こんにちは、阿部です。
ここ1週間ほどの値動きが堅調なコインの1つとしてリップル(XRP)があげられます。
リップル社のシステムは、次世代を担う銀行間の送金システムの分野で大きな期待を背負っています。
ここ1週間においてもいくつかのニュースが発表されています。
最近のリップルの材料3つ
- リップル社のシステム「xRapid」を大手銀行が採用する可能性が浮上
- SBIバーチャル・カレンシーズが、リップル(XRP)の取引を2018年6月4日に開始
- リップル社が大学ブロックチェーンリサーチ構想(UBRI)を2018年6月4日に発表。17大学と提携
について、それぞれご紹介していきます!
リップル社の「xRapid」を大手銀行が採用する可能性が浮上
リップルが開発する銀行間の送金システムである「xRapid」を大手銀行が採用する可能性が浮上しています。
リップル社のCEOであるBrad Garlinghouse氏がCNBCインタビューに答える形で明らかとなりました。
今年中にも大手銀行へと採用される可能性があるとされています。
「xRapid」とXRPの関係
「リップルのシステムが採用=XRPの値上がりではない」とよく言われています。
これはそのとおりで、リップル社=XRPではありませんし、リップルのシステム=XRPという図式も必ず成り立つことではありません。
しかし「xRapid」についてはXRPとの関連性が高いシステムでありXRPの値上がりに繋がる材料であると一般的に解釈することができます。
「xRapid」はすべての送金にXRPを利用する
「xRapid」とは、そもそもどのようなものなのでしょうか?
これは、送金業者向けシステムです。
たとえば銀行で「xRapid」が採用されると、低コストで素早く送金することが可能となるなどのメリットがあります。
「xRapid」では、すべての法定通貨をいったんXRPに換金して送金をおこないます。
XRPとの関連性が高い送金システムなので大手銀行で採用されれば、値上がりに直結することがシンプルに考えられますね。
SBIバーチャル・カレンシーズがXRPの取引をスタート!
何度か延期になっており投資家の期待が高まっていたSBIバーチャル・カレンシーズ。
取引がついに解禁されました!
まず2018年6月4日からXRPの取り扱いがスタートします。
当初はXRPのみの取り扱いとなります。
この材料も、XRPの値上がり期待感の向上に繋がっているでしょう。
ちなみに、SBIバーチャル・カレンシーズは今後
- リップル(XRP)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
の順番でラインナップを増やしていく予定です。(※なお、2018年6月6日現在は先行予約者(2万人)のみが取引可能となっており、一般の口座開設は2018年7月中からの予定となっています)
リップル社がUBRIを発表!17大学と提携
リップル社は2018年6月4日、大学ブロックチェーンリサーチ構想(UBRI)を発表しました。
マサチューセッツ工科大学などを含む世界の有名17大学と提携し、5千万ドル(約55億円)を寄付します。
また技術的知見からもリップル社がサポートを行います。
世界の名門大学の間で仮想通貨・電子決済の研究を加速させさらに業界を盛り上げていくのが狙いと考えられますね。
- 高い研究能力を持つ有名大学に研究費用をサポート
- 研究により、仮想通貨の技術が発展していく
- 仮想通貨が高く評価され、その価値も上昇していく
という好循環が期待されます。
こうした種まきを積極的に行っているのもリップル社が評価される理由です。
今回は、2018年6月6日現在のここ1週間のニュースをまとめてみました。
最近のXRPの好調にはこうしたニュースが影響しているということで、ご参考になれば幸いです!