ビットコインがたった1日で「10万円」急騰!!上昇率は「20%」へ!!【2019年4月3日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう。

今日の相場は?→急騰!

本日、ビットコインは54万円台で推移しており、ここ24時間で約9%上昇

時価総額トップ10でも、すべての通貨が高騰していますね。

時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でビットコインキャッシュ(BCH)が約41%上昇!

ビットコインの急騰に連動し、似た通貨であるBCHも大幅上昇となりましたね。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①ビットコインがたった1日で「10万円」急騰!!上昇率は「20%」へ!!

4月2日午後1時過ぎ頃、仮想通貨ビットコイン(BTC)が突如急騰をみせました

下図はビットコイン3ヶ月間チャート。

急騰前4190ドル(46.7万円)で推移していたBTCは、わずか1時間ほどで4850ドル(54.7万円)まで上昇

現在(3日午後0時)においても値上がりは続いており、5000ドル(55.7万円)を回復しています

24時間比の上昇率が20%弱とまれに見る急騰となりましたが、その要因は何だったのでしょうか。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

一過性の上昇ではなく、現在も最高値を更新し続けているので、これから仮想通貨は面白くなりそうですね!

さて、上昇要因については様々な憶測が飛んでいます。

「これだ!」と断定できるものが投資家間で共有されているわけではありませんが、以下のような説がありますね。

  • 米国のFRB(連邦準備制度理事会)が利上げを見送るなど、世界的に金融緩和路線となり、投資家が「リスクオン」へと傾いている
  • エイプリルフールネタでメディアが「SECが爆弾を投下!2つのビットコインETFを承認」と報じ、投資家が真に受けてしまった
  • 「謎の買い手」による約1億ドル(約111億円)の注文が確認されており、大口投資家の仕掛けが上昇のキッカケとなった

その他、個人的には、テクニカル分析(チャート分析)のレジスタンス(節目)となる「46.5万円」の上抜けが大きいとみています。

過去のブログ記事でも「本当に強気になっていいのは、大きな好材料を伴いながら、46.5万円のレジスタンスを明確に上抜けた時」とお伝えしていました。

今回の上昇をみて、相場を休んでいた投資家はもちろん、新規の投資家が参入してくるので、ますます上昇への圧力が増していく展開になるでしょう!

②仮想通貨TRX(トロン)、日本政府と協力し「ギャンブル法」遵守へ

仮想通貨TRXを運営するトロン財団は、日本での活動について「日本のギャンブル法に準拠する」方針を明らかにしました

トロン財団は以下の内容の遵守を発表しています。

  1. 日本のギャンブル関連法に準拠すること
  2. ギャンブルdApps(分散型アプリケーション)の推奨を行わないこと
  3. トロンプラットフォーム上でのギャンブルdApps開発を推奨しないこと
  4. ギャンブルdAppsの開発者に対して、日本のIPアドレスのユーザーをブロックするよう要求すること
  5. 日本政府と協力関係を築き、日本の法律や規制を破った際に必要なサポートを行うこと

トロンは、世界中のクリエーターがデジタル資産の配信を自由に行えるようにする仮想通貨で、現在時価総額は11位です。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

トロンの機能の1つにdApps(アプリ)があります。

将来的にはこれを使って、トロン上でギャンブル的なゲームが多く登場してくるでしょう。

たとえば「勝つと仮想通貨がもらえるゲーム」などは、ギャンブルとして規制されるかもしれませんね。

そこでトロンは、先手を打って「日本のギャンブル法に準拠します」と表明。

ここで投資家としては、2つの見方があります。

  • 日本においてトロン上でのギャンブルが提供されなくなり、トロンの需要の一部を奪うことになる(値下がり要因)
  • トロンが日本で「堂々と運営できる」ようになる(値上がり要因)

個人的には、仮想通貨が長期的に成長するためにはクリーンな運営が必須なので、今回のトロンの判断はナイスだったと考えています!

③コインベース、最大250億円を補償する「保険」提供へ

アメリカ最大の仮想通貨取引所コインベースは、自社のホットウォレット内の仮想通貨最大2億2500万ドル(約250億円)を補償する「保険」の詳細を公開しました。

この保険は、1686年設立の老舗保険組合ロイズ・オブ・ロンドンとの提携で実現しました。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

仮想通貨トレーダーにとって、取引所のハッキングはある意味「最大のリスク」です。

しかし上記の保険の登場で、

  • ハッキング
  • 内部窃盗
  • 詐欺
  • 秘密鍵の損失(従業員によるものも含む)

などのアクシデントがすべてカバーされるので、投資家の心理的負担は激減しますね。

日本でも、取引所による弁済義務(取引所に預けた仮想通貨が万が一ハッキングされても、トレーダーは100%取引所から弁済してもらえる)がスタートするなど、トレーダー保護の仕組みが整備されつつあります。

これを機に、より幅広い層の参入に繋がりそうです!

④国際送金アプリ「Corda」がリップル(XRP)を採用する理由とは

SBI R3 JapanとR3