こんにちは、阿部です。
先日、当ブログでビットコイン「ETN」上場の可能性についてご紹介しましたが、それとは別に、新たにビットコイン「ETF」が承認される可能性が浮上してきました!
シカゴ・ボード・オプション取引所(CBOE)は、アメリカ証券取引委員会(SEC)にビットコインETFを申請。
ビットコインETF自体は、2013年より何度も申請が行われており、そのたびに「却下」されてきました。
しかし僕は今回の申請は、これまでのビットコインETFより承認される可能性が高いと考えています。
今回は、ビットコインETFの新たな動きについてまとめました。
また、なぜ今回のETFはこれまでより承認の可能性が高いのか、についても解説します。
シカゴ・ボード・オプション取引所(CBOE)がETFを申請!
シカゴ・ボード・オプション取引所(CBOE)は、シカゴにある公的な取引所です。
ビットコインなどが扱われている仮想通貨専門の取引所ではなく、政府の規制のもとで運営されています。
- 個別銘柄株
- 株価指数
- 金利
などのオプション取引が取り扱われていることで知られていますね。
また今回アメリカ証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを認めれば、世界初のニュースとなります。
価格に対する影響もいい意味で未知数でありとても楽しみですね!
ETNとETFの違いは?
先日、ビットコイン「ETN」が誕生する可能性について当ブログでご紹介しました。
「ETF」と「ETN」はどのように異なるのでしょうか?
この記事で話題としているビットコインETFとは、簡単にいえば、「ビットコイン価格に連動することを目指した投資信託」です。
投資信託には
- 株式(株価指数)
- 債券
- 商品(原油、小麦、金、銀など)
- 上記を組み合わせて運用できるもの
などの無数の種類があります。
個人投資家が気軽に投資できることで人気となっていますが、投資のプロ(機関投資家)にも重宝されています。
もしビットコインETFが誕生すると、こうした投資信託のラインナップに「ビットコイン」が加わることとなります。
一方のビットコイン「ETN」はETFとほとんど同じものですが、投資家は「現物(ビットコイン)を保有していない」という点が異なります。
ETF、ETN誕生は双方とも市場にとって「好材料」ですが、ビットコインETF誕生で、「ビットコインの現物に投資ができる投資信託」が誕生することになります。
市場にとってはより強い値上がり材料となることが期待されますね。
ビットコインETF、今回こそ認可される?!
さて、シカゴ・ボード・オプション取引所(CBOE)が申請したビットコインETF。
まだ認可されたわけではなく、これから審査が開始されます。
そのため、「審査が通過するかどうかはまだ不透明」というのが客観的な見方です。
ビットコインETFはこれまで、何度も「審査落ち」してきたという事実もあります。
しかし僕は個人的に、いままでの申請よりも大きな期待を寄せています。
それはなぜなのか?
を以下にご紹介したいと思います。
「ビットコインは有価証券ではない」とSECが発言
僕が個人的に、今回のビットコインETF認可に期待を寄せている理由。
それは、
「ビットコインとイーサリアムは有価証券ではない」
とする、アメリカ証券取引委員会(SEC)の意思表示後、今回が初めての申請だからです。
といっても、これではピンと来ませんよね。
詳しく説明していきます。
これまでビットコインETFが認可されなかったある理由
これまでビットコインETFが何度も申請されているにもかかわらず認められなかったのには、ある理由があると考えています。
それは、「ビットコインが規制されておらず、野放しの状況だった」からです。
しかし今回は、「ビットコインとイーサリアムは有価証券ではない」とする規制当局(SEC)の発言の後に、ETFが申請されました。
そのため、今までとはずいぶん状況が異なっているのですね。
もちろん、ビットコインETFの認可が先延ばしとなってきた理由はこれだけではありません。(※たとえば、ビットコインの価格変動の激しさなど)しかし、今までのビットコインETFの申請よりも認可が現実的になってきているのは間違いないでしょう。
もしETFが認可された場合、仮想通貨市場の値上がりに繋がる可能性も大いにありますので、ぜひ注目してまいりましょう!