「仮想通貨Dentってどんな通貨なんだろう?」
「どんなプロジェクトで使われているのかな?」
「買ってみたいけど、将来性はあるのかな?」
仮想通貨Dentについて、このように思っている方もいるのではないでしょうか?
仮想通貨Dentとは、通信事業者を通さずに個人・企業間でモバイルデータの容量や帯域幅を売買できるプラットフォーム「DENT」で使用されるトークンのことを指します。
本記事では仮想通貨Dentの以下の点について解説します。
仮想通貨Dentとは?
仮想通貨Dentの概要
通貨名 | DENT(デント) |
最大発行枚数 | 1000億枚 |
ブロックチェーン | イーサリアム |
公開日 | 2017年7月 |
公式サイト | https://www.dentwireless.com/ |
仮想通貨Dentの特徴
自宅やカフェ、空港など様々な場所でWi-Fi環境が整備された現代、
「容量が多いモバイルデータプランを契約したけど、余ってしまった…」
という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
「DENT」は、そういったスマートフォンなどのモバイルデータ容量が余った人が、データ容量が足りない人に対して売ることができるプラットフォームです。
データ容量の売買はプラットフォーム内の独自通貨である仮想通貨Dentを通して行われます。
このサービスの最大の特徴はやはり、
データ容量を売る人:余ったデータ容量を有効活用することができる。
データ容量を買う人:必要な時に安価でデータ容量を確保できる。
というように売る人も買う人も、どちらにとってもメリットがある点でしょう。
また、近年多くの人が海外旅行を楽しむようになった訳ですが、未だに「海外ローミング」分野は進歩しておらず、現地のキャリアではなく国内の海外ローミングサービスを使うと非常に大きなコストがかかってしまうのが現状です。
ポケットwifiを借りるにしても、その価格もまだまだ高く、不便な状況です。
「DENT」を使えば、現地の人の余ったデータを買うことができるため、海外旅行などの短期滞在時のインターネット料金を安く抑えることができます。
「DENT」は現在75か国で利用でき、将来的にはイーサリアムのスマートコントラクト機能を使った自動売買サービスの導入を予定しているとのことです。
「DENT」の運営元はどこ?
「DENT」のサービスを運営しているのは、香港を拠点としている「DENTWireless LTD」という企業です。
同社は2014年に設立され、創設者である「TeroKatajainen」氏のアイディアや経験を元に「DENT」の開発・運営を行っています。
仮想通貨Dentの将来性
「DENT」は普及する?
上記のように今までに無い画期的なサービスを提供している「DENT」ですが、今後の将来性はあるのでしょうか?
結論から言って、かなり将来性のあるサービス・通貨ではないかと思います。
というのも「データ容量が余った」「データ容量が足りない」という問題は誰にでも起こりうる問題であり、こういった売りたい人と買いたい人をマッチングさせるサービスはかなり需要があると予想されるからです。
近年ますます普及してきた「フリマアプリ」と少し似ている点もありますよね。
また、「DENT」は以下のような主要企業・団体とパートナーシップを結んでおり、こちらも期待材料と言えるでしょう。
- サムスンブロックチェーン
- G + Dモバイルセキュリティ
- GSMA
- テレコムインフラプロジェクト(TIP)
- モバイルエコシステムフォーラム(MEF)
- エンタープライズイーサリアムアライアンス
「DENT」の今後のロードマップ
「DENT」は今後、以下のような予定でサービスを展開していくと発表しています。
2021年の初めに、当社の製品のマーケティングと流通を強化します。
同時に、DENTExchangeと当社のプラットフォーム向けの新機能を開発しています。
出典:DENT公式サイト
新型コロナウィルスの影響もあり、どうなるか分からないオリンピックですが仮に開催されるとしたら多くの外国人旅行客が来ることから、国内外問わずデータ容量を売買できる「DENT」はかなり需要がありそうです。
仮想通貨Dentに対応している取引所
2020年10月現在、「仮想通貨Dent」に対応している取引所は以下の通りです。
価格はおよそ0.021円前後を推移しています。