「NEXOってどんなサービスなの?」
「NEXOの仮想通貨レンディングって稼げるのかな?」
「そもそも仮想通貨レンディングって何?」
NEXOの仮想通貨レンディングに興味をお持ちの方の中には、上記のような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
NEXOとは仮想通貨・法定通貨の貸し出しや借り入れができる貸し出しプラットフォームの名称です。
本記事ではNEXOの以下の点について解説していきます。
- そもそも仮想通貨レンディングとは?
- NEXOはどんなサービスを提供している?
- 現在対応しているNEXOの通貨ペアや配当について
- NEXOの安全性と評判
- NEXOの仮想通貨レンディングの始め方
- NEXOの将来性
そもそも仮想通貨レンディングとは?

NEXOのサービスについて解説する前に、まずは「仮想通貨レンディングとは何なのか?」という点についてお話しましょう。
仮想通貨レンディングとは仮想通貨取引所等に自身が保有する仮想通貨を一定期間貸し出し、貸した仮想通貨に既定の利率を上乗せして返してもらうという仕組みのことを指します。
要は「取引所が一般の利用者に仮想通貨をしばらく貸してもらう代わりに少し増やして返すよ」ということですね。
国債などをイメージして頂けると分かりやすいでしょうか。
貸した仮想通貨にどれだけの利率が加算されるかは取引所によって異なり、例えばコインチェックの場合は一年間ビットコインを預けると5%上乗せされて返却されます。
(100万円分のビットコインが一年後に105万円になって返ってくるイメージ。)
仮想通貨レンディングNEXOとは?

NEXOの概要
サービス名 | NEXO |
サービス内容 | 仮想通貨、法定通貨の貸し出しや借り入れ |
運営企業 | Credissimo |
公式サイト | https://nexo.io/ja |
貸出金利(自分が貸した際の利率) | 6%~12% |
複利 | 有り(日毎) |
借入金利(自分が借りた際の利率) | 5.9%~ |
対応通貨 | 40種類以上の法定通貨・16種以上の仮想通貨(ステーブルコイン含む) |
出金手数料 | 無料 |
その他手数料 | 無料 |
NEXOの仕組み
NEXOはCredissimoという企業が提供している仮想通貨・法定通貨の貸し出しや借り入れができる貸し出しプラットフォームです。
専用のアカウントを作成し、NEXOウォレットに入金するだけで毎日、年利6%~12%の利息を受け取れます。(通貨ごとの利率については後述します。)
また、仮想通貨を担保にしてキャッシュ(現金)も借りることができます。
(※NEXOから資金を借りる場合は最低で年5.9%の金利がかかります)
仮想通貨を預けて現金を借りる際の資産比率は決められており、
預け入れた仮想通貨それぞれの資産比率は、BTC・ETHでは50%、XRP40%、NEXO30%・・・というようにそれぞれ設定されています。
100万円分のビットコインを担保にした場合は50万円まで借りられるということですね。
NEXOの利点
手数料無料
多くのレンディングサービスでは、解約ができなかったり、解約手数料がかかります。
しかしNEXOではいつでも解約OKで解約手数料が無料です。
顧客資産を100%保証
顧客資産を100%保証してくれるのは、ユーザーにとってこの上ない超安心材料ですね。
大きな金額を管理しているNEXOをハッカーが狙わないわけがない。
ハッキングあれば、ユーザーの数は激減してしまいますから、最先端のセキュリティを兼ね備えています。
具体的には、BitGoという米サウスダコタ州の規制当局から認可されている仮想通貨の保管業者が管理。(日本のbitbankもBitGoと提携しています)
そして、BitGoのウォレットにはロイズオブロンドンから100億円もの保険が掛けられています。
ロイズオブロンドンは、ロンドンに似拠点を置く、世界的な保険市場の名称で300以上の保険事業者から構成されています。
NEXOを運営している「Credissimo」について

NEXOを運営しているのは、Credissimoという企業。
2007年に設立し、ヨーロッパで事業を行っているフィンテック企業です。
2014年にブルガリアの株式市場へ上場を果たしており、また2017年にはForbes Business Awards 2017も受賞しているほどです。
10億ドル以上の顧客資産を預かっており、その信頼度の高さが伺えます。
現在対応しているNEXOの通貨ペアや配当について

レンディングに使用できる法定通貨・仮想通貨
レンディングできる通貨 | 利率 |
BTC、ETH、BCH、XRP、LTC、TRX、BNB、PAXG、EOS、LINK、XLM | 6%(8%) |
USDT、HUSD、USDC、PAX、TUSD、DAI、EUR、GBP、USD | 10%(12%) |
様々な仮想通貨とEUR・GBP・USDと法定通貨もレンディング可能です。
かっこ内の利率はNEXOの独自トークンである「NEXOトークン」を使用した際の利率です。
借入ができる法定通貨と担保にできる仮想通貨
借入できる法定通貨
USD、VND、UAH、TRY、THB、SGD、SEK、RUB、RON、PLN、PKR、PHP、PEN、NZD、NPR、NOK、NGN、MYR、MXN、MAD、KRW、KES、JPY、INR、ILS、IDR、HUF、HRK、HKD、GHS、GEL、GBP、EUR、EGP、DKK、CZK、CYN、CLP、CAD、BGN、AUD、ARS、AED
担保にできる仮想通貨
BTC、BNB、TRX、TUSD、ETH、EOS、PAXG、DAI、XRP、LINK、USDT、HUSD、BCH、XLM、USDC、LTC、PAX、NEXO Token
※上記の情報は2020年12月時点のものです。
NEXOは安全なの?利用者の評判は?

NEXOで仮想通貨レンディングを行うリスク
NEXOで仮想通貨レンディングを行う際のリスクですが、仮に運営元が破産してしまった場合は預けていた仮想通貨が戻ってこなくなる可能性があります。
よく勘違いされがちなのですが、前述した1億ドルの保険は従業員の不正やハッキング被害にあった際などにしか適用されないため、経営に失敗して破産した際は資産は保証されません。
つまり、いくら保険があるといっても完全にノーリスクな訳ではないのです。
実際NEXOと同じく仮想通貨レンディング事業を行っていた米企業Cred(クレド)も2020年11月に破産申請を行っており、利用者からは返金を求める声も挙がっているようです。
他の仮想通貨レンディング企業が破産したからNEXOも危険という訳ではありませんが、投資を行う際はリスクもしっかりと考えておくべきでしょう。
利用者の評判
実際にNEXOを利用している方の口コミや評判などを調査しましたが、現時点では特に悪いニュースはなく、レンディングによる配当も問題なく受け取れているようです。
ただし中にはNEXOの利率が高く、それが破産に繋がる危険性があるのではないかと不安に思っている方もいました。
NEXOで仮想通貨レンディングを始める方法

NEXOで借り入れや配当を受け取るには、専用の口座を開設し、KYC(個人認証)を済ませる必要があります。
公式サイトにアクセス

- メールアドレス
- パスワード
- パズル認証
- サインアップ

メールが送られくるので確認をクリック

マイプロフィール

- 名前(ローマ字)
- 市町村
- 郵便番号
- 住所
- 国
- +81 携帯番号

携帯に届いたSMS認証を受ける

OKをクリック

次に上のタブで切り替えて、詳細認証を開始

本人確認資料を提出
次に二段階認証をします。

右上のセキュリティをクリック

有効をクリックして二段階認証
これで完了です。
また、NEXOではいつでも解約することが可能で、その際に手数料などもかかりません。
NEXOの将来性は?

NEXOは2020年12月に公式ブログで1200万ドル分のNEXOトークンを買い戻すと発表しました。
トークンを買い戻すということは供給量が減り、市場にあるトークンの価値が上がるということなので既に保有している投資家にとっては嬉しいニュースですよね。
この際に買い戻されたトークンは利息およびキャッシュバックの支払い、配当金の分配、および分散型取引所での流動性の提供に使用されるとのことです。
また、2019年にもNEXOはプロジェクトで得た収益(貸し出しで得た利子など)の30%を配当金としてNEXOユーザーに配布していました。
上記のニュースを見る限り、現時点ではNEXOが破産などをする可能性は低いでしょう。