こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは81万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が1%上昇しています。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①仮想通貨、なぜ上がらない!?ETHアプデ「イスタンブール」成功も、価格への反応はゼロ
Congrats to @sparkpool_eth for mining the Istanbul fork block!
— vitalik.eth (@VitalikButerin) 2019年12月8日
時価総額2位の仮想通貨イーサリアム(ETH)の大型アップグレード「イスタンブール」が無事完了しました。
その成功を受けて、9日現在、bitFlyerやbitbankといった国内取引所もイーサリアムの入出金再開をアナウンスしています。
イスタンブールとは、イーサリアム2.0に向けたアップグレードのことで、仮想通貨市場の大型のポジティブ材料として投資家から注目されています。
ただし完了から1日が経過した現在、価格への影響はほぼなく、前日比イーサリアムは1%上昇、ビットコインは横ばいです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨999の将来性とは|「謎」多きスマートコントラクト実装コイン、今後上がる?
Trading is open for #999 @finexbox @catexofficial @Coinlim2 @coin99nine
— Coin999 (@coin99nine) 2019年12月8日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨999をご紹介します。
999は、新たな仮想通貨決済システムの提供を目指す新しいプロジェクト。
現金またはクレジットカードを使うのと同じくらい簡単に、仮想通貨決済が可能なシステムを提供するとしています。
また、
- スマートコントラクトに対応している
- 非常に高速な送金スピードを実現
- 有名な小売店やオンラインショップで、大きな割引を受けられる
といった性質を持っていると、999公式サイトは明記しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
それでは、999の注目ポイントをみていきましょう。
「聞いたことないコインだな」と思われるでしょうが、それもそのはず。
相場サイトCoinMarketCapに掲載されたのが1週間前となっています。
しかし値動きは好調で、わずか1週間で約0.5ドル→3ドルへと急騰。
この要因はどこにあるのでしょうか?
上記ツイートのように、先日、
- Cat.Ex Exchange
- FINEXBOX
- Coinlim
といった仮想通貨取引所への相次ぐ「上場」を発表しています。
Coin 999 Logo pic.twitter.com/G9maWI2XcN
— Coin999 (@coin99nine) 2019年12月8日
また上図のように、999の「ロゴマーク」が決まったとの発表もありました。
今後についてはロードマップが出ており、2020年にトークンの販売やマーケティングを開始するとしていますね。
「プロジェクトが本格稼働する」という期待感も手伝って、好調なのでしょう。
しかし、そんな999、いろいろと「怪しい」部分もあります。
というのも、
- 公式サイトやホワイトペーパーが簡素すぎる(ほぼ何も書いていない)
- 公式ツイッターの投稿数は25、フォロワー数はわずか42
「これ、大丈夫か?」と思ってしまうほど、いろいろテキトーです笑
(SNS「テレグラム」については、約7000人のメンバーがいるとの記載もありますが)
これでは、投資は即断できないですね。
ただし、一見キワモノでも、後になって信じられないほど「化ける」ことも多いので、999についてもたまーにチェックしてあげるといいと思いますよ!
本日のまとめ
- 仮想通貨、なぜ上がらない!?ETHアプデ「イスタンブール」成功も、価格への反応はゼロ
- 仮想通貨999の将来性とは|「謎」多きスマートコントラクト実装コイン、今後上がる?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ETH共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏も、イスタンブール成功を「おめでとう」とツイートしています。
ただし投資家からすると、「価格が上がらないと、おめでたくない」のが本音(笑)
では、なぜ上昇しないのか?
イスタンブール成功はポジティブ材料ではあるのですが、地合いが悪すぎますね。
下落圧力をイスタンブールががなんとか支えている、といった印象。
ここはなんとか横ばいで耐えてもらって、新たなサプライズ材料で上へのブレイクを期待したいですね。
さて、本日の主要ニュースはこちら。
相変わらず、急騰要因はなし。
なので、テクニカル分析(チャート分析)に注目したいですね。
ストラテジストの松田康生氏は、
と指摘。
ショートカバーとは、ショート(空売り)筋が価格上昇に耐えられず損切りし、その買い戻しで連鎖的に急騰することですね。
84万円を大きく抜ければ、上ひげが100万円にタッチするほどのショートカバーもありそう。
10月末の「30万円幅」急騰のイメージですね。
「どこがショートカバーの引き金となるか?」に集中したい局面です。