bancor(13.30%)
- Paxos Standard(13.30%)
- Binance USD(13.30%)
仮想通貨ではなくステーブルコインも高い利回りとなっており、低リスクで運用したい方にも魅力的に映るはずです。
上記はごく一部なので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
Celsiusの買い方

Celsiusは国内取引所では扱われていません。
海外取引所のBitMartで買うことができます。