sparkトークンとは?
2020年8月10日、リップル社の投資部門「Xpring」が出資を行うプロジェクトである「Flare Networks(フレアネットワーク)」がリップル保有者を対象に1:1の割合でSparkトークンを付与するエアドロップを行う予定であると発表しました。
sparkトークンの概要
発行枚数 | 1,000億枚 |
ティッカーシンボル | 現時点では不明 |
主な用途・役割 | FXRPトークン発行の担保としての役割 |
受け取り方法 | オプトイン方式 |
「Sparkトークン」はリップル社投資部門Xpringが出資するFlare Networksの仮想通貨で、具体的には、Flare NetworksはXRPL(XRP Ledger/リップルの分散型台帳)にスマートコントラクト(契約機能)を導入することを目的としています。
Sparkトークンは、このネットワーク上で使用されるFXRP(XRPと等しい価値を持つトークン)発行の際の担保として扱われます。
Sparkトークンのエアドロップの時期はいつ?
2020年10月現在、Sparkトークンのエアドロップが行われる日程は明らかになっていません。
ただしSparkトークンの分配量を決定するための権利確定日である「スナップショット」が2020年12月12日との発表があったことから、少なくともそれ以降の配布になることは間違いないでしょう。
同様にSparkトークンが上場する予定なども現時点では不明となっています。
Sparkトークン対応予定の取引所は?
2020年10月現在、「Bitrue」「Uphold」「Gatehub」「AnchorUSD」ら4つの取引所がSparkトークンの取り扱いを決定したことが明らかになっています。
国内の取引所もSparkトークンの取り扱いを検討しているとのことですが、残念ながら現時点では正式に取り扱いを決定した取引所はありません。
取引所名 | 対応方針 |
GMOコイン | 暗号資産XRPの保有者に対して、Flare Networksにより暗号資産「Sparkトークン」が付与される予定であることが発表されております。この暗号資産に関し、当社ではお客さまの利便性を最優先とした対応方針を検討しております。 引用:GMOコイン |
bitbank | ビットバンクは現在、Flare Networksについての対応を検討しております。 引用:bitbank |
SBI VC Trade | Flare Networks社によるXRP保有者に対するSparkトークンの付与の件につきまして、現在当社ではその取扱いについて検討しております。関係各所へ事実関係の確認・協議、対応状況の調査などを行っており、あらためてご案内いたします。 引用:SBI VC Trade |
ディーカレット | Flare Networks社によるXRP保有者に対する Sparkトークンの付与の件につきまして、 現在当社ではその取扱いについて検討しております。 詳細は方針が決定し次第、 当社サイト等にてご案内をさせていただく予定です。 引用:ディーカレット |
FXcoin | 現在当社では対応方針を検討しております。 詳細が決定次第、当社サイト等にて改めてご案内させていただきます。 引用:FXcoin |
なお、コインチェックからはSparkトークン取り扱いに関する告知などは出ておらず、今後対応するかは不明となっています。
Sparkトークンの受け取り方法
Flare公式ツイッターによると、Sparkトークンはオプトイン方式での配布となるようです。
オプトイン方式とはリップル保有者なら無条件で受け取れるのではなく、申請した希望者だけが受け取れる方式のことを指します。
2020年10月時点では、XUMMウォレットとLedger Nanoから受け取り申請が可能となっています。
XUMMウォレットから申請する方法
XUMMウォレットを使用する場合はXUMMユーザー専用のオプトイン申請ツールが必要になります。
- ツールを起動すると免責事項が出るのでチェックして「続行」をクリック
- 左側のXUMMでサインインの「続行」をクリック
- QRコードが表示されるのでウォレットで読み込んで「受け入れる」を選択
- ツールの方に戻り、「私は自分のETH互換の新しいアドレスを作成しました」をクリック
- 自身のマイイーサアドレスを入力して「次へ」をクリック
- 「XRPLでアカウントの所有権を確認する」という画面になるので「次へ」をクリック
- 「Scan a QR code instead」という黄色いボタンが表示されるのでクリック
- 表示されたQRコードを、先程同様にウォレットから読み込んで「受け入れる」を選択
- 最後に「次へ」を選択すれば申請は完了
Ledger Nanoから申請する方法
- Flare公式サイトにアクセスし、必要事項を入力する
- METAMASKのETHアドレスを入力するとMessage Keyに値が表示されるのでコピーしておく
- XRP ToolKitへアクセス後、Ledger nanoを接続する
- XRP ToolKitの「Message Key」に、先程コピーしておいたMessage Keyを貼り付ける
- Uploadして、Flareサイトに成功の表示が出たら申請は完了