こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは38万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落。
時価総額トップ10でも、5%以下のマイナスが目立っています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でトロン (TRX)が約7%上昇。
仮想通貨市場が全面安となっているため、10%以上プラスの通貨はありませんでした。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインが再び直近「最安値」を更新!37万円台から今後どうなる?
20190114-AM6:30現在
経済収縮の先行指標になった『ビットコイン、仮想通貨群』が
再度、暴落を開始‼️借入れで仮想を買った筋は、更に担保の株を投げ売りするので、
今日から再度
欧米の株式からの暴落開始📉😋🤭 pic.twitter.com/7ruJrfitYP— 今後の行方 (@way_of_tomorrow) 2019年1月13日
本日(14日)正午現在、ビットコインは24時間比で2%ほど下落し、直近4日ほど続く下落トレンドを引き延ばしています。
上図はビットコインの1時間足チャート。
このように、ここ24時間で1回の瞬間急落、過去4日間では計3回の瞬間急落を見せ、43.5万円→37.5万円(約14%)の下落幅を記録しています。
この要因はいったいどこにあるのでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②藤巻健史議員「銀行口座が不要」な仮想通貨の将来性を指摘
そうなんです。ここに仮想通貨の役割が大きいポイントがあるのです。銀行口座は無くてもスマホさえあれば20億人が世界の経済活動に参入できる。経済圏が広がる。 https://t.co/GHu8JKIQ3X
— 藤巻 健史(経済評論家・参議院議員) (@fujimaki_takesi) 2019年1月13日
『仮想通貨税制を変える会』で知られるクリプト肯定派の議員・藤巻健史氏は、銀行口座不要で決済できることが仮想通貨の重要な役割だとする見解をツイッターで述べました。
藤巻健史氏は、あるツイッターユーザーによる
「人類の約1/3が銀行口座未保有
更に残り2/3も、国に絶対の信用を置いていない人もいるはず。仮想通貨が自国通貨以外のヘッジ手段になりうるわけね。」
との投稿に対し、
「そうなんです。ここに仮想通貨の役割が大きいポイントがあるのです。銀行口座は無くてもスマホさえあれば20億人が世界の経済活動に参入できる。経済圏が広がる。」
と返信しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
上記は、僕が「仮想通貨の将来は明るい!」と思う重要なファンダメンタルズ(経済環境)の1つです。
僕たちの生活は、「銀行」なくして考えられません。
しかし、地球上の人類の約3分の1(20億人)は、国の経済基盤が不安定だったり、そのほか諸事情があったりして、銀行口座すら持てないのです。
そうした人々が決済手段として仮想通貨を求めることは、時間の問題だといえるでしょう。
現状、銀行口座を持たない人々が仮想通貨を買うためのインフラ整備が遅れていますが、ここが追いつけば、仮想通貨上昇に繋がると思いますよ!
③ビットトレックス(BITTREX)にノアコイン(NOAH)が上場?
Let’s hear it. What USD market pair would you want to see in 2019? pic.twitter.com/cAnWLNLGQc
— Bittrex (@BittrexExchange) 2019年1月11日
世界最大級の仮想通貨取引所「ビットトレックス」(BITTREX)は、ツイッターで「2019年に上場させたい米ドルペアの仮想通貨は?」と呼びかけました。
その返信はすでに5000件近くが寄せられており、特に時価総額240位の「ノアコイン」(NOAH)の上場を希望する声が目立っています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
世界最大の取引所バイナンスが過去、ユーザーの「リクエスト」に応え、リップル(XRP)を基軸通貨にしたことが思い出されますね。
ビットトレックスでも同様、ノアコインが上場するかもしれません。
もちろん、そうなれば価格へのポジティブ反応は濃厚です!
それにしても、ノアコインのようにファンが多い仮想通貨はこういう際に有利ですね。
裏を返せば、コミュニティの結束力も重要なファンダメンタルズの1つだといえるでしょう!
④51%攻撃で盗まれたETCが取引所に「返還」される
51%攻撃によって盗まれた仮想通貨、被害報告の取引所へ返還|ホワイトハッカーによる脆弱性への警告かhttps://t.co/Dic9GjYhIs
仮想通貨取引所Gate ioは、51%攻撃を行なった攻撃者から、ETCが返還されたことを発表した。
攻撃者はなぜ51%攻撃を行なったのか、まだその真相はわかっていない。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月13日
時価総額18位のイーサリアムクラシック(ETC)が「51%攻撃」を受けた事件で、被害を受けた取引所Gate.ioは、盗まれたETC約1085万円相当がハッカーから「返還」されたと発表しました。
Gate.ioは公式ブログにて、以下のように述べています。
「攻撃者に連絡を取ろうしたが、返事はまだない。」
「攻撃の理由はわからないが、仮にこのハッカーの目的がお金目当てでなければ、ブロックチェーンのコンセンサスの脆弱性とハッシュパワーのセキュリティのことを知らせるための『ホワイト・ハッカー』の可能性もある。」
阿部悠人の考察(重要度★★)
仮想通貨のハッキング犯を見つけ出すことは、本来ほぼ不可能です。
にもにもかかわらず、ハッカー自ら返還したところを見ると、お金のためでないだけではなく、保身のためでもないでしょう。
まさに、「イーサリアムクラシックに弱点がありますよ!」というハッカーからの警告に他ならないですね。
うーん、大義名分があっても51%攻撃とかハッキングはやっぱり許されないですよ。
とはいえ・・・カッコいいと思ってしまうのは気のせいでしょうか(笑)
本日のまとめ
- ①ビットコインが再び直近「最安値」を更新!37万円台から今後どうなる?
- ②藤巻健史議員「銀行口座が不要」な仮想通貨の将来性を指摘
- ③ビットトレックス(BITTREX)にノアコイン(NOAH)が上場?
- ④51%攻撃で盗まれたETCが取引所に「返還」される
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
値動きを一つの材料で語ることはできませんが、最大の要因はアメリカを中心とする「世界同時株安」の進行です。
アメリカと中国の経済的な駆け引き「貿易戦争」が激化し、日経平均や
S&P500、ナスダックなどの主要株価指数が急速に下落しています。
「なぜ株が下がると仮想通貨まで下がるの?」と疑問に思うかもしれませんが、株価が下落すると、その損失を補填するための仮想通貨売りが活発になるんですね。
上記ツイート「今後の行方」さんが指摘するように、特に最近、仮想通貨と伝統資産(株・為替など)との相関性が高くなっています。
しかし、「株が上がらないと仮想通貨も上がらないのか?」というと、そんなことはありません。
短期的には相関しても、長期的には、仮想通貨と株はそれぞれ行くべきところへ行きます。
2019年後半から、僕は仮想通貨が「上」を目指していく展開になると考えています!