こんにちは、阿部です。
2018年初め、ビットコインの滑り出しはあまり良いものではありませんでした。
チャートは右肩下がりを描き、ビットコイン価格は50%以上も下落しました。
しかしそれでも上級トレーダーやアナリストの多くは、昨年と同様に2018年もビットコイン飛躍の年になると予測しています。
ビットコインは仮想通貨の基軸。
ビットコインが値上がりすることで、値動きが連動する多くのアルトコインの値上がりも期待されます。
それでは、なぜ2018年がビットコイン飛躍の年なのか。
それには2つの理由があります。
1つ目は「スケーラビリティ問題が解決されたこと」
2つ目は「仮想通貨への適切な規制が進みつつあること」
それでは詳しく見ていきましょう。
2018年の値上がりのカギを握るのは2つの材料!
ビットコインが2018年も値上がりすると考えられる理由として以下の材料があげられます。
- ビットコインが公的に認められつつある
- ビットコイン決済(支払い)が世界的に広がってきている
- ビットコインのスケーラビリティ問題がCore0.16.0で解決
- 仮想通貨への適切な規制が世界各国で実施
これら4つはすべて重要な材料となりますが、そのなかでも後者2つが大きな値上がり要因になると考えられています。
ビットコインがCore0.16.0にバージョンアップ
ビットコインは定期的に開発者によってアップデートされ続けています。
そして今回、その最新版である「Bitcoin Core0.16.0」というバージョンがリリースされました。
最大の特徴は、はじめてSegWitに完全対応したことです。
SegWitとは、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決する方法の1つ。
ビットコインにはブロックサイズと呼ばれる「容量」が決められていますが、将来的に取引量が増えた際に容量不足となることが心配されていました。
これがスケーラビリティ問題です。
スケーラビリティ問題はビットコインのデメリットなので、解消されるまではビットコインへの投資は危険だという意見もありました。
しかし、ビットコインは2018年2月26日、バージョンアップによってスケーラビリティ問題を完全に克服。
さらなる普及に向かって準備OKとなったわけです。
これまでのビットコインがスケーラビリティ問題を抱えたまま値上がりしてきたことを考えると、Core0.16.0のSegWit完全対応によってさらなる値上がりが期待できるとするのが自然です。
世界中で仮想通貨「規制」が整いつつある
2018年以降の値上がり要因は上述のバージョンアップだけではありません。
世界中でビットコインを含む仮想通貨に対する「規制」が整いつつあることもあげられます。
仮想通貨への規制は「短期的には値下がり要因」となりうるものの「長期的には値上がり要因」です。
適切な規制が行われればだれもが安心して仮想通貨やICOに投資できる下地ができます。
そうすれば、安全性を心配していた層が参入してきますし、控えめな取引をしていた方も積極的に活動するようになります。
このようなポジティブな見方は、当然値上がりに繋がっていきます。
早ければ2018年内にも規制のメリットが広く認識されるようになるのではないでしょうか。
2018年はビットコイン飛躍の年!
ここまで、2018年からのビットコインの見通しについて個人的な見解をご紹介しました。
もちろんビットコイン周辺には毎日新たな材料が発生するため、必ずしも現時点で値上がりを保証できません。
とはいえ今後のビットコイン価格を考えるうえで「スケーラビリティ問題の解決」と「規制の動向」の2つは大きなカギであることに間違いはありません。
今後も当ブログでは、仮想通貨価格の予測など有益な情報を発信していきたいと思います。
情報収集は時間と労力が必要ですが、2018年末に1BTCがいくらになっているかを楽しみにしながら、ともに頑張っていきましょう!