こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→大幅上昇!
本日、ビットコインは80万円台で推移しており、ここ24時間で約7%上昇!
時価総額トップ10でも、多くの通貨が大幅に上昇しています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でElastos (ELA)が約15%上昇。
分散型のインターネットを構築するプロジェクトとして注目度がUPしていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインは史上最高値(ATH)を更新する!!米VCが述べる仮想通貨のシナリオとは
「ビットコインは近い将来に史上最高値に達する」大手仮想通貨VCがファンダメンタルズを分析https://t.co/iI1DxoYiTl
米Digital Currency GroupのCEOが現在の市場のファンダメンタルズを分析。ビットコインが急成長し、近い将来に史上最高値に達する可能性があると強気に述べた。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月18日
アメリカの大手仮想通貨ベンチャーキャピタルファンド「Digital Currency Group」のCEOであるBarry Silbert氏が、仮想通貨は近い将来「史上最高値(ATH)」を更新するとの見解を述べました。
その主な理由は以下のとおり。
- 仮想通貨の技術的基盤が2017年のバブル期よりも大きく進化しているため、現在の市場はバブル時と異なり、最高値を更新する力がある
- ビットコインは過去に3〜4回、80%幅下落しているが、その度に史上最高値(AHT)を記録してきた
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②リップル社、XRPを「当初より21年早いペース」で売却中!
☆アメリカでリップル取引が活発化
リップルは今日こそ価格を落したが、遂に大台を突破し40円台に定着している
リップルで騒ぐのは日本人のみという印象があるかもしれないが、そうでもないらしい
実は今アメリカでリップルの購入が活発化している
これが意味することとは…https://t.co/5ll6whDfOe— CoinOtaku@東大発仮想通貨メディア (@CoinOtaku) 2019年5月17日
リップル社の保有するリップル(XRP)の売却ペースが、予想よりも早いペースで進んでいることが分かりました。
CoinMetrics社の調査によると、リップル社は放出ペースの上限である「10億枚/月」を遵守しているものの、公表値よりも2億XRP多く放出されているとのこと。
これにより同社は、現在のXRP放出ペースが続くと、放出完了までの期間が21年ほど早まると試算しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
リップル社は、リップルの総供給量(1000億XRP)のうち55%を保有しており、それを少しずつ売却しています。
そのペースが公表よりも早いとのことですが、わずかな差なので、価格面への影響はないでしょう。
CoinMetrics社のNic Carterさんも、
「この不正確な数字は比較的に軽微なものだ。おそらくRipple社の何らかの会計上のエラーかもしれない。」
と事態を重く受け止めてはいないようです。
話は変わりますが、最近アメリカでリップル人気が急上昇中していますね(上記ツイート)。
法定通貨→リップル(XRP)への交換で、米ドルの割合が圧倒的に高いとのデータが出ています!
なのでリップルに関しては、向かい風よりも追い風が強いと考えていますよ。
③AmazonがBTCのアルゴ「PoW」に関する特許を取得!
アマゾンがPoW暗号システムの技術特許を取得|ビットコイン類似の独自システム構築へhttps://t.co/vaRS81Gi3v
Amazonが、独自のproof-of-work暗号システムを構築する技術特許を取得した。BTCなどのブロックチェーンもPoWプロトコルを採用しており、セキュリティ攻撃への解決策として注目されている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月19日
世界最大のネット通販「Amazon」が、自社でプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を構築するための特許を取得したことが分かりました。
PoWはビットコイン(BTC)を動かすアルゴリズムとして知られます。
AmazonがPoWをどのように活用するのか、仮想通貨業界からの注目が集まっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
また特許が取得されたばかりなので、どのように活用されるのかは分かりません。
しかしAmazonは、PoWについて、
「攻撃をしようとしている者がアクセスを要求する確率自体を劇的に減らす。」
とセキュリティ上のメリットを語っていますね。
AmazonのPoW活用をキッカケとして、ビットコインがさらに注目を集めれば、相場の上昇要因になることも考えられます!
④仮想通貨は「アルトドレイン」を経て上昇へ向かう!?
やっぱりアルトドレインの始まりか。 https://t.co/TGGTy7rdgx
— DEG(デグ) (@DEG_2020) 2019年5月19日
ビットコインのドミナンス(仮想通貨全体に対するBTCの時価総額の割合)が約56%に到達しました。
ここ1年でビットコインドミナンスは37%→56%に高まっています。
これを受けて、有名トレーダーの間では「アルトドレインの始まりではないか」、と推測されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「アルトドレイン」とは、アルトコインが売られ、その資金でビットコインが買われることですね。
2017年の後半、ビットコインが上昇し、バブルを形成しました。
しかしアルトコインは、ビットコインほどの高い上昇率を記録しませんでした。
これは、上昇局面では「アルトコインの資金をビットコインが吸い上げる(ドレインする)」傾向があるからです。
その予兆が見られるようになっている仮想通貨は、これからますます楽しみな展開になりそうですね!
モンゴル国家と連携!開発順調なこのコインに注目
先日、カルダノ(ADA)の開発組織が、モンゴルの外務大臣とブロックチェーンテクノロジーに関する覚書を締結しました。これにより、カルダノのブロックチェーン技術がモンゴルで発展することに期待が持てるでしょう。
さて、6月頭には、「ロードマップ(開発計画書)」の発表が予定されており、カルダノの価格上昇へのプラス材料として注目すべきイベントです!
カルダノは数あるアルトコインの中でも開発が順調に進んでいることが大きな強みとなっています。
テクニカル分析
仮想通貨市場全体の高騰にあわせて価格上昇をみせましたが、現在はかなり売られている状況です。
ボリンジャーバンドを大きく抜けてヒゲをつけたことからも売りの強さがうかがえます。
しかし、ボリンジャーバンドとピンク色のトレンドラインの2つにぶつかったことから反転上昇となる可能性があります。
また、現在価格からはフィボナッチ・リトレースメントの0.5(0.080ドル)、0.382(0.085ドル)が近いため意識されそうですね。
投資戦略
今後考えられるシナリオは、トレンドライン近くでもみ合うことです。
そのため、トレンドラインに近い0.080ドル付近からの買いを検討してください。
5%~10%(0.084ドル~0.088ドル)上昇で利確できれば良いですね。
損切りはトレンドラインを抜けて下落した場所に設定しましょう。
本日のまとめ
- ビットコインは史上最高値(ATH)を更新する!!米VCが述べる仮想通貨のシナリオとは
- リップル社、XRPを「当初より21年早いペース」で売却中!
- AmazonがBTCのアルゴ「PoW」に関する特許を取得!
- 仮想通貨は「アルトドレイン」を経て上昇へ向かう!?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
どちらも説得力がある主張ですね。
2017年の仮想通貨バブル以降、フィデリティ(世界最大級の資産運用会社)や、バックト(ニューヨーク証券取引所の親会社が手がける仮想通貨取引所)といった、モンスター級企業の業界参入が相次ぎました。
なので、ファンダメンタルズ(経済環境)は確実に進化しているんですよね。
また、過去3〜4回の仮想通貨バブルでは、いずれも「ビットコインは死亡!」などと言われてきましたが、例外なく復活を遂げています。
マイナスの先入観をもたれがちな仮想通貨ですが、歴史から素直に学べば、「ビットコイン220万円の最高値更新は現実的なシナリオ」だと言えるでしょう!