こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは99万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、ビットコインSV(BSV)が2%上昇していますね。
アルトコインでは、リップル社が世界共通の国際送金規格「PayID」に参加するという大きな材料がありましたので、後述します。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインの「実現時価総額」が史上最高値を更新!その意味を解説
#ビットコイン の「実現時価総額」が過去最高を更新!
・通常の時価総額→この瞬間の価値の合計を示す
・“実現”時価総額→あるビットコインが最後に動かされた際(過去)の時価の合計を示す“実現”時価総額のほうが多くのユーザーの総意を反映しているので、これが最高値を更新したことは重要です。 pic.twitter.com/ztHvrT9Bmx
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) June 20, 2020
ビットコインは100万円前後で推移しており、今月18日以降、小幅な値動きとなっています。
なお、「100万円」の価格帯は、ビットコインが2017年12月に記録した最高値240万円の半値にも及びません。
しかし、仮想通貨市場を分析するグラスノードによると、ビットコインの「”実現”時価総額」は昨日、1066億3000万ドル(約11兆4000億円)と過去最高を更新。
実現時価総額とは、通常の時価総額とは異なり「あるビットコインが別のアドレスに最後に動かされた際の時価」を元に計算する時価総額のこと(例:自前のウォレット→取引所ウォレットへの送金など)。
つまり、あるビットコインが2017年12月を最後に動かされていない場合、ビットコインは現在の100万円ではなく、当時の240万円として計算されることになります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
本日のまとめ
- ビットコインの「”実現”時価総額」は昨日、過去最高を更新。ビットコイン価格は短期的に100万円前後で停滞しているが、長期的な着実な成長を示唆している
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
通常、時価総額は「今この瞬間の市場参加者」だけが決めています。
しかし”実現”時価総額は、すべての人が最後にいくらで送金したかを考慮しているため、より多くの人の総意だということができますね。
つまり、「より多くの人々が思うビットコインの価値」は上昇しているということになるでしょう。
ビットコインの着実な成長を示す、ぜひ知っておきたい時価総額の概念ですね。
さて、本日の主要ニュースはこちら。
なお、仮想通貨XRPのリップル社が、世界共通の「PayID」で簡単に国をまたぐ国際送金ができるようにすることを目指す「Open Payments Coalition」に参加することを表明しました。
PayIDを使えば、口座番号やクレカ番号なしで、メールを送るように国際送金ができるようになるとされていて、今後、利用者は1億人に上るとのこと。
そしてPayIDは、なんとリップル社の送金システム「リップルネット」が採用されることになっています。
リップル社の地位向上を含め、仮想通貨XRPにとっても重要な足がかりになる材料です。