こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
ビットコインはやっと動き出しましたね。
何度か2月からのレジスタンスラインを抜けようと挑戦していましたが、次第に売り圧に負け下落です。
1週間近くもヨコヨコで推移していましたが、やっと方向性を示してきました。
時価総額トップ10通貨では、ほとんどが横ばい、もしくはわずかな下落となっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間で ETERNAL TOKEN (XET)が約26%の高騰。
XETは9月25日に0.25ドル付近で推移していましたが、28日には2.3ドルへと急騰。10倍近く上昇しました。
その後も高いボラティリティ(価格変動率)が続いており、本日も上昇ランキングの上位に出現しています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①暴落注意!バイナンスが4つの仮想通貨を上場廃止へ
① $BCN #Bytecoin バイトコイン
② $CHAT #ChatCoin チャットコイン
③ $ICN #ICONOMI イコノミ
④ $TRIG #Triggers トリガー上場廃止日 10/12 AM10:00 UTC
入出金 11/12 AM10:00 UTC までhttps://t.co/ueCJqaLy7L— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2018年10月9日
バイナンスは、2018年10月12日をもって以下の通貨を上場廃止すると公表しました。
- Bytecoin バイトコイン (BCN)
- ChatCoin チャットコイン (CHAT)
- ICONOMI イコノミ (ICN)
- Triggers トリガー (TRIG)
上場が廃止されると、バイナンスで売買することができなくなります。
そのため、この発表を受けて4つの仮想通貨は大幅な下落を見せています。
バイトコイン・1週間チャート
0.0022ドル→0.0017ドルへと下落。
チャットコイン・1週間チャート
0.023ドル→0.016ドルへと下落。
イコノミ・1週間チャート
0.4ドル→0.36ドルへと下落。
トリガー・1週間チャート
0.3ドル→0.15ドルへと下落。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②GMO、日本円連動型ステーブルコイン(安定通貨)発行へ!
日本円と連動したステーブルコイン(円ペッグ通貨) 「GMO Japanese YEN(ティッカーシンボル:GJY)」を アジア地域で2019年度に発行 | GMOインターネット株式会社 https://t.co/XGKwzWPqGv
— 熊谷正寿 (@m_kumagai) 2018年10月9日
GMOコインの親会社「GMOインターネット」は、日本円と連動した価値を持つ仮想通貨「GMO Japanese YEN」を、アジア地域で2019年度に発行すると発表しました。
この通貨は「安定通貨」(ステーブルコイン)と呼ばれているもので、日本円をGMOに支払うと、額面分の仮想通貨をGMOが発行し、価値を保障します。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
阿部悠人の考察(重要度★★)

これまでに存在していたほとんどのステーブルコインは「米ドル」連動型でした。
そんな中で登場した上記の仮想通貨は、日本企業による日本円連動型ステーブルコインとしては初となります!(中国企業による計画はありました)。
日本円ステーブルコインが普及し、海外取引所にて「日本円ステーブル/仮想通貨」のペアが見られる日も近そうです。
そうなると、日本人の参加者も増加し、仮想通貨市場への好影響も期待できますね。
「GMO Japanese YEN」を応援しましょう!
③仮想通貨市場は「内部崩壊」しつつある?その理由とは
仮想通貨業界は「内部崩壊の瀬戸際」-調査会社が警告 https://t.co/CPmhFmMZlN pic.twitter.com/Phpxm1uLb6
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2018年10月9日
イギリスの調査会社ジュニパーリサーチは、
- ビットコイン取引件数が、2017年終盤の約36万件→2018年9月の約23万件へと落ち込んでいる
- 上記期間において取引額も、37億ドル(約4180億円)強→6億7000万ドル弱へと減少している
と最近の仮想通貨市場について指摘。
さらに、多くの取引所において「業務慣行を巡る懸念」(注:おそらく取引所ハッキングリスクを指す)があるとしています。
そのため、結論として仮想通貨市場は「内部崩壊の瀬戸際」だ、警告しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)

上記の警告は衝撃的ともいえますが、、、ここ1年弱の傾向をもって「崩壊の危機」とはいえないでしょう。
「出来高が少ない」とか「取引件数が減っている」といいますが、何せ下落トレンドですからね。。
株式市場ですら、下落トレンドでは出来高も取引件数も減少します。
では、なぜ仮想通貨市場は上昇トレンドに戻らないのか。
仮想通貨取引所HuobiのSEOである李林氏は、
「仮想通貨相場が弱気市場にある主要な原因はブロックチェーンの応用が市場が期待する速度に及んでいないことだ。」
と述べています。
つまり、ブロックチェーンの応用は進んでいるけど、投資家の望むスピードにはまったく追いついていないということ。
投資家は成果が実るまでじっくりと待つことで、いずれ大きな上昇トレンドの恩恵を受けることができるでしょう!
④リスクが買い時?「Lisk Mobile」リリースなど注目材料も
11月1日予定のLiskの報酬減について
・報酬減とは?
・昨年は約3倍になったが今年はどうなるか?以上2点に注目してまとめてみました。半減期とは違うのでご注意ください。https://t.co/9zLY1YS27l
— おーみん@仮想通貨 (@Ooooooomin_365) 2018年10月8日
仮想通貨「リスク」の開発陣は、公式スマートフォンアプリ「Lisk Mobile」を10月5日、リリースしました。
同アプリには、以下のような特徴があります。
- リスクを取引所ではなく、アプリにて管理できる(ウォレット機能)
- アプリの利用者にはリスク(LSK)にて報酬が支払われる
「Lisk Mobile」のリリースにより、リスクの利便性が向上し、通貨価値の向上が期待されます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

上記の「Lisk Mobile」は値上がり要因として注目しています!
リスクの利便性が向上することはもちろん、アプリがリリースされたことで「リスクの開発陣はしっかりと機能している」とアピールする効果もありました。
さらに、Liskはもう一点イベントを控えています。
それは、マイニング報酬が半減する「半減期」が今年11月にやってくること。
マイナーへの報酬(採掘)が半減すると、市場に出回る仮想通貨が減少するため、希少価値が上昇します。
このようにリスクは多くの値上がり要因を控えているため、これから注目ですね!
明日のビットコイン予想
10月3日の急落では、一気に75万円台まで価格を戻してきましたが、今回の下落に関しては、先の急落よりも速いペースで下落していることから、以前よりも売り圧が高まっている事が伺えます。
よって以前のように即座に75万円台まで反発してくることはないでしょう。
今後としては、73万円付近でディセンディングトライアングルの様なチャートを形成した後に、再度下落に転じてくる予想です。
ディセンディングトライアングル
底値が一定でだんだんと高値を切り下げた三角形を描くチャート。下降トレンドの際に現れる弱気なチャートパターンとされている。収束点が近くなればなるほど下に抜ける可能性が高い。
本日のまとめ
- ①暴落注意!バイナンスが4つの仮想通貨を上場廃止へ
- ②GMO、日本円連動型ステーブルコイン(安定通貨)発行へ!
- ③仮想通貨市場は「内部崩壊」しつつある?その理由とは
- ④リスクが買い時?「Lisk Mobile」リリースなど注目材料も
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
4つの通貨はなぜバイナンスで上場廃止になったのか?
バイナンスは投資家を保護するため、独自の基準に満たなくなったトークンを定期的に廃止としているからです。
きわどいトークンを保有する際は、その将来性はもちろんのこと、最新の動向もしっかりとチェックしておきましょう。
昔は盛り上がっていたものの、今は閑散としているトークンもあり、そうしたものは上場廃止となる可能性もありますからね。。
注意しましょう!