こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは88万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。
時価総額トップ10では、プラスとマイナスの通貨がまちまちとなっています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でChainlink (LINK)が約41%上昇。
イーサリアムのメインネットでChainlinkがリリースされたことを受け、上昇トレンドに突入していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①最大手バイナンス、新取引所「バイナンスUS」を設立!!米国市場でも覇権狙う
バイナンスが米国進出へ、「Binance US🇺🇸」設立を発表https://t.co/mc2nyPkrOc
パートナー企業BAM Trading Servicesが運営を担い、Binanceのウォレットとそれに対応するエンジンを共有します🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年6月13日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、アメリカに特化した取引所「バイナンスUS」を設立し、米国市場へ進出することが判明。
アメリカ財務省のFinCENに登録済みの送金サービス「BAM」との提携で実現しました。
これについて、バイナンスのCEOであるCZ氏は、
「米規制コンプライアンスに準拠した上で米市場に取引サービスを提供する。」
と語っています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②イランでビットコインの需要が急増中!!イラン人投資家が語る
こんな国は他にもいくらでもあってそれらは全てビットコインの需要につながる
「代替手段がない。ペイパルやウェスタンユニオンを我々は使えないんだ。ビットコインは唯一の選択肢だよ(中略)ビットコインは誰からも制裁を受けない。米政府からも他の金融機関からもだ」 https://t.co/lIGoor8dVD
— Junya Hirano 平野淳也 (@junbhirano) 2019年6月13日
アメリカからの経済政策を受けるイランで、仮想通貨ビットコインの需要が急増しています。
イランの投資家ジーヤ・サダー氏は、ポッドキャスト番組に出演し、
「ビットコインが我々にとって唯一の選択肢だ」
「ビットコインは誰からも制裁を受けない。米政府からも他の金融機関からもだ」
とイランにおけるビットコインの必要性について語りました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
イランは現在、アメリカによる経済制裁を受けています。
たとえば、イランは世界的な原油産出国ですが、アメリカはそれらの輸入を禁止するなどしていますね。
その他にも制裁により、世界の金融システムにイランが参加できない状態が続いています。
そこで注目を集めているのが、ビットコインなどの仮想通貨。
ビットコインは、完全に国から独立したシステムなので、いくらアメリカとはいえビットコインを制限することはできないからです。
今後、こうしたビットコインの非中央集権的な性質が「価値」となって、価格を押し上げる動きがあると僕は考えています!
③リップル活用の送金サービス、顧客が「800%」増加!
まだ非公開の国際送金会社が送金コストを20ドルから2ドルに縮小し、一夜にして顧客数を800%に増やしたそうです。 https://t.co/YslNgDil5l
— GiantGox (@GiantGox) 2019年6月14日
「リップルネットを活用することで、顧客が800%増加した」。
リップル(XRP)を発行するリップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、インタビューで上記の事実を明らかにしました。
同氏によると、ある送金サービス会社がリップルを活用したところ、送金コストを20ドル(約2200円)から2ドル(約220円)へ削減することに成功。
その結果、「わずか1日」で顧客が800%以上増加したと言います。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
20ドルから2ドルへの削減は驚異的ですね。
従来型送金システムSWIFTがいかに高く、リップルがいかに低コストなのかよく分かります。
しかもリップルは、手数料が安いだけではありません。
SWIFTと比較し「送金が早い」のも大きなポイントです。
- SWIFT:手数料が高く、送金に数日かかる
- リップル:手数料は格安で、送金は数秒で完了
こうしたことを受け、世界的に普及が進むリップル。
一説には、SWIFTシステムがすべてリップルに置き換えられた場合、1XRP=6200円になるとの算出もあります(現在XRPは43円)。
これがいつ実現するのかじっくり待つのも、リップラーの楽しみのひとつです!
