Huobi Tokenとは?特徴、今後の価格予想や将来性、買い方

コイン

「Huobi Token(フオビトークン/HT)ってどんな仮想通貨なんだろう?」

国内取引所のフオビジャパンでも購入できるようになったみたいだけど・・・」

と、Huobi Tokenについて気になっていませんか?

そこで今回は、わかりやすく以下の点を解説します。

この記事でわかること
  • Huobi Tokenとは?その基本情報
  • Huobi Tokenの将来性
  • Huobi Tokenの買い方

さっそく詳しくみていきましょう。

Huobi Token(フオビトークン)とは

出典:Huobi公式

Huobi Tokenとは、中国(香港)の大手取引所「Huobi(フオビ)」が発行する独自トークン。

取引所が発行しているため、「取引所トークン」というジャンルで語られることがあります。

取引所Huobiは現在、日本・シンガポール・アメリカ・香港・韓国など5カ国以上で事業を展開。

世界中の130を超える国々で数百万人のユーザーを誇り、アルトコインの取り扱いは100種類以上あります。

Huobi Tokenは過去、Huobiにて販売されました。

その際には、発売1分で売り切れたり、取引開始から1時間で対USDTで2倍の価格を付けるなどの熱狂ぶりを見せました。

現在も失われていないその魅力について、以下で詳しく解説します。

Huobi Tokenの特徴

Huobi Tokenの特徴を大きくわけると、以下のとおり。

  • 取引手数料が半額になるVIPシステム
  • 毎月、取引所が市場からHuobi Tokenを買い戻しバーンする
  • トークン所有者への特典付与

これらのメリットについては後述していきますが、まず、他の海外取引所の「取引所トークン」との違いについてみてみましょう。

※最新情報は各公式サイトをご覧ください

最も有名なのは、バイナンスの取引所トークン「BNB」ですね。

一方、もっともトークン保有者への待遇がいいのは、手数料が50%OFFになったうえで配当が支払われ、さらにバーンが25%行われるBIXだといえそうです。

しかし以下のように、Huobi Tokenならではの魅力もあります。

Huobi Tokenの将来性は?

それでは、Huobi Tokenにはどんな特徴があるでしょうか?

後述するように、取引所トークンには会社の「株」を購入するような性質があります。

つまり、Huobiを多くのユーザーが利用するようになるほど、Huobi Tokenは上昇しやすくなります。

それをふまえた上で、いくつかのポイントについて考えてみましょう。

毎月行われる「トークンの買い戻し」

取引所Huobiは、毎月、同社の利益額の20%に相当するHuobi Tokenを市場から買い戻します。

その上で、買い戻したHuobi Tokenをバーン(二度と使えなくする処置のこと)します。

(Huobi Tokenに詳しい方は、買い戻しは「四半期ごと」ではないかと思われるかもしれませんが、2020年2月から「毎月の買い戻し」が試験導入されています)

買い戻しごとに一定量の買い圧力が期待できますし、供給量が絞られていくので長期的な価格上昇も見込めます。

これがHuobi Tokenが「株」に似ていると言われるゆえんです。

株の最大の特徴は、業績に応じて配当金や値上がり益が期待できることですよね。

Huobi Tokenも同じく、

  • 配当金はもらえないが、「トークンを買い戻しバーン」することでHuobiがコストをかけて上昇させている(事実上の配当金といえる)
  • 値上がり益は株式同様期待できる

という特徴があります。

Huobiはアルトコインのレバレッジ取引ができる

Huobiではビットコインおよび、12種類のアルトコインでレバレッジ取引が可能です。

取引できるのは、

  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. チェーンリンク(LINK)
  4. ポルカドット(DOT)
  5. イオス(EOS)
  6. トロン(TRX)
  7. カルダノ(ADA)
  8. ライトコイン(LTC)
  9. ビットコインキャッシュ(BCH)
  10. リップル(XRP)
  11. ビットコインSV(BSV)
  12. イーサリアムクラシック(ETC)
  13. ファイルコイン(FIL)

の13の銘柄ですね。

レバレッジ取引があることで、ユーザーはより多くの枚数を取引できます。

つまり、Huobiの収益増加(買い戻し額増加)につながりますね。

取引手数料が最大半額になるVIPシステム

Huobi Tokenを使うと、Huobiでの取引手数料が割引される仕組みがあります。

ですが、ただトークンを使うだけではダメで、一定量を保有した上でVIP申請をしなければいけません。

以下はランク別の必要なHuobi Token保有量と割引率です。

VIPランク必要HT量/月割引率
120HT/月10%
600HT/月20%
1,200HT/月30%
6,000HT/月40%
12,000HT/月50%

こうした仕組みにより、Huobiの手数料を安くしたいヘビーユーザーは、Huobi Tokenをより多く購入することになります。

つまり価格上昇の要因となりますね。

「その分、手数料が割引率されてしまうから、Huobiの収益が悪化するのでは?」と思うかも知れません。

しかし、Huobi Tokenの取引手数料は「取引額の○○%」という体系になっているので、大口投資家が支払う手数料は非常に大きくなります。

多少は割引しても、こうしたヘビーユーザーを囲い込む戦略が有効といえます。

トークン所有者への特典

Huobi Tokenを保有していると、新規上場コインを選ぶための投票権として使うことができます。

そもそも仮想通貨は、大手取引所に上場すると値上がりしやすくなります。

そのため仮想通貨投資家は、すでに保有している仮想通貨をHuobiに上場させるため、Huobi Tokenを使って投票を行います

投資家にとっては、Huobi Tokenを保有しておく理由ができますので、安易な売りを防ぎ、価格を安定させる効果が期待されます。

Huobiは世界最大級の仮想通貨取引所

2013年から運営しているHuobiは、世界最大級の仮想通貨取引所のひとつで、世界でバイナンスに次ぐ第2位の出来高を誇ります。

24時間の取引量ランキング

バイナンスは2017年に開始された新しい取引所なので、バイナンスよりもHuobiに安心感を覚える投資家も多いでしょう。

また最近、Huobiは金融庁認可の国内取引所ビットトレードを買収(株式譲渡)しました。

これにより、日本人にとってHuobi Tokenは、バイナンスのBNBよりも身近な取引所トークンになったといえます。

バイナンスのBNBと並んで、Huobi Tokenは安心して保有できる取引所トークンです。

個人的にも、長期にわたって非常に底堅い値動きになると予想していますよ。

Huobi Tokenの買い方

Huobi Tokenは、国内取引所のフオビジャパンで購入できます。