Bitfinexがメンテ実施!再びBTC乱高下くるか?【2018年10月4日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

今日のビットコイン相場は、10月2日から3日にかけての下落を一気に取り戻す、強い反発を見せました。

この反発で再度長期のサポートラインにタッチした形です。

時価総額トップ10通貨では、リップルが反発し、3%ほど上昇しています。

こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。

ここ24時間でNoah Coin (NOAH)が約16%の高騰

10月13日に何らかの重要発表がなされるとされており、期待感から昨日に引き続き、連日高騰となりました。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①Bitfinexがメンテ実施!再びBTC乱高下くるか?

今年8月22日、世界最大級のBTC取引量を誇るBitMEXがメンテナンスを実施しました。

それに伴い、「取引量の減少」からBTCの値動きが生じやすくなったり、BitMEXでロスカットが動かせなくなったタイミングを狙ったりし、投機筋による「マネーゲーム」が繰り広げられました。

そして、10月4日午後3時から、明日5日午前3時の間の2時間にて、Bitfinexがメンテナンスを実施

前例があるため、BTCの乱高下に注意が必要です。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

前回のBitMEXメンテ時には、21日に70万円の水準だったBTCが、翌22日には約75万円まで高騰しましたね。

この高騰の大きな要因には、BitMEXのメンテで動かせなくなったショート筋(カラ売り)のストップロス注文にどんどん約定させ価格をつり上げる、という買い手の強引な戦略がありました。

今回も同じような乱高下に注意が必要ですが、2度目なので、Bitfinexのショート筋もポジションを解消するなど警戒していることでしょう。

また前回はビットコインETFの非承認なども乱高下に拍車をかけていますね。

そのため今回は、前回ほどの乱高下にはならないと考えていますが……。

念のため、監視は必要です!

②仮想通貨市場は「価格操縦ボット」の使用が横行している?

仮想通貨市場におけるグレーな行為のひとつ「価格操縦」

ビットコインETFがなかなか承認されない理由の1つでもあり、問題は深刻になっています。

ウォールストリートジャーナルによると、こうした価格操縦の要因の1つに「ボット」(bot)があるといいます

ボットそのものは違法ではありませんが、株式市場のように規制されたマーケットではない仮想通貨市場では、違法となる「価格操縦ボット」が横行していると伝えられています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

仮想通貨市場は歴史が浅く、規制もゆるいため、株式市場では禁止されているグレーな行為が横行していますね。

仮想通貨が業界内外に広く受け入れられ普及していくためには、株式市場並みにクリーンになっていく必要があるでしょう。

業界全体の規制は遅れているので、まずは取引所による自主規制がカギになってきます。

そうしたことが整い、公的な規制も整備されると、機関投資家の資金流入も加速していきますよ!

③ネム財団がOATH Protocolと戦略的パートナーシップを締結

中長期的に下落トレンドだったネム(NEM)に回復の兆しが見え始めています。

ネム財団は、OATH Protocolとのパートナーシップを発表しました。

OATH Protocolとは:
DApps(分散型アプリケーション)のユーザーの権利と資産を保護するためのプロジェクト。

いったい、ネムにどんなメリットがあるのでしょうか?

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

ネム財団とOATH Protocolとの提携は、両者にメリットがあります。

その中で、ネム側のメリットとしては、

  • ネムのブロックチェーンのセキュリティを大きく向上させる
  • ネムの「投票機能」の手続きを公正かつ透明にする
  • ネムを利用する上で生じるユーザーの問題を解決する

などが挙げられますね。

ただこの提携を、市場がどれくらい好意的に受け止めるかについては、もう少し様子を見る必要があると考えています。

④米規制当局CFTCの委員長「仮想通貨は将来性がある」

アメリカの規制当局で良く話題になるのは、証券取引委員会(SEC)ですよね。

ですが、もう1ヶ所忘れてはならない規制当局があります。

それはアメリカにおいて先物取引の許可権を持つ、「商品先物取引委員会」(CFTC)です。

CFTCの委員長であるクリストファー・ジャンカルロは、有名ニュース番組CNBCで、仮想通貨に対する見解を以下のように述べました

「仮想通貨はすでに普及しており、将来性があると思う」

「世界にはそれぞれ自国の紙幣を持つ国が140カ国ある。しかし、恐らくその3分の2は、ポリマーもしくはペーパーに刻印された額面の価値のないハードカレンシーに依存している

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

まるで仮想通貨の強気筋の発言のようですが、これが規制当局の委員長の発言なのだから驚きですよね。

特に、後者の「法定通貨の3分の2は額面の価値がない」という旨の発言に注目。

まず、自国通貨の不安定な国から仮想通貨の価値が認められ、普及していくというのは、仮想通貨業界だけの論理ではなく、世界の共通認識となってきています。

今後、仮想通貨は普及していくこと間違いなしですね!

明日のビットコイン予想

明日のビットコイン相場は横ばいの予想です。

現在レンジ相場の中で推移しており、この流れがしばらく続きそうな相場環境です。

しばらくは、上は76万5千円、72万7千円の間で推移するでしょう。

本日のまとめ

  • ①Bitfinexがメンテ実施!再びBTC乱高下くるか?
  • ②仮想通貨市場は「価格操縦ボット」の使用が横行している?
  • ③ネム財団がOATH Protocolと戦略的パートナーシップを締結
  • ④米規制当局CFTCの委員長「仮想通貨は将来性がある」
  • ⑤明日はビットコイン横ばい!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!