大口のBTC爆買いが止まらない!クジラ数が17年バブル超えした意味

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは102万円台で推移しており、ここ24時間で約5%上昇。

時価総額トップ10では、カルダノ(ADA)が約11%と2ケタの大幅上昇となっていますね。

またアルトコインでは、ファイルコイン(Filecoin/FIL)でメインネット日程について発表があったため、後述します。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①大口のBTC爆買いが止まらない!クジラ数が17年バブル超えした意味

仮想通貨を分析する「グラスノード」の調査から、特に直近で、クジラ(ビットコインの超大口投資家を指す)がビットコインを買い集めていることが判明しています。

グレーはBTC価格、イエローは1000BTC以上のクジラの数

1000BTC(10億円相当)以上のビットコインを保有するクジラの数は、2018年12月にビットコインが約35万円で底打ちしてから、増加傾向。

クジラの数は現在、1882に到達しています。

ビットコインが2017年12月(赤枠)に約240万円を記録した水準をすでに大きく上回っており、現在もクジラの伸びは衰える気配がありません。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

クジラと聞くと、「パワープレイで価格操縦する悪い奴ら」なんてイメージがある方もいるかもしれませんね(笑)

もちろん、そういう一面もあります。

昨日のビットコイン暴落では、その背景にはマイニング関連の悪材料のほか、新たに取引所ジェミナイのクジラが利益確定をしたことによる悪影響が考えられています。

しかし、以下の図をご覧ください。

これは、「1年以上移動していないビットコインの量」で、過去4年間で最高水準まで高まっています。

中にはパスワードを忘れて取り出せなったビットコインもあることでしょう。

こうした「消えたBTC」が増えると、市場での供給(売り圧)が減少するため価格上昇に直結しやすいんですね。

そうした意味で、ガチホを好むクジラが保有するビットコインが増えると、長期的に売られにくい状況が進み、価格上昇に寄与しやすいと解釈することもできます。

なのでこの傾向については、僕はむしろポジティブにとらえています。

ここからは、本日の主要ニュースをご紹介します。

  • 16日、ビットコインは103万円台まで上昇。日経225が前日比5%上昇しており、強い株式市場に引っ張られている可能性
  • 約1億3400万円相当をビットコインで決済!トルコの不動産企業アンタルヤ・ホームズが不動産を売却で
  • 仮想通貨リップルは、銀行間のブリッジ通貨「以上」の存在に?リップル社CTOが「決済通貨として便利と気が付いて」と語る
  • 韓国の中央銀行が仮想通貨(デジタル通貨)発行のため法律専門家グループを正式に立ち上げ

話は変わりますが、多くの仮想通貨プロジェクトにとって「メインネット(正式版)ローンチ」は最大級のイベントであり、上昇要因ですよね。

実は先日、ファイルコイン(Filecoin/FIL)というプロジェクトがメインネットについて、

7月20日から8月20日の間にローンチする。」

と発表しました。

このように価格も上昇傾向ですね。

ファイルコインはP2P(分散型)のストレージサービスのプロジェクトで、2020年2月には上記でも登場したジェミナイが上場計画を発表するなど勢いがあります。

ジェミナイといえば上場審査の厳しい取引所ですから、「ここにお墨付きを得ている+メインネット材料」ということで今後ジワジワと盛り上がってくるでしょう。

本日のまとめ

  • 1000BTC(10億円相当)以上のビットコインを保有するクジラの数は、2017年12月を大きく上回るなど急増中。ネガティブなイメージもあるが、僕は大きなマイナス材料とは捉えていない

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!