仮想通貨UNUS SED LEOとは?今後の価格予想や将来性

コイン

「UNUS SED LEO(LEO)ってどんな仮想通貨なんだろう?」

Bitfinexの取引所トークンらしいけど、将来性について知りたい」

とUNUS SED LEOについて気になっていませんか?

そこで今回は以下のポイントについてわかりやすく解説。

この記事でわかること
  • UNUS SED LEOとは?その基本情報
  • UNUS SED LEOの将来性
  • UNUS SED LEOの購入方法

さっそく、詳しくみていきましょう。

UNUS SED LEO(LEO)とは

UNUS SED LEOとは、大手取引所「Bitfinex(ビットフィネックス)」や、ステーブルコインUSDTを発行する「Tether(テザー)」の親会社である「iFinex社」が発行している独自トークン。

2020年12月現在の時価総額ランキングは21位です。

「Bitfinexの取引所トークン」として知られているUNUS SED LEOですが、厳密にはもう少し用途は広く「iFinexの経済圏」で使うことができるトークンだといえますね。

Bitfinexは2019年5月、IEO(取引所内で実施するICO)でUNUS SED LEOを発行しました。

IEOでは、「1LEO=1USDT(1ドル)」で販売されました(その後は市場で取引され、2020年12月現在は「1LEO=1.36ドル」へとわずかに値上がりしています)。

UNUS SED LEOの特徴

UNUS SED LEOの保有者には、以下のような特典が付与されるのが特徴。

  • トークン保有量に応じて、取引所の「取引手数料」が割引される
  • UNUS SED LEOの「買い戻し」と「バーン」が実施される

UNUS SED LEOは他社の取引所トークン(バイナンスのBNBなど)と同じく、買い戻しやバーンが行われます。

また、UNUS SED LEOはBitfinexではなく、親会社である「iFinex社」が発行しているトークンです

そのため今後iFinex社がローンチする新しいサービスにおいても利用できたり、UNUS SED LEOの保有者に対し、何らかの特典が付与されたりする可能性がありますね。

たとえば、現時点では、同社が運営するEthfinex Trustlessという取引所でも使うことができます。

純粋な取引所トークンよりも、若干、用途の広がりが期待できるトークンとなっています。

UNUS SED LEOの将来性は?

後述するように、このトークンにはiFinex社の「株式」に似た性質があります。

それをふまえた上で、UNUS SED LEOの将来性について考えてみましょう。

買い戻しとバーンが実施される

このトークンを保有する最大のメリットがこちら。

iFinex社とその関連会社(Bitfinexを含む)は、総売上の「最低27%」を使ってUNUS SED LEOを市場から買い戻してくれます

さらに、買い戻したトークンはバーン(二度と使えないように焼却)されることになっています。

つまり、買い戻しによって市場に買い圧力が生まれるとともに、バーンによって総供給量が減少するため、希少価値が高まるという設計になっています。

iFinex社が利益を上げれば上げるほど、UNUS SED LEOは値上がりしやすくなります。

このことから、UNUS SED LEOはiFinex社の「株式」に近い性質があるといえるでしょう。

手数料が割引される特典も

UNUS SED LEOを保有することで、手数料が割引されるという特典があります。

たとえばiFinex社の代表的な取引所であるBitfinexの場合、保有量に応じて最大25%の手数料を割引してもらえます。

投資家からすると、UNUS SED LEOを売却すると手数料が高くなってしまいます。

そのため、ホールドし続けようという動機が生まれ、投げ売りされにくくなる仕組みとなっています。

ただし、手数料の割引について通貨ペアなどによって異なる可能性があるため、詳しくは公式サイトなどで確認してみてくださいね。

世界最大級の仮想通貨企業の独自トークン

UNUS SED LEOに投資する魅力を一言でいうと、世界最大級の仮想通貨企業である「iFinex社」に投資することができる点でしょう。

同社の子会社である取引所Bitfinexは世界5本の指に入る取引所ですし、子会社のTether社は時価総額ランキング4位のUSDTを発行しています。

そのため、取引所トークンへの投資を検討している方なら、ポートフォリオのひとつとしてUNUS SED LEOを買わない手はないでしょう。

ただし、iFinex社については「疑惑の目」が向けられている点もお伝えしておかなければなりません。

その代表が「テザー問題」です。

子会社のテザー社はUSDTを発行するにあたって、本来保有しているべき「裏付け資産」を保有していないのではないか、と疑いの目を向けられています。

また、Bitfinexは過去に生じた8.5億ドルの損失を補填するため、テザーを不正に利用した疑いがあるとして、ニューヨーク州検事長事務局に訴えられています。

いずれも完全に「クロ」であると証明されたわけではありませんが、投資家としては不安を感じるところ。

気になる方は、情報収集してからUNUS SED LEOへの投資を検討してみるといいでしょう。

UNUS SED LEOの買い方

UNUS SED LEOは国内取引所には上場していません。

海外取引所のgate.ioで買うことができます。