QuarkChain(QKC)の将来性は?今後の価格や買い方

コイン

「QuarkChain(クオークチェーン/QKC)っ‌て‌ど‌ん‌な‌仮‌想‌通‌貨‌な‌ん‌だ‌ろ‌う?」‌ ‌

10万TPSという驚異の処理能力でイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するらしいけど、将来性は高いの?」

とQuarkChainについて気になっていませんか?

そ‌ん‌な‌方‌に‌向‌け‌て‌今‌回‌は、‌以‌下‌の‌ポ‌イ‌ン‌ト‌に‌つ‌い‌て‌解‌説‌し‌ま‌す。‌ ‌

この記事でわかること
  • QuarkChainとは
  • QuarkChainの将来性
  • QuarkChainの買い方

さっ‌そ‌く、‌詳‌し‌く‌み‌て‌い‌き‌ま‌しょ‌う。‌

‌QuarkChain(クオークチェーン)と‌は‌

出典:QuarkChain

QuarkChainとは、汎用性の高いDApps(分散型アプリケーション)プラットフォームの提供を目指している仮想通貨プロジェクト。

イーサリアムのスケーラビリティ問題(取引混雑時の手数料の高騰や、取引の遅延)を、非中央集権的(特定の管理者不在)な仕組みを維持しながら解決できます。

公式サイトのデータによると、1秒当たりに処理できるトランザクション数(TPS/取引数)は、

  • ビットコイン(BTC):4 TPS
  • イーサリアム(ETH):10 TPS
  • VISA(クレカ):44941 TPS
  • QuarkChain(QKC):99867 TPS

とQuarkChainが圧倒的に優れています。

この処理能力の高さにより、近年スケーラビリティ不足が問題となっているDApps(たとえば分散型取引所などのDeFiサービス)を改善できるのではないかと期待されています。

世界中で10万人以上のコミュニティを有する

QuarkChainというプロジェクトを聞いたことがない方もいるかもしれません。

しかし実は、産業系、金融系、DAppsプラットフォーム系、エンタメ系、ゲーム系など70以上のプロジェクトがQuarkChainを採用しているとされています。

また投資家を含むQuarkChainのコミュニティは、世界中に10万人以上存在しています。

日本をはじめとし、中国、シンガポール、韓国、ベトナム、タイ、アメリカなどにQuarkChainに関心を持つグループがあるようですね。

‌QuarkChainの最大の特徴は「シャーディング」

QuarkChainは、注目の技術「シャーディング」によってスケーラビリティ問題を解決します。

シャーディングとは、トランザクション(取引)の処理を複数のグループに分割し、並列で行うことで高速化できる技術。

現状、イーサリアム自体にはシャーディングは実装されていません。

そのため、QuarkChainが代わりとなって、イーサリアムよりも安い手数料で、素早く取引を処理します。

QuarkChainの‌将‌来‌性‌は?‌

そ‌れ‌で‌は、‌QuarkChainの‌将‌来‌性‌に‌つ‌い‌て‌ど‌う‌考‌え‌れ‌ば‌い‌い‌で‌しょ‌う‌か?‌ ‌

2021年以降、QuarkChainの需要は増加する?

大前提として、QuarkChain上ではDApps(分散型アプリケーション)を構築することができます。

しかしこの点は、イーサリアムやEOS、NEOといった仮想通貨と同様です。

なので、QuarkChainのメリットは多機能さではなく、「高速」で「手数料が安い」ことです。

これだけでは価値としては弱いのでは?」と思われるかもしれませんが、2021年現在、仮想通貨が軒並み上昇したことでトランザクションが急増し、イーサリアムの送金手数料は法外なほど高騰しています。

そんなタイミングだからこそ、QuarkChainのようなプロジェクトが存在感を増してくる可能性がありますね。

仮想通貨は今後数年で、商業シーンで本格的に実用化されることが期待されています。

しかしイーサリアム単体では「スケーラビリティ問題」というハードルがあり、その準備ができていません。

QuarkChainのようなスケーラビリティ問題を解決するプロジェクトにより初めて、仮想通貨の商業シーンへの活路が開けてきます。

イーサリアムからDAppsを簡単に移行可能

QuarkChainはイーサリアムのスマートコントラクト(契約機能)と互換性があります。

なので、仮想通貨プロジェクトが「イーサリアム、遅いし、高いな」と感じたら、コードに変更を加えることなく、そのまま自社のDAppsをQuarkChainに移行できるのです。

移行へのハードルが非常に低いので、短期間でQuarkChainを採用するプロジェクト増える可能性もあります。

スケーラビリティ問題を解決するプロジェクトは競合が多い

とはいえ、QuarkChainは今のところ、ライバルとの競争に苦戦しており、トークン価格も2018年当時と比較すると伸び悩んでいます。

スケーラビリティ問題へのソリューション(解決策)は、市場規模としても大きいため、多くの仮想通貨プロジェクトが注力し始めています。

イーサリアム以外のプラットフォームであるNEOやEOSもライバルとなり得ますし、スケーラビリティ問題の解決に特化したZilliqaなどもあります。

イーサリアム自体もアップデートを重ねて、スケーラビリティ問題を解決してくるでしょう。

そうした中で、QuarkChainはライバルに対し、さらなる独自の強みを提示していくことが課題となっています。

QuarkChainの‌買‌い‌方‌

QuarkChainは‌国‌内‌取‌引‌所‌で‌は‌扱‌わ‌れ‌て‌い‌ま‌せ‌ん。

海外取引所のバイナンスで買うことができます。