こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは43万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、バイナンスコイン(BNB)が約5%も上昇していますね。
TOP100通貨|急上昇ランキング!
ここ24時間でDigitex Futures (DGTX)が約14%上昇!
取引所Digitex Futuresのスタートが4月30日に控えており、期待感が高まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①バイナンス、1200万円分のBNBを大放出!!トレードコンテスト開催で
バイナンス分散型取引所 テスト利用者に仮想通貨BNB「10万ドル相当」を寄与へ |BNBは急騰https://t.co/rHVEOSjaXP
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年3月2日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)は、「Binance DEX」上でトレードコンテストを開催すると発表。
なんと報酬額は、1万BNB(約1200万円相当)に上ります。
コンテストの内容は以下のとおりです。
- バイナンスアカウントでの1BNB(約1200円)以上の保有が参加条件
- コンテスト期間は、2019年3月7日~21日
なお、「Binance DEX」とは、バイナンスが新たに開発する分散型取引所(DEX)のことです。
分散型取引所(DEX)とは:
特定の管理者が存在しない、非中央集権的な取引所のこと。ブロックチェーン上で稼働することによる最高水準のセキュリティがメリット。代表例として、EtherDeltaやOpenledgerなどが挙げられる。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②ビットコイン、2月の月足が「陽線」で確定!
ビットコインが6ヶ月ぶりに月足でプラス水準に転換|今後の仮想通貨市場での注目ポイントは?https://t.co/1wsHduMvLu
2月のビットコイン月足チャートが6ヶ月ぶりにプラス水準に転換した。月足で6ヶ月間マイナス水準を継続していたのは過去最長であり、重要な転換点となる。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月2日
ビットコイン(BTC)チャートにて2月の「月足」が決まり、6ヶ月ぶりの陽線が確定しました。
- 陽線: 月初めよりも月末のほうが価格が高いときに表示される。「緑色」で示されることが多い
- 陰線: 月初めよりも月末のほうが価格が安いときに表示される。「赤色」で示されることが多い
ここ半年間連続していた月足の陰線により、仮想通貨市場は長期的な下落トレンドでしたが、2月の月足が陽線で確定し、一旦の「下げ止まり」が意識されます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
月足が陽線で確定しても、「下落トレンドが終わった」と断言はできません。
しかし「これまでに無かった傾向」なのは確かです。
さらに、「コマ」(月初めと月末の価格がほぼ同じことを表す)ではなく、しっかりとした陽線が確定したのもポイント高いですね!
これを見て買いを仕込んでくる投資家も多いので、より上昇へ向かいやすくなるでしょう。
少し気が早いようですが僕が注目しているのは3月の月足です。
もし3月が陽線で確定すると「2カ月連続の陽線」となるので、いよいよ「底を打った!」という見方が大きくなります。
ロンガー(買い方)が大きく有利になってくるので、買い手としてはここに注目していきましょう。
③仮想通貨に追い風!キャッシュレス決済で「5%還元」
日本政府、増税後のキャッシュレス決済で5%を還元 値引きも優遇対象に|仮想通貨業界にも追い風https://t.co/KXh4rn8o3n
今年10月に増税を控える中で、政府が導入するキャッシュレス決済へのポイント還元サービスの詳細が明らかになった。
仮想通貨業界への追い風になる可能性もある。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月2日
日本政府は現金を使わない「キャッシュレス決済」を利用した場合の「優遇措置」を検討していましたが、その全容について、日本経済新聞が明らかにしました。
具体的な優遇措置は、以下のとおりです。
- キャッシュレス決済を利用した場合、5%分をポイント還元する
- ポイントだけでなく、値引きも優遇の対象とする
現金での支払いに比べ、キャッシュレスへの「大幅な優遇」に注目が集まります。
阿部悠人の考察(重要度★★)
今年10月に行われる増税の負担感を軽減するための措置でしたが、予想以上にオトク感が強いですね。
特に、「値引き」もOKなのは大胆な決定です。
ポイント還元にはイマイチ関心がない人でも、目前の商品が「5%OFF!」となれば「キャッシュレス、使ってみようかな?」となりますね。
ただし注意点として、仮想通貨決済(ビットコイン決済)は、日本政府が言う「ポイント還元」「値引き」の対象外です。
そこは残念ですが、今後数年でキャッシュレス決済が「当たり前」になれば、キャッシュレス市場全体が大きくなり、その一部は仮想通貨に流れてきます。
なので、(間接的に)仮想通貨への追い風になるニュースといってよいでしょう!
④仮想通貨QASHが『Liquid Coin (LQC)』に名称変更
日本発の仮想通貨QASHが『Liquid Coin (LQC)』にリブランディング、変更理由と今後の方針はhttps://t.co/YRWH8pA1oF
柏森CEOは「QASHトークンをLiquidに完全統合する。実用性はプラットフォームと共に拡大することが重要。『金融の民主化』というLiquidのビジョンを反映している。」などと言及した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月1日
日本で仮想通貨取引所を運営するQUOINE社が、同社発行の仮想通貨「QASH(キャッシュ)」を「Liquid Coin(LQC)」にリブランディングすると発表しました。
QUOINE社の栢森加里矢CEOは、名称変更の理由について
「トークンの実用性はプラットフォームとともに拡大することが重要であり、かつ、トークンは我々がLiquidプラットフォーム上で提供すべき価値を示すアイデンティティを有している必要があります。」
と説明しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「QUOINEX」は、2018年9月に取引所の名称を「Liquid by Quoine」に変更しています。そのことが関係していますね。
QASH(キャッシュ)は、「Liquid by Quoine」のプラットフォーム上で利用される仮想通貨。
なので、Liquidの文字が入った「Liquid Coin(LQC)」のほうが自然だということでしょう。
ただ、QUOINEX時代を知る身からすると、「QASH」(キャッシュ)のほうがピンと来てしまう・・・笑
まあコミュニティが盛り上がり、価格が上昇しやすくなるなら「よし」としましょう!
本日のまとめ
- バイナンス、1200万円分のBNBを大放出!!トレードコンテスト開催で
- ビットコイン、2月の月足が「陽線」で確定!
- 仮想通貨に追い風!キャッシュレス決済で「5%還元」
- 仮想通貨QASHが『Liquid Coin (LQC)』に名称変更
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
このコンテストは「Binance DEX」の稼働テストを兼ねて行われるものです。
テスト環境で行われるので、トレードするのは擬似的なBNBトークン(つまり偽コイン)。
そのため、トレードの含み益そのものに意味はありませんが、コンテストで好成績を収めたときの賞金は、もちろんホンモノのBNBトークンです!
「賞金」のみがリターンになるということですね。
また、期待感からBNBトークンそのものも上昇中(24時間比5%プラス)。
10位以下だった時価総額も8位まで浮上しています。
腕に自信がある方はコンテストに参加してみるもよし、バイナンス周りが盛り上がっているので、純粋に投資対象としてBNBをホールドするのもありでしょう!