こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→上昇!
今日のビットコインは、昨日から引き続き横ばい相場です。
現在71万円を中心としたレンジ相場の中で推移しています。
時価総額トップ10通貨では、イオス(EOS)が6%上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でDentacoin (DCN)が約23%上昇。
DCNの新ウォレット「Dentacoin Wallet dApp 1.0」がリリースされ、上昇に繋がりました。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①BitMEXのCEOが弱気派に?「2020年春まで下落相場は続く」
仮想通貨取引所ビットメックスCEO「現在の弱気相場は2020年春まで継続」
◆ヘイズCEOはあと18ヶ月間この相場が続くと警告
◆「取引高はさらに下落する可能性」
◆分散型取引所(DEX)「0x」の共同創業者「長期トレンドではビットコインなどの技術は広く採用されていく」https://t.co/Y4Fb9GJAAH— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月1日
世界最大級の取引所BitMEX(ビットメックス)のCEO、アーサー・ヘイズ氏は、弱気相場(下落トレンド)が2020年春まで継続するとの見解を明らかにしました。
「(今後)取引高もさらに下落する可能性がある。」
ヘイズ氏は、上昇要因の1つ「ビットコインETF」が承認された場合には大幅に上昇すると予測するものの、基本的な目線を弱気へとシフトしました。
ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②GMOコインが破格の「スプレッド60%以上縮小」キャンペーンを実施!
【スプレッド大縮小キャンペーン】
2018年11月1日(木)より、販売所、仮想通貨FXにおいて、各通貨のスプレッド(注文時の買い価格・売り価格の差)を60%以上縮小するキャンペーンを開催いたします。https://t.co/OutFR4o5La
— GMOコイン (@gmo_coin) 2018年10月31日
国内の取引所の1つ「GMOコイン」は、「スプレッド大縮小キャンペーン」を今年11月1日から実施すると発表しました。
GMOコインの
- 販売所
- 仮想通貨FX
において、全通貨のスプレッドを60%以上も縮小する内容です。
スプレッドとは:
取引所の「買い値」と「売り値」の差額のこと。たとえば買い値が100万円、売り値が99万9000円なら、スプレッドは1000円となる。スプレッドが狭いほどコストのロスは少なくなるため、利益を出しやすくなる。
阿部悠人の考察(重要度★★)
GMOコインは、東証1部上場企業の「GMOグループ」の仮想通貨取引所。
証券会社の「GMOクリック証券」でも有名ですね。
そのため安心感が非常に強く、オススメできるのですが、唯一スプレッドが広いのがデメリットでした。
そこが改善された今、GMOコインは「安心感」と「コスト」の両面でメリットが多い取引所へと進化しています。
対応コインは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の5つ。
全通貨手数料無料で売買できますので、気になる方は下記よりどうぞ!
③ウォーレン・バフェット氏、680億円をフィンテック企業へ投資
仮想通貨批判派のウォーレン・バフェット氏、インド・ブラジルのフィンテック企業に6億ドル投資
◆バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは、インドのPaytmとブラジルのStoneCoの2社に計6億ドルの投資を行ったことが明らかになった。
https://jp.cointelegraph.com/news/warren-buffetts-holding-invests-600-mln-in-fintech-firms-focused-on-emerging-markets— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
世界的投資家「ウォーレン・バフェット」氏は、自身の会社バークシャー・ハサウェイを通じ、インドとブラジルの2つのフィンテック(金融テクノロジー)企業へと投資。
その額は6億ドル(約680億円)へ上ると明らかとなりました。
ウォーレン・バフェット氏は、過去、ビットコインについて
「何も生産しない仮想通貨の購入は投資とはいえない」
と批判的な立場であっただけではなくフィンテック企業への投資すら避けていました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
あのウォーレン・バフェット氏がフィンテック参入ですか…。
バフェット氏は今年8月で88歳になったこともあるのか、新しい技術への投資には慎重な姿勢。
とはいえ、ここに来てフィンテック投資へ踏み切ってきたので、将来的には仮想通貨企業への投資、いや仮想通貨そのものへの投資の可能性もあるかも、、、?
バフェット氏はインドのモバイル決済企業Paytmへ投資しており、この分野は仮想通貨との相性もバツグンです。
ちなみにそのインドでは10月31日、長官が「民間の仮想通貨利用を禁止すべき」と提案したことが判明。
インドでさらに仮想通貨規制が強くなる可能性があります。
すべてがよい方向へ向かっているわけではないですが、仮想通貨の未来は明るいです!
④国連「ビットコインマイニングで2033年に地球壊滅」
地球温暖化はビットコインマイニングだけで2033年までに限界を迎えるhttps://t.co/cSGGq2LiV2
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) 2018年10月31日
ビットコイン維持に必要なマイニング(採掘)によって、地球の平均気温が2033年までに2度上昇する可能性があることが、国連の調査で判明しました。
気温が2度上昇すると、「間違いなく壊滅的」と国際研究チーム。
海面が10~60メートル上昇し、一部の地域で人が住むことができなくなります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ビットコインはProof of Workアルゴリズムが採用されているため、電気代がバカになりません。
そのため「エコじゃない」ということは以前から指摘されていました。
とはいえ、2033年とはあまりに早いですね。
さらに研究が進み、ビットコインが地球温暖化に悪影響との証拠が揃えば、ビットコインマイニングが規制されるかもしれませんね。
その際は、ビットコインの暴落とともに、電気消費量の少ない仮想通貨が評価され、暴騰することになるでしょう!
明日のビットコイン予測
現在は急騰後からヨコヨコで推移しています。
ですが急騰からの横ばい相場は、すぐに急騰前の水準まで戻ってくる事が多いです。
現在の価格帯からしばらく持ち合った後、徐々に右肩下がりになってくるでしょう。
昨日の急騰を見ると短期的に急落前の水準まで跳ね上げてくる可能性もありますが、それは一過性に終わる可能性が高いです。
引き続き上値が重い相場なので、ロングで入るのは控えてショートの売り場を探すのが良いですね。
ロング&ショート
ロングは銘柄を「買い」でエントリーすること、ショートは逆に「売り」でエントリーすることを指す。
本日のまとめ
- ①BitMEXのCEOが弱気派に?「2020年春まで下落相場は続く」
- ②GMOコインが破格の「スプレッド60%以上縮小」キャンペーンを実施!
- ③ウォーレン・バフェット氏、680億円をフィンテック企業へ投資
- ④国連「ビットコインマイニングで2033年に地球壊滅」
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ヘイズ氏といえば、今年6月にビットコインについて「底値は3000~5000ドル(約34~56万円)」と予測し、「2018年末には2万~5万ドル(226~564万円)になる」との強気予測でしたね。
それが一転し弱気目線になってしまいましたが、心境の変化があったのでしょうか。
ともあれ、バブル相場は皆が「永遠に上がり続ける!」と強気なときに発生しますよね?
同じ理由で、「まだまだ下がるんじゃないか?」と弱気なときは、相場が底値圏に近いことが多いです。
有識者が弱気目線になることで、セリング・クライマックス(上昇トレンド転換前に見られる最後の急落)を誘発しやすくなる効果も期待できるため、必ずしもネガティブなニュースとはいえないでしょう。