こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→大幅上昇!
本日、ビットコインは121万円台で推移しており、ここ24時間で13%上昇。
時価総額トップ10でも、ほとんどの通貨が上昇基調ですね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でWaltonchain (WTC)が約29%上昇。
マイニングをする人(マイナー)に有利な仕様変更がなされ、注目が集まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコイン暴落の要因、ついに判明!!「日経新聞」も指摘
ビットコイン急落 「テザー」絡み疑念広がる https://t.co/a3ZVFb4O9c
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2019年7月2日
仮想通貨ビットコイン(BTC)の価格が伸び悩んでいます。
前月27日に約149万円の高値を付けたビットコインは、その後フラッシュクラッシュ(瞬間急落)で20分で22万円急落。
それをきっかけに下落基調に転じ、3日記事執筆時点では、約123万円付近で推移しています。
この急落の要因として様々な憶測が飛び交う中、日本経済新聞は2日、ステーブルコインのテザー(USDT)の動向が要因ではないかと指摘しています。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②コインチェック、アルトコイン取引を突如停止!!まさか・・・
現在、BTC以外の当社取り扱い通貨におきまして、販売所での売買を停止しております。ご迷惑をおかけしておりまして申し訳ございません。何卒、宜しくお願い申し上げます。なお、取引所での現物取引は通常通りご利用いただくことが可能でございます。
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2019年7月2日
国内仮想通貨取引所コインチェックは2日、公式ツイッターで以下のように報告。
「現在、BTC以外の当社取り扱い通貨におきまして、販売所での売買を停止しております。ご迷惑をおかけしておりまして申し訳ございません。」
同取引所で、アルトコインの取引を停止していると報告しました。
これを受けて、ネット上からは「とにかく理由を述べろ。 ネムの時から何かを隠そうとするな!」などの批判の声が上がっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
コインチェックといえば、2018年に仮想通貨ネムを580億円相当流出させました。
これを知っている人からすると、「売買を停止します。」と突然言われると、ヒヤッとしてしまいますね。
ちゃんとした理由も説明されていないので、なおさらです。
しかし結論、これはハッキングではないので安心してOK。
コインチェックがアルトコインの価格を参照するポロニエックス(海外取引所)がエラーで取引停止なっており、それを受けてコインチェックも停止しています。
「そうならそうと言ってください!」って感じですが、まあ何事も無くてひと安心です。
③大手取引所ビットフライヤーが「新規口座開設」受付再開へ!
仮想通貨ファンの皆様、大変お待たせいたしました。
bitFlyer、新規口座開設受付再開です!https://t.co/DxDAYEXY6d#ビットフライヤー #bitFlyer— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) 2019年7月2日
国内最大級の仮想通貨取引所ビットフライヤー(bitFlyer)が2日、中断していた新規口座開設の受付を3日より再開すると発表しました。
「仮想通貨ファンの皆様、大変お待たせいたしました。
bitFlyer、新規口座開設受付再開です!」
ビットフライヤーは2018年6月、金融庁から業務改善命令を受けたことをきっかけに、内部管理体制の強化のため新規口座開設を中断していました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ビットフライヤーといえば、2015~16年くらいまで、知名度・取引量とも国内でダントツの取引所でした。
最近になって仮想通貨を始められた方にとっては信じられないかもしれませんが、「取引所といえばビットフライヤーの一択だよね」みたいな空気が当たり前だったんですよ。
仮想通貨黎明期に、国内ブームを支えた取引所です。
新規口座開設の受付再開で、再びあの頃のように、国内市場を盛り上げてほしいですね!
④バイナンス、新たに仮想通貨「先物」プラットフォームを発表!
【速報】バイナンスの仮想通貨先物取引を正式発表|レバレッジは最大20倍https://t.co/kfsWr1SIPd
バイナンスのCZ氏が、先物取引所の立ち上げを正式に発表した。公開日時は数ヶ月以内で、最大レバレッジを20倍に設定している。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月2日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、新たな仮想通貨「先物」取引プラットフォーム「Binance Futures」の立ち上げを正式に発表しました。
バイナンスのCEOであるCZ氏によると、Binance Futuresは
- 最大レバレッジ20倍に設定
- プラットフォーム立ち上げは数ヶ月前以内
という形でオープンされ、レバレッジに関しては今後さらにハイレバ化するとしています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ただし、上記のプラットフォームは規制面を考慮し、日本とアメリカには提供されないようです。
その点がちょっと残念ですね。。
ただ、先物取引(レバレッジ取引)については「BitMEX」、アルトコイン投資については「バイナンス(通常版)」で事足りるので、正直困ることはないですね。
ちなみに、先物プラットフォームのリリースはバイナンスコイン(BNB)の上昇要因となるので、この点にも注目です!
もちろん、BNBもバイナンスで買うことができますよ。
本日のまとめ
- ビットコイン暴落の要因、ついに判明!!「日経新聞」も指摘
- コインチェック、アルトコイン取引を突如停止!!まさか・・・
- 大手取引所ビットフライヤーが「新規口座開設」受付再開へ!
- バイナンス、新たに仮想通貨「先物」プラットフォームを発表!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
テザー(USDT)を発行する「ビットフィネックス」という大手取引所があります。
そのビットフィネックスがUSDTを元手にビットコインを大量売買し、「価格操縦」していることが急落の要因だ、と日本経済新聞は述べていますね。
つまり、
という感じでしょうか。
もちろん、ここまで具体的には書かれていませんが、「ビットフィネックスの動向がビットコイン価格を動かしている」ってことなので、大方はこういうことでしょう。
ビットフィネックスのような「クジラ」(大口売買)によるビットコイン価格操縦は、以前から指摘されているところです。
今回のビットコインの急落要因も、少なからずテザーが絡んでいるでしょう。