こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは61万円台で推移しており、ここ24時間で2%下落。
時価総額トップ10でも、下落に転じている通貨が目立っています。
ここ24時間でBitcoin Diamond (BCD)が約7%上昇。
市場全体が下落していることから、10%以上プラスとなった通貨はありませんでした。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①米Amazonにて、ビットコインによる即時決済が可能に!!
まもなくAmazonで、ライトニングネットワークを搭載したビットコイン決済が可能になる
仮想通貨の支払い処理会社であるMonnは22日、ビットコインにライトニングネットワークを実装し、Amazonなどのeコマースサイトにて買い物ができる状態であることを明らかにした。https://t.co/dfHhGQwYgt
— NEXTMONEY@仮想通貨メディア (@nextmoneyCrypto) 2019年4月23日
世界最大のネット通販である米Amazonにて、仮想通貨による決済が間もなく可能になることが分かりました。
仮想通貨決済スタートアップ企業のムーン(Moon)が開発したWEBブラウザ拡張機能によって、
- ビットコイン(BTC)
- ライトコイン(LTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
を使ったAmazonへの支払いが可能となります。
ムーンのWEBブラウザ機能は現在「Google chrome」からの承認待ちで、認可され次第利用できるようになるようです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②「マネックスポイント」コインチェックで使えるように!
【マネックス証券とのポイント連携開始のお知らせ】
コインチェック株式会社は本日2019年4月24日より、マネックス証券株式会社の提供する「マネックスポイント」の交換先として追加されましたことをお知らせいたします。https://t.co/15Lm31ppSY— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2019年4月24日
マネックス証券のポイントサービス「マネックスポイント」が、取引所コインチェックで使えるようになりました。
コインチェックは具体的な利用シーンとして、
「これにより、マネックスポイントを仮想通貨(BTC、ETH、XRP)に交換し、当社の口座で受け取ることが可能」
と説明しています。
マネックスポイントは、投資信託や株式の購入時に付与されるポイント。
交換先として「Tポイント」「取引手数料」などがありましたが、今後はその一部が仮想通貨の購入に使われることで、市場価格の上昇に繋がることも期待されます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「株を買ったついでに仮想通貨を買う」みたいな習慣が生まれそうで、いいですね!
「ポイントじゃなくて直接買えばいいじゃん」と思うかもしれませんが、僕の感覚では、「株式投資家」と「仮想通貨投資家」のユーザー層はかなり違います。
仮想通貨ユーザーは年齢層が若いですし、リスク許容度も高いです。
でもさらなる市場価格の上昇のためには、株しか買わないような投資家にも、仮想通貨を買ってもらう必要がありますよね。
そして株式トレーダーも、本心では仮想通貨に興味があるはずなんです。
そうした中、マネックスがポイントで仮想通貨を買えるようにするのは、かなり合理的だと思います。
仮想通貨は、その歴史が長くなるにつれ、日経新聞などへの登場も増えてきました。
なので、高齢の投資家さんなども「仮想通貨はキワモノだと思っていたけど、意外とちゃんとした資産じゃないか」と思い始め、今後は仮想通貨がジワジワ買われてくることでしょう!
③Liquid by Quoine、XRPとBCHの通貨ペアを追加!
仮想通貨取引所QUOINE、XRPとBCHのビットコイン建取引を追加 https://t.co/euLP0c8xGk
国内の仮想通貨取引所QUOINEが24日午後1時から取引ルールを一部変更。新たなBTC建の取引ペアや証拠金対応通貨を追加したことを発表した。アルトコインの証拠金取引の利便性が向上する。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月24日
国内の取引所「Liquid by Quoine」(リキッドバイコイン)が、現物取引の通貨ペアとして
- リップル(XRP)/ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)/ビットコイン
の2つを追加することが明らかとなりました。
加えて、証拠金取引(レバレッジ取引)の証拠金(元手)として、
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
を追加することも同時に発表しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
国内の取引所も頑張っていますね!
これまでのLiquid by Quoineでは、ETHとXRPは、日本円との通貨ペアで取引されていました。
しかし海外取引所ではビットコイン建てが一般的なので、それに慣れているとJPY建てって違和感があるんですよね。
なので僕的には、ビットコイン建ての通貨ペアの追加はうれしいです!
証拠金についても、ガチホしているXRPやETHを有効活用できるので便利ですね。
④世界最大級の監査法人「デロイト」がVeChain(VET)を採用!
#ヴィチェーン(#VET)に4大監査法人デロイトが参画、企業のパブリックチェーン採用促進で協力https://t.co/6xJRQQsRLL
さらに、Deloitteブロックチェーンチーム、グローバルCTOのアントニオ・セナトーレ氏が、VeChain財団のアドバイザリーとして参加します🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年4月24日
世界最大級の監査法人デロイト(Deloitte)は、自社のITサービス開発に利用するプラットフォームとしてイーサリアム(ETH)を活用してきましたが、今回VeChain(VET)に移行することを明らかにしました。
デロイトは、2018年に約4.8兆円の売上を計上しており、VeChainへの移行はVET価格に追い風になると期待されます。
これで、世界4大監査法人のうちデロイトとPWCの2社がVeChainを採用したことになります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
VeChain(VET)は時価総額25位の仮想通貨ですね。
個人的にも「伸びる!」と期待しているプロジェクトです。
今、世界では高級ブランド品のコピー品(偽物)が横行しており、その被害額は約50兆円に上るとも。
そこでVeChain(VET)は、製品にICチップを埋め込むことで「本物」と「偽物」を区別し、被害を無くすことを目指しています。
「確かにいいアイデアだけど、仮想通貨でする意味あるの?」と思うかもしれませんが、ブロックチェーンを用いているので「絶対に改ざんできない」ところが最大の強みですね。
ニーズがある分野をピンポイントで攻めている仮想通貨なので、期待しています。
上記ニュースも上昇要因として注目ですね!
本日のまとめ
- 米Amazonにて、ビットコインによる即時決済が可能に!!
- 「マネックスポイント」コインチェックで使えるように!
- Liquid by Quoine、XRPとBCHの通貨ペアを追加!
- 世界最大級の監査法人「デロイト」がVeChain(VET)を採用!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
「仮想通貨払いが○○で可能に」といったニュースは定番の好材料ですが、アマゾンともなればもうケタ違いですね!
米Amazonは、2018年に2328億8700万ドル(約26兆円)を売り上げています。
この一部が仮想通貨決済に置き換えられるだけでも、価格にポジティブな影響があることは想像に難くありません。
また、ムーンの決済システムには「ライトニングネットワーク」が使われます。
これにより、通常のビットコイン決済と異なり、ほぼ手数料ゼロかつ、約1秒の超高速決済が実現します。
ライトニングネットワークはまだ広く普及してはいませんが、「圧倒的な利便性」が約束されているので、仮想通貨決済を強力に後押しすると思いますよ!