こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは98万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が大幅に下落していますね。
またアルトコインでは、BandProtcol(バンドプロトコル/BAND)が急騰しているためその背景を後ほど考察します。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①注目すべきビットコインの材料3つ|トレーダー必見のファンダまとめ
①#ビットコイン のハッシュレートは過去最高を更新し、なお高値を維持
②仮想通貨決済のPOSレジ機「Pundi XPOS X2」の国内での導入が相次いでいる「ハッシュレート」と「決済による実需」の2つの大きなファンダが上向き始めています。
特に後者は最近の見逃せない傾向で、市場の起爆剤として期待💡 pic.twitter.com/krFpTphgy1
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) July 14, 2020
現在、ビットコイン市場で投資家から注目を集めているのは、以下の3点の材料です。
- ハッシュレートが過去最高に到達
- 「買い集め期間」突入の示唆
- 過去のパターン
①については、今月8日の当ブログでも解説。ハッシュレートの上昇はBTC価格にとってポジティブです。
②については、CryptoQuantのデータによると、「取引所に保管されるビットコイン残高の30日移動平均線と90日移動平均線の差(画像下のピンクの線)」がマイナス圏にあります。
CryptoQuantのKi Young Ju氏によると、差分のマイナスが「BTC価格の下振れリスク」となるため、差分がマイナス圏にあるほど下値余地が少なくなります。
そのため今は、価格は下落しにくく、むしろ投資家は「買い集め期間」に入っている可能性が高いと主張。
③については、同じくKi Young Ju氏による②の主張を裏付けるものです。
取引所に保管されるビットコインの残高の「30日移動平均線と90日移動平均線の差」がマイナス圏(買い集め期間)から、プラス圏に突入した直後、歴史的にビットコインは上昇を遂げています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

本日のまとめ
- ビットコイン市場で投資家から注目を集めつつある「ハッシュレート」「取引所に保管されるビットコインの残高」「仮想通貨決済」がポジティブに推移。トレーダーはこれらのファンダに注目しよう
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
「30日移動平均線と90日移動平均線の差」という表現で混乱しがちですが、簡単にいえば「取引所のBTC残高が減少すると、売られる可能性のあるBTCが減少するため、下振れリスクが減る」ということですね。
ちょっと分かりにくいという方は、「誰でもできる!?クジラ(超大口投資家)の投資行動を知り、先回りする方法」で解説したコインベースでの大量出金と同じ原理なので、よかったら読んでみてください。
なお、取引所から出金されたBTCはウォレットでの「ガチホ」が一般的ですが、ここ最近、急速に仮想通貨決済も普及しています。
店舗が仮想通貨決済を導入できるPOSレジ機「Pundi XPOS X2」を採用する事例が国内でも相次いでいます。
ユーザーが仮想通貨決済のためにコインを保有するようになれば、実需が下支えとなることでさらに「下振れリスク」は減少するでしょう。
さて、本日の主要ニュースはこちら。
なおアルトコインでは、BandProtcol(バンドプロトコル/BAND)が急騰しています。
今月6日に1.1ドルだったBANDは、一時2.5ドルまで上昇し、現在約2.1ドルで落ち着いていますね。
急騰の背景には、2020年3Q(7~9月)にメインネットのリリースが控えていることによる、上昇期待があります。
またBand Protocolは、DeFi(ブロックチェーンを使った金融サービス)と、分散型オラクル(ブロックチェーン外部の情報が信頼できるかをチェックしながら、ブロックチェーン内部に橋渡しする仕組み)を対象としたプロジェクトです。
同じく分散型オラクルを対象としているChainlinkが高騰していることも、Band Protocolの上昇を誘発しています。
なおバンドプロトコルについては、「2020年にテンバガー(10倍)が狙える仮想通貨3つ!」として過去記事でも解説しています。