仮想通貨Aave (LEND)の将来性とは|スマートコントラクトでお金を貸し借りできる仕組みで今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→暴騰!

本日、ビットコイン102万円台で推移しており、ここ24時間で約26%の大幅上昇!

時価総額トップ10でも全面高となっていますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコイン「30万円幅」爆上げ!!「中国ありがとう」の声も

今月25日に約81万円で推移していた仮想通貨ビットコイン(BTC)は、26日(本日)には112万円に到達。上昇幅は一時「30万円」となりました。

26日15時時点では若干下落し、103.8万円付近にて推移しています。

上記はビットコイン日足チャート。

2日間の上昇幅としては過去半年で最大規模であることがわかります。

ビットコイン急騰の要因としては、中国の習近平国家主席による

「ブロックチェーンを重要な革新的ブレークスルーのコア技術と見なし、テクノロジー開発の推進に取り組むべき」

との発言があり、ブロックチェーンと関係の深い仮想通貨への好材料となったとの見方が有力視されています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

これぞ「爆上げ」という上昇がついに来ましたね!

仮想通貨アナリストのジョセフ・ヤング氏は、ビットコイン暴騰の理由について、

「チャイナ効果+BitMEXでのショートポジション解消+Bakktに対する投資家心理の変化が少し」

と述べています(上記ツイート)が、概ねその通りでしょう。

習近平氏の上記発言により上昇初動が形成された直後、世界最大の取引所BitMEXでのショートポジションのロスカットを巻き込んで30万円規模の爆上げにつながった、というシナリオではないかと考えられます。

Bakkt(バックト)のビットコイン先物の取引高が過去最高を更新したことも、もちろん追い風ですね。

さて、本日の主要ニュースは以下のとおりです。

  • 仮想通貨市場の牽引役となっているビットコインSV(BSV)が10月に入って60%以上も高騰。リーダーのクレイグ・ライト氏の誕生日が背景にあるとの憶測もあるが少々強引か
  • 米金融大手の「ステート・ストリート」の役員Jay Biancamano氏が、現在の金融ポートフォリオは「資産のデジタル化(仮想通貨化)」によって転換期にあると発言
  • イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は、Google量子コンピュータについて「何かに直接使えると言う段階からはまだ遠い」と発言し、仮想通貨への悪材料にはならないとの見方を示す

このように好材料が目立つビットコインは、もはやお祭り騒ぎ。

ボラティリティが上がり、デイトレでも「万幅」が抜ける地合いに!(10万円幅も不可能じゃない?)

レバレッジ100倍のBitMEXでも、絶好のトレード日和となっていますよ!

②仮想通貨Aave (LEND)の将来性とは|スマートコントラクトでお金を貸し借りできる仕組みで今後上がる?

今月25日に0.00000110BTC(110satoshi)だった仮想通貨Aave (LEND)は、26日(本日)0.00000180BTC(180satoshi)まで上昇。24時間比で約84%高となっています。

Aaveは、スマートコントラクト(契約機能)を使って「お金を貸し借り」できるプラットフォームを提供しています。

ユーザーは、非中央集権的な貸金業者の代わりに、分散プラットフォームであるAaveを使うことで、安定した金利でお金を借りたり、貸したお金から利息を獲得したりできます。

こうしたサービスは仮想通貨界隈で「レンディング系」として知られています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

それでは、Aaveの上昇要因をみていきましょう。

  • Aaveがテストネット(正式版に対するテスト版のこと)を発表(今月24日)。プロジェクトの進捗が高く評価された
  • ここ数日間、ツイッターでAaveに関する積極的なつぶやきが見られる

後者については、Aaveは時価総額160位とそれほど注目されるコインではないものの、今月24日にフォロワー5万人を有するインフルエンサーの「tehMoonwalkeR」氏がAaveの「主な機能」を紹介(上記ツイート)。

また同日にはCEOのStani Kulechov氏が直々にAaveのメリットをツイート。

「銀行と比較して競争力のある利息(レート)を提供する」

などとアピールしました。

今後の材料としては、10月30日にアメリカ・サンフランシスコでDefiに関するイベントが開催されます。

少なくともそこまでは強い値動きが続くか注目ですね。

蛇足ではありますが、個人的にもAaveには可能性を感じています。

貸金業界では、貸したお金が回収できない「信用リスク」がつきものであり、それを見越して貸出金利が高めに設定されている実情があります。

スマートコントラクトを活用することで確実に貸金を回収できるAaveは、そうした現状を打開してくれるのではないでしょうか!

③【注目コイン】Maker (メーカー/MKR)に「ガバナンス投票プラットフォーム」登場!

当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Maker (メーカー/MKR)をご紹介します。

Makerは、米ドルと価値が連動するステーブルコイン「Dai」を提供するプロジェクト。

ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。

投資家はMakerに担保となる通貨を預けることで、(担保にアクセスできなくなる代わり)にDaiを発行できます。

これによってDaiは資産の裏付けを確実なものとしており、USDTなどのライバルのステーブルコインよりも信頼性が高いとする見方があります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

それでは、Makerの注目ポイントをみていきましょう。

本日、Makerの上昇率は約20%に到達しています!

この背景にはビットコイン急騰に牽引されたことに加え、

  • Visaが出資している仮想通貨カストディアンAnchorageが、Maker保有者のために「ガバナンス投票プラットフォーム」を運用開始した

というポジティブニュースが挙げられますね。

そもそも、(中央集権的ではない)分散的な仮想通貨プロジェクトは、アップデートをどのように行っていくかについて「投票」で決定しています。

たとえばMakerでは、「手数料の調整」「1日の預金金利」「ポートフォリオの担保金」などが、投票で決定されるとのこと。

そして、そうした投票のためのプラットフォーム「Anchorage Governance」が運用開始した、というニュースが上記となります。

これについて、Maker DAOの開発者であるRune Christine氏

「(投票に参加するMKRの)資産保有者が増えることを期待している。」

と期待を寄せていますね。

Makerは今後、

  • ステーブルコインDAIの新しいバージョンを11月18日にリリース!

という材料も控えており、もう一段の上昇も考えられます。

上記ロードマップでは、時期は未定ではありますが重要なホワイトペーパー(仕様書)の発表もあるので、こちらにも合わせて注目です!

本日のまとめ

  1. ビットコイン「30万円幅」爆上げ!!「中国ありがとう」の声も
  2. 仮想通貨Aave (LEND)の将来性とは|スマートコントラクトでお金を貸し借りできる仕組みで今後上がる?
  3. 【注目コイン】Maker (メーカー/MKR)に「ガバナンス投票プラットフォーム」登場!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!