「Swipe(スワイプ/SXP)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「5~10年後が楽しみな仮想通貨プロジェクトらしいけど、そんなに将来性高いの?」
と、気になっていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
Swipe(スワイプ)とは
Swipeとは、仮想通貨での支払い(仮想通貨決済)サービスを提供するプロジェクト。
起業家で、ビットコイン黎明期からの投資家でもあるホセリートリザロンド氏によって創業されました。
Swipeの特徴は、ポイントや電子マネーのような感覚でSXPを使って送金できる点。
また、仮想通貨決済に必要な機能「ウォレット」「カード」「トークン」のすべてをまとめて提供していることも特徴です。
この3つを順番にみてみましょう。
Swipeウォレット
仮想通貨の支払い、受け取り、保存ができる電子財布です。
Swipeでは、決済に適したシンプルなウォレットを用意することで、(投資家ではない)買い物をする一般ユーザーでも簡単に仮想通貨を使って送金することができます。
デビットカード
Swipeは、国際ブランドのVisaに対応するデビッドカードを提供しています。
利用者はSwipe(SXP)を使って支払い、店舗側は法定通貨で受け取ることができる仕組みになっています。
このカードはすでにEU圏内で使える状態にあり、無数のVisa対応店舗でSXPを使って買い物ができます。
スワイプトークン(SXP)
SXPはSwipeの独自トークンで、決済に利用することができます。
またSwipeネットワークの利用手数料(Gas)としても使えるほか、一定の枚数を保有することで特別割引でサービスを利用できることがあります。
Swipeの将来性は?
それでは、Swipeの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
Swipeはバイナンスが買収済み
2020年7月、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスは、過半数の株式を取得し、Swipeを買収したことを発表。
バイナンスのCEOであるCZ氏は、仮想通貨に詳しくない一般ユーザーにとって、より仮想通貨を使いやすくすることを目指しています。
その一環として、「仮想通貨→法定通貨」への交換や、買い物が簡単にできることも重要。
今後、Swipeの技術を用いて、そうした環境を整備していくものと考えられます。
バイナンスの影響力の大きさを考えれば、今後、SXPトークンが何らかの形で活用された場合、その需要と価格も急騰することになるでしょう。
CertiK認定を取得済み
CertiK認定とは、スマートコントラクトやブロックチェーンがハッキングに強いことを証明する仕組みです。
Swipeは決済システムなので信頼性が命。
バグなどで仮想通貨が不正に送金されたりすると、その信頼性を大きく損ないます。
プロジェクトは通常、人の手によってバグを発見し、手動で修正していますが、CertiKはこうしたバグを常に自動で検証する仕組み。
これによりSwipeの安全性が周知のものとなりました。
バイナンスから買収されたことに加えて、Swipeの信頼性を裏付ける材料ですね。
5~10年後が楽しみなSwipe
「仮想通貨が決済に使われることなんて、現状ではかなり少ないのでは?」と思う方も多いでしょう。
しかし仮想通貨は変化が早い業界なので、今後5~10年後には、現在とは比べものにならないほど仮想通貨決済が普及している可能性があります。
たとえば5年前、ITに詳しい人でも、「ビットコインは一過性のバブル」と言っていました。
一般人は、もはやビットコインという名前すら知りませんでしたよね。
しかし2021年現在では、テスラなどの世界的企業がてバランスシートにビットコインを組み込むようになっています。
Swipeはすでに高く評価されているプロジェクトです。
しかし、バイナンスはSwipeを一般人にも使いやすい形で決済の手段を提供し、仮想通貨決済が流行るのを「待ち構えている」状態です。
バイナンスの思惑通りとなれば、どこかのタイミングでSwipeも大きく伸びることになるでしょう。
Swipeの買い方
Swipeは国内取引所では扱われていません。
海外取引所のバイナンスで買うことができます。