④ビットコインは次の18ヶ月で爆上げする!?その2つの根拠
過去のビットコイン半減期は14か月前が買い時というデータが出ているらしい。
ちなみに次回の半減期を考えると今年の3月が買い時だったとのこと。そう、底値記録した時なんだよね。正直このレポートが2月に出てれば神だったけど、今この時期に言われてもねえ。https://t.co/9FfsMZ3nGo
— アルバマン@FX&仮想通貨 (@albaman001) 2019年6月13日
「ビットコインは今後10四半期で800%上昇する」と先月予測したことで注目を集めた、仮想通貨投資会社Morgan Creek Digitalの共同創設者Pomp氏。
同氏は先日、仮想通貨番組「Bloxlive TV」に出演し、
「次の18ヶ月がビットコイン相場において重要な時期になる。」
などと、改めて上昇相場の到来を主張しました。
その要因として、以下の材料をピックアップしています。
- 中央銀行の金利引き下げ
- 2020年5月に予測されているビットコインの半減期
阿部悠人の考察(重要度★★)
ビットコインの半減期は、鉄板の好材料ですね。
歴史的にも、ビットコインは半減期の「1年前」が買い時とされています。
その他、個人的には「Bakkt(バックト)のビットコイン先物が、今年7月22日にユーザー受け入れテストを開始する」ことも重要なイベントだと考えています。
このように強気相場が期待できる材料が目白押しなので、これからの1年は最高に面白くなりそうですよ!
チャンスは突然やってくるので、レバレッジ100倍の取引所BitMEX(ビットメックス)のスタンバイもお忘れなく。
【BTCは90万円台に突入中!!有力な買いポイントはココ!】
BTCは06/08の高値(881700)を昨日の終値(887500)で超えたことで、上昇の可能性がかなり高まりました。
まず目先の目標となるのが、週足で抑えられているポイントの②950000です。
②をブレイクした場合、①1084000までの上昇が見えてくる展開となります。
それでは短期取引ポイントを分析します。
07:00現在も強く上昇中、先日の高値を既に更新した状況です。
本日は短期・中期のどちらも買いを優先、③06/13高値をやや下回ったところか、④前回安値まで戻ってくるのを待ってロングします。
売りの場合は、大きな陽線が出たタイミングで逆張りショート、③もしくは④まで戻ってきたらタイミングで決済します。
次は中期取引ポイントです。
⑤ダブルボトムのネックラインで反発して上昇、4時間足の20SMAも右上がりになってきている状況です。
買いはトレンドライン(緑)に沿って買うか、⑤を再び試す可能性もまだあるので、そのタイミングでロングします。
上昇の波にうまく乗れれば、大きく利益を得られるチャンスです。
売りの場合は⑤を割ったタイミングでショート、先日の始値861700を目標にし、反発しそうな動きを見せたらすぐに決済します。
本日のまとめ
- 最大手バイナンス、新取引所「バイナンスUS」を設立!!米国市場でも覇権狙う
- イランでビットコインの需要が急増中!!イラン人投資家が語る
- リップル活用の送金サービス、顧客が「800%」増加!
- ビットコインは次の18ヶ月で爆上げする!?その2つの根拠
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
勘のよい方は、「現在のバイナンスをアメリカから普通に使えばいいのでは?」と思うかもしれません。
確かにバイナンスは、日本を含む複数の国から利用できるので、アメリカから同じように利用できれば、「バイナンスUS」なんて不要です。
しかし実は、そうもいかない事情があります。
アメリカでは米SECをはじめとする規制当局の監視の目が厳しく、ライセンスを持たないバイナンスは堂々と運営できません。
このままの状態でアメリカ人にサービスを提供することは、バイナンスにとってリスクがあります。
そこで、CZさんは「米規制コンプライアンスに則っていますよ!」と言うために、バイナンスUSを設立したという背景があります。
世界最大バイナンスが、仮想通貨のメッカ米国に進出することは、業界にとって大きなニュースと言えるでしょう。