こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
9月6日の相場は?→暴落!
本日、ビットコインは72万円で推移していて、ここ24時間で12%も急落。
時価総額トップ10通貨では、Tetherをのぞく全ての通貨で10%以上も下落しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でBitcoin Diamond (BCD)が約2倍に高騰しています。
Binanceがビットコインダイヤモンドの入金と出金を再開したことが上昇に繋がっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインが大暴落!要因はGS社の取引デスク廃止
ビットコインが1時間で「82万円から78万円」と大幅に下落。ビジネスインサイダーによると、ゴールドマンサックスが仮想通貨トレーディングデスク設置計画を撤回と発表したことが影響。さらに「テザー砲」の一部(23億円程度)がなぜかBitfinexから返送されたことも加速させた。https://t.co/pdBJFI7eoV
— Yuto Abe🇹🇭暗号通貨Ƀ (@abeyutos) 2018年9月5日
ビットコインが一夜にして大暴落しています。
昨日(5日)に82万円で推移していたBTCは、今日(6日)に72万円へ。
たった1日で10万円も値下がりしたことになります。
イーサリアム、リップルなどの主要アルトコインも軒並み、ビットコインと同程度、もしくはそれ以上の下落を記録しています。
この暴落の引き金となったのは、ゴールドマン・サックス社のビットコイン取引デスク計画の一時停止です。
いったい何がどうなっているのでしょうか。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②Bitfinexから大量のUSDTがTetherに返送
さきほど18:12にBitfinexからTetherに約2072万USDTが新たに返送されました。 pic.twitter.com/eIE8u2Skaa
— mineCC (@ETHxCC) 2018年9月5日
ビットコインの大暴落には、もう1点、別の理由があります。
大量のUSDTがBitfinexからTetherに送金されていることです。
9月3日:
Tether(発行会社)→Bitfinex(取引所)へと、1億ドル分のUSDT送付が確認された
9月3日:
反対にBitfinex→Tetherへと、4000万ドル分のUSDT返送が確認される
9月4日:
翌日も、Bitfinex→Tetherへと、3500万ドル分のUSDT返送が確認される
9月5日:
さらにBitfinex→Tetherへと、2000万ドル分の返送が確認される
阿部悠人の考察(重要度★★★)
Tether社の発行するUSDTは、主にビットコインを買うための元手として使われます。
USDTがBitfinexが大量に送金されたことで、「ビットコインを買うための準備ではないか」という憶測が飛び交い、上昇に繋がっていました。
その期待感が高まっているところ、次は突然、BitfinexからUSDTが抜き取られ、Tether社に送られたのです。
そこで「ビットコインを買うための準備ではないか」という期待が挫かれてしまい、ビットコイン下落に繋がってしまいました。
価格操作のにおいがしないこともないですが。。
これもビットコインの価格の動きに影響する出来事です。
③ノアコイン、Coinpayments(決済サービス)に追加!
ノアコイン、暗号通貨決済企業Coinpaymentsで取扱開始! 221万6500件のCoinpayments提携店での取扱いが可能に |株式会社ALCHEMISTのプレスリリース(配信日時:2018年9月3日 14時45分) https://t.co/DGEBDpFUlD
— piyopiyo_an🐥🍀 (@PiyopiyoAn) 2018年9月4日
ノアコインは2018年8月15日より、決済サービスCoinpaymentsに追加されました。
「取引所に上場したということ?」と思いますが、似ているようで少し異なります。
Coinpaymentsはオンライン決済の会社であり、
- PayPal
- Squar
と似た、支払いをするためのサービスといえば分かりやすいでしょうか。
Coinpaymentsは182か国、768,000以上の販売者が利用しており、カナダでは有名です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ノアコインは日本で愛好家が多い仮想通貨です。
しかし決済手段としては、まだまだ普及していませんよね。
Coinpaymentsの追加によって、同サービスを通じて幅広くノアコインを使えるようになります。
普及の大きな一歩を踏み出したといえるでしょう!
④1100億円のビットコインが「捨て」られる!?
◆10億ドルのBitcoin、捨てられる◆
仮想通貨業界で、ビットコインのクジラ(大量のビットコインを支配する人)が約10億ドル相当のビットコインを市場に捨てるという噂がある。この動きが起きればビットコインや他の仮想資産の価格に甚大な影響を及ぼす。
【情報提供:https://t.co/0SRcvvUHvT】
— Huobi Japan (@HuobiJapan) 2018年9月5日
1100億円(10億ドル)のビットコインが、「捨てられる」のではないかと噂されています。
ビットコインの大部分は、クジラと呼ばれる大量保有者の手にあります。
そのため、クジラの決定1つで、ビットコイン下落に繋がることがあるのです。
具体的には、
- シルクロード
- マウンドゴックス
のそれぞれのクジラが、大量に売り注文を出すのではないかと噂されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
時価総額約20兆円のビットコイン市場で、1100億円は小さくなく、売られたらさらにもう一段下落していく可能性もあるでしょう。
噂の段階とはいえ、シルクロード(違法なダークウェブでBTCを荒稼ぎしたサイト)およびマウンドゴックス(BTCを売却し再生を計画)は、確かに売るための理由を持っています。
たとえばマウンドゴックスは、顧客への返済のために、ビットコインを売る必要があるのですね。
ただ僕としては、不当に下がったコインは安値で拾うだけですので、長期的な目線からはむしろ売りを歓迎しています!
9月6日のまとめ
- ①ビットコインが大暴落!要因はGS社の取引デスク廃止
- ②Bitfinexから大量のUSDTがTetherに返送
- ③ノアコイン、Coinpayments(決済サービス)に追加!
- ④1100億円のビットコインが「捨て」られる!?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
特大の暴落がやってきました!
ゴールドマン・サックス社の取引デスク廃止であれば、下落やむなしでしょうか。
同社が取引デスク設置を表明した際は、「あのゴールドマン・サックスが!?」と衝撃でしたので、反動も大きいです。
とはいえ、楽観視できる部分もあります。
ビットコイン取引デスクは「一時停止」であって、「完全廃止」ではない点です。
また、仮想通貨カストディ(保管サービス)は継続します。
取引デスクが再開されたら、BTCが盛り上がるサインでもあるので、1つ楽しみができたとしましょう。