こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは87万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10で、バイナンスコイン(BNB)が約7%上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でビットコインSV(BSV)が約72%上昇しています(詳細は下記)。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインSVが100%上昇!!クレイグ氏がBTCの著作権登録に成功
BTC速報:自称”ビットコインの発明者のナカモトサトシ”であると主張するCraig Wright(クレイグライト)氏がビットコインのホワイトペーパーと2009年の初期のビットコインコードを米著作権局に登録する書類を提出し承認される #ビットコイン #Bitcoin #仮想通貨 #クレイグライト #Craigwright pic.twitter.com/NHJa54yJ0a
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) 2019年5月21日
仮想通貨ビットコインSV(BSV)がここ24時間で約76%上昇しています。
ビットコインSVは21日午後10時頃に突如急騰し、62ドル→123ドルへと、一時100%の上昇率を記録しました。
この要因として挙げられるのが、BSVのリーダーであるCraig Wright(クレイグ・ライト)氏が「ビットコインのホワイトペーパーと初期のソフトウェアの著作権を取得」したこと。
クレイグ氏は以前より、自らをビットコインを発明した「ナカモト・サトシ」であると主張しています。
著作権の登録により、それを裏付けたい狙いがあるとみられます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②イーサリアムの取引量が2017年バブル並みの高水準
【New】個人投資家が戻ってきた?イーサリアムの取引量が著しく上昇 #coindeskjapan #イーサリアム #コインベース #ビットコイン https://t.co/PVbAuPNqw5
— CoinDesk Japan (@CoinDeskjapan) 2019年5月21日
仮想通貨取引所コインベースで、イーサリアム週間取引量が1年5ヶ月ぶりの高水準を回復していることが分かりました。
5月13日から5月19日までの取引量は367万5570ETH。
これは2017年12月の仮想通貨バブルに匹敵します。
仮想通貨市場の盛り上がりを受けて、個人投資家が戻ってきていることがうかがえます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
上記はコインベースの取引量を示していますが、コインベースは「アメリカ最大」の仮想通貨取引所なので、世界的にイーサリアム取引が活発化していると言えます。
大手メディアでは、ビットコインの上昇ばかり話題になっていますが、イーサリアムもBTCと同等か、それ以上に値上がりしています。
注目のアップデート「イーサリアム2.0」も控えているので、もしビットコインに強気なら、イーサリアムも保有しておくべきでしょう!
③世界初のBTC決済「ビットコインピザの日」から今日で9周年!
歴史的瞬間、10,000BTCとピザの交換から9周年|ビットコイン価値は200万倍にhttps://t.co/KXTpVLFDNB
10,000BTCでピザ2枚が購入され、価値を持つようになった歴史的瞬間から9周年を迎えた。ピザ単価から計算すると、おおよその交換レートは「1BTC=約0.4円」。現在の1BTC=88万円の220万分の1となる。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月22日
今日(5月22日)は、ビットコインピザの日(Bitcoin Pizza Day)です。
ビットコインが初めて決済に利用されたのは2010年5月22日で、ピザ2枚と10000BTCがアメリカで交換されました。
その歴史的瞬間から今日で9周年を迎えることになります。
ちなみに、ピザ2枚を購入した10000BTCは、今日のレートで約88億円に相当。
ビットコインの値上がり幅の大きさがうかがえます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ビットコインファンならご存じの方も多い「Bitcoin Pizza Day」。
一応、おめでたい日とされていますが、、、
ビットコインを支払った方のことを思うと、めっちゃ気の毒ですよね笑
実はピザを購入した人は分かっていて、Hanyeczさんという方。
Hanyeczさんはテレビ番組に出演したことがあり、その際10000BTCを手放してしまったことについて「あまり考えないようにしている」と話しています。
そりゃそうなりますねw
④事業縮小で「NEM JAPAN」が「NEM財団」に事業返却
NEM JAPANがNEM財団に事業返却|カタパルト機能の意見も募集中https://t.co/s7BHPi8lz0
NEM財団がリージョン制を廃止し、新体制へ移行したことに合わせ、NEM財団に事業返却。今月末までにNEM JAPANを「日本窓口」へと変更する。同窓口では、カタパルトのロードマップの提言も募集している。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月21日
仮想通貨ネム(NEM)の普及を担う「NEM財団」の日本法人「NEM JAPAN」が、NEM財団へ返却されました。
今後、NEM JAPANは「日本窓口」に変更されることになります。
NEM財団は一時期、仮想通貨市場の下落を受けて「破産」もウワサされていました。
実際には破産の事実はありませんでしたが、財団運営のスマート化、資金難の改善が急務であることに変わりはなく、上記の決断がなされることとなりました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
NEM財団は「リージョン制」といって、世界の地域にリーダーを立てて普及活動を進めていく体制でしたが、いささか大がかり過ぎましたね。
仮想通貨市場が上昇し続ける前提であれば、その費用もまかなえたことでしょうが、仮想通貨の「冬」がちょっと長すぎました。
さて、一時期と比べて存在感が小さくなっているネムですが、「カタパルト」という注目の大規模アップデートも控えているので、僕はジワジワ値上がりしてくると考えています!
プラットフォーム競争に勝ち残れるか!?ようやく仕掛けてきたあのプロジェクト
NEO(ネオ)の共同創設者であるエリック・チャン氏はネオの新しいロードマップを発表しました。
今回のアップデート「NEO3.0」では、大規模な商業用のアプリケーションに対応することを目的にした改良がなされています。
かつて中国版イーサリアムとよばれている持てはやされてきたネオが、ここでようやく切り札を出してきました。
最近ではどんどんプラットフォーム系プロジェクトが出てきて、地位が危ぶまれてきましたが、ようやくという感じです。
中国でブロックチェーンプラットフォームとしての地位を確立できればそのインパクトは計り知れません。今後巻き返しに大いに期待です。
テクニカル分析
日足でみると、長期間にわたる下落トレンドが一服したところです。
何度か高値を更新していることからトレンド転換の兆しもみえます。
注目したいのがオレンジ色の平行ライン。
これは高値、安値どうしをそれぞれ結ぶことでできる2本のトレンドラインです。
現在の相場はこの平行ラインが意識され、その内部で推移していますね。
また、14ドル(ピンク色のライン)が下落時のサポートライン、上昇時のレジスタンスラインとなっています。
投資戦略
現状、14ドルで強く跳ね返されています。
ポジティブニュースが出ない限りは、このあとすぐに14ドルを抜けることは考えにくいです。
そこで、2本の平行ラインの中間(オレンジ色の点線)辺りから買い、
- 14ドルで売る
- 14ドルを抜けていくまで長期保有する
のどちらか2通りの戦略で対応していきましょう。
本日のまとめ
- ビットコインSVが100%上昇!!クレイグ氏がBTCの著作権登録に成功
- イーサリアムの取引量が2017年バブル並みの高水準
- 世界初のBTC決済「ビットコインピザの日」から今日で9周年!
- 事業縮小で「NEM JAPAN」が「NEM財団」に事業返却
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
自らをナカモト・サトシと言い張るクレイグさんですが、そもそも証拠がありませんし、クレイグさん自身も「嘘つき呼ばわりされやすい人格」なので、う~んって感じですね。
クレイグさんがナカモト・サトシである可能性はほぼないんじゃないですかね。
じゃあなんで、クレイグさんがビットコインの著作権を登録できたのか?というと、実はこれ、やろうと思えば誰でもできるからです。
特別な審査もありませんし、登録に成功しても法的な効力はありません。
なのでビットコインSVにメリットはないのですが、、、
話題性があるニュースなので、イナゴ投資家が群がって上昇していますね。
本来は内容の無いニュースなので、今から追いかけて買うのはリスクが大きいと考えています。