BitMEXの社長が語る!2019年仮想通貨市場の展望とは!?【2019年4月16日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう。

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは57万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落

時価総額トップ10では、ビットコインキャッシュ(BCH)が約5%上昇していますね。

時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でMaximine Coin (MXM)が約6%上昇!

仮想通貨市場全体が下落しているため、大きく上昇した通貨はありませんでした。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①BitMEXの社長が語る!2019年仮想通貨市場の展望は!?

取引所BitMEX(ビットメックス)のCEOアーサーヘイズ氏が、YouTube動画のインタビューに応えています

ヘイズ氏はインタビュー動画の中で、これまであまり語られることのなかった「仮想通貨市場の展望」や「今後のビットメックスのあり方」に触れました。

  • 次なる緩和マネーは一番ハイリスク・ハイリターンな市場である暗号資産に流れ込む。2019年末までに10,000ドル(111万円)もありえる。3-5年後の価格はわからないけど…50,000(555万円)ドルかな?」
  • 「ビットメックスは12~18ヶ月ほどでオプション取引を導入するかもしれない」

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ビットメックスは、すでに世界最大の仮想通貨デリバティブ取引所。

仮想通貨業界をはるか上から俯瞰するアーサーヘイズさんの予想は、「2019年末にビットコインは111万円」「3~5年で555万円もしくはそれ以上」です。

動画の中では、その「根拠」もはっきり述べられています。

「今まで10ドル札で買えてた大麻がこっそり買えない。高級車買ったら税金ごまかしてたのがばれちゃった。そんな状況になって始めて皆に理解されるのが仮想通貨だろう。」

これからの時代、現金を使わないキャッシュレスが加速します。その流れはもう、留まることはないでしょう。

しかしキャッシュレス決済はそのすべてが履歴として残るデメリットも。

国からマネーの動きが「監視」される時代の始まりですね

そこでアーサーヘイズさんは「大麻」や「高級車」を例に出して、仮想通貨なら匿名性が高いので(誰が使ったか分からないので)監視の目を避けられる。

よって、仮想通貨は普及するだろうと予測します。

これはもうさすがの分析といったところ

「管理者のいない仮想通貨が支持される」ということが、すんなり腑に落ちますね。

そんなビットメックスがリリース予定の新しいオプション取引市場についても、またブログで取り上げたいと思います!

②バイナンスCEO「マジギレ」でBSVが上場廃止に!

世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、ビットコインSVの上場廃止を決定しました

ビットコインSVは、ビットコインキャッシュ(BCH)から分裂した仮想通貨。

この発表を受け、ビットコインSVの24時間の下落率は20%に達しました。

ビットコインSVのライバルに当たるビットコインキャッシュは、24時間で5%上昇しています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

CZさんはBSVの廃止を匂わせていましたが、まさか本当に決行するとは!

バイナンスのCEOのCZさんは、BSVのリーダーであるクレイグさんが「大嫌い」。それが上場廃止の理由です。

たしかにクレイグさんは好かれる性格じゃありません。

ビットコインの発明者「ナカモトサトシ」を自称し、「くたばれ」などの暴言を吐くことも多いトラブルメーカー。

しかし、それで上場廃止というのはどうなんでしょう・・・投資家の存在もありますしね

バイナンスのCZ氏が、

「クレイグ・ライトはサトシじゃない。もう我慢の限界だ。上場廃止だ!」

とツイートしていたのは、本気だったようです。

個人的には、クレイグさんがこれに懲りて大人しくなるのか気になります。笑

③コインチェック、OTC取引にイーサリアムとリップルを追加

取引所コインチェック(Coincheck)がOTC取引にイーサリアム(ETH)とリップル(XRP)を追加したことを発表しました。

OTC取引とは、取引所取引と異なり、売り手と買い手が1:1で取引する取引方式。

取引所の流動性(取引量)では処理しきれない大量の売買を行う、大口投資家や機関投資家(他人の資本を運用する投資のプロ)をターゲットとします。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

コインチェックがOTC取引を始めることについては、今年4月1日に発表がありました。

OTC市場といえば海外が中心なので、それだけでも「コインチェックがOTC?マジで?」という感じで驚きだったのですが、、、。

ビットコインだけでなく、さらに、イーサリアムとリップルまで追加してきましたね。

日本は仮想通貨取引が盛んな国なので、両通貨への莫大な資金流入が期待できるでしょう!

④話題沸騰!新取引所「ディーカレット」が4月16日より取引開始

国内の新しい仮想通貨取引所ディーカレット(DeCurret)が、4月16日より仮想通貨取引を開始すると発表しました。

また、これを伝えた公式ツイートが反響を集めており、200件近い「リツイート」、500件近くの「いいね」を集めています。

ディーカレットは、まず

  1. ビットコイン(BTC)
  2. リップル(XRP)
  3. ライトコイン(LTC)
  4. ビットコインキャシュ(BCH)

の取引に対応する見通しです。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

もう1つの新しい国内取引所「楽天ウォレット」も忘れてはいけませんね。

今月15日に口座開設がスタートされ、こちらも大きな話題を呼んでいます。

新しい取引所がこれだけ多くの投資家から歓迎されているのには、理由があります。

2018年1月のコインチェック事件から、金融庁は取引所登録の審査そのものを「停止」してしまったんですね。

もう新しい取引所の誕生はないのか?

そんな空気の中で、今年3月25日に初めてディーカレットと楽天ウォレットがWで「仮想通貨交換業」に登録されたからです。

仮想通貨市場への新規参入が止まらないということはつまり、未来は明るいと言うことですよ!

本日のまとめ

  1. BitMEXの社長が語る!2019年仮想通貨市場の展望は!?
  2. バイナンスCEO「マジギレ」でBSVが上場廃止に!
  3. コインチェック、OTC取引にイーサリアムとリップルを追加
  4. 話題沸騰!新取引所「ディーカレット」が4月16日より取引開始

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!