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コインベース・プロでNY州に追加されたAlgorand (アルゴランド/ALGO)とは?スマートコントラクト機能と独自のデジタル署名システムが特徴

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは91万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇!

時価総額トップ10では、多くの通貨が数%の上昇となっています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①【衝撃】仮想通貨交換業が「不要」に!?頭が良すぎる「古物商」の戦略とは

中古品を売買する免許「古物商」を取得し営業する岡部典孝氏が、古物取引における仮想通貨の取り扱いを警視庁に問い合わせたところ、

「法律上(古物営業法)規定されている、相手方の確認(本人確認や帳簿の記載)があれば問題ない

との正式回答があったことが判明。

これによれば、仮想通貨交換業のライセンスを持たなくても、古物商はあらゆる仮想通貨を取り扱うことができることになります。

この回答を受けて岡部氏は、

未上場仮想通貨や少額の上場仮想通貨は、暗号資産取扱古物商で入手できることから、古物商の独占業務になるのでは。」

述べました。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

法律を上手く泳いでいる感は拭えませんが・・・面白い発見ですね!

古物業界がアルトコイン(特に草コイン)のインフラになり得るまで成長するかは未知数ですが、国内における新たな動きとして注目です。

さて、本日のニュースにまいりましょう。重要トピックは下記のとおり。

  • グーグルが開発した量子コンピューターによりビットコインの暗号が破られる可能性があるとの報道に対し、専門家は「破れない」と主張
  • 仮想通貨取引所bitFlyerは、板取引に現物イーサリアム(ETH)/円(JPY)ペアを追加
  • バイナンスが法定通貨やクレジットカードで仮想通貨を購入できる手段をローンチ(クレカの場合の手数料は2.5%と比較的安価)
  • 昨日のビットコイン19万円幅急落について、新たに「先週、アメリカの銀行が資金不足に陥り、ドル金利が上昇したため、ドルを買い戻す動きが出てBTCが急落した」との見解も

取引所の通貨ペア・決済手段の強化が目立ちますね。

では、今後のBTCはどうなる?

個人的には「おおむね底値であり、ビットコインを買い集めていくべき」価格帯に差し掛かっていると考えています。

しかし、仮想通貨リサーチ企業のファンドストラットのリー氏は「もう少し待つべき」と言っていますね。

同社が独自開発した指標「BMI」は、53~40を示すとビットコインの「買い時」で、その後6ヶ月のリターンが高くなる傾向があります。

そして、現在のBMIは「56」とのこと。

とはいえ、指標は1~100で示されるため、業界の著名人であるリー氏も「おおむね安値圏」と考えているといえそうです。

②仮想通貨Seele(シール/SEELE)とは|2018年ICO収益率1位!

今月25日に0.022ドルだったSeele(シール/SEELE)は、26日(本日)には0.035ドルに到達。また24時間の上昇率は13%に達しています。

Seele は、ブロックチェーン4.0の作成を目指す仮想通貨。

同プロジェクトは、「4.0」をブロックチェーンの最新形態と位置づけており、

  • ブロックチェーン1.0:ビットコイン
  • ブロックチェーン2.0:イーサリアム
  • ブロックチェーン3.0:EOSやcosmosなど
  • ブロックチェーン4.0:Seele

のように仮想通貨の進化を分類しています。

Seeleの特徴は、人間の脳をモデルとしたコンセンサスアルゴリズム「Neural Consensus Algorithm」。

新しい仕組みで、EOSやcosmosよりも優れたプロジェクトになることを目指しています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

Seeleといえば、2018年のICOリターンランキングで1位に輝いた仮想通貨ですね。

ドルベースで7倍、ビットコインベースで8倍の上昇を記録しました。

さて、そんなSeeleの今回の急騰要因は何だったのか?

25日にウィークリーレポートが発表され、最新の開発状況が明らかにされています。

  • スマートコントラクト展開ドキュメントを開発中
  • サブチェーンの導入ドキュメントが完成

特に後者には注目で、Seeleは今後「サブチェーン」のリリースを控えています。

Seeleのメインネットは2019年3月にリリース済みで、現在、メインネットの機能を補う「サブチェーン」が開発されています。

メインネットに次いで重要なプロダクトなので、完成すればさらなる上昇につながりそうですね。

EOSやcosmosよりも優れたブロックチェーンを開発するというSeeleの目標からしても、開発面の進捗は重要なので、価格にも影響しやすいでしょう。

また、今年9月3日にはRoc Wong氏がプロジェクトに参加しました。

起業家として成功しているだけでなく、現BCHファンドの責任者も務めている方ですね。

有力者の参加はプロジェクトにとって追い風となるケースが多いので、さらなる続伸を期待しましょう!

③Coinbase ProでNY州に追加されたAlgorand (アルゴランド/ALGO)とは?スマートコントラクト機能と独自のデジタル署名システムが特徴

当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Algorand (アルゴランド/ALGO)をご紹介します。

Algorandは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の電気工学・コンピュータ・サイエンスの教授である、Silvio Micali氏が創設した仮想通貨プロジェクト。

同氏を筆頭とする卓越した運営チームにより、「スケーラビリティ問題(取引混雑時の手数料の高騰、取引の遅延)の解決」「より完璧な分散化」「あらゆる攻撃からも守られるセキュリティ」などを実現し、仮想通貨の課題を解決します。

最終的には、ブロックチェーンを使って「国境のない経済」の実現を目指しています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

それでは、Algorandの注目ポイントをみていきましょう。

先日、以下のニュースが発表されましたね。

  • コインベース・プロがニューヨーク州の利用者に、ステラ(XLM)、Chainlink(LINK)、ALGOの3銘柄の取引サービスを提供すると発表

ALGOは今年3月よりコインベース・プロ(アメリカ最大の取引所「コインベース」のプロ向け市場)に上場していましたが、規制の関係上、ニューヨーク州には提供されていませんでした。

しかし今回、ビットライセンスで規制された仮想通貨の中心地ともいえるNY州で提供されるとあって、ALGOが注目を集めていますね。

今後の注目は、以下のような技術的な開発が行われること。

  • VAULT(面倒なダウンロードなしですぐにAlgorandネットワークに参加できる技術)
  • スマートコントラクト機能
  • Pixel(PoSアルゴリズムで機能する新しいデジタル署名システム)

小難しいものが多いのですが、要するに「重要なアップデートがまだまだ続く」ということですね。

今回ニューヨーク州に追加が決定された3通貨の中で、ALGOは、時価総額61位と小さなコイン。

今のところ価格は伸び悩んでいますが、小型コインゆえの伸びしろの大きさとともに、上場基準の厳しいコインベース・プロがお墨付きを与えたコインとして、目が離せないと考えています。

本日のまとめ

  1. 【衝撃】仮想通貨交換業が「不要」に!?頭が良すぎる「古物商」の戦略とは
  2. 仮想通貨Seele(シール/SEELE)とは|2018年ICO収益率1位!
  3. Coinbase ProでNY州に追加されたAlgorand (アルゴランド/ALGO)とは?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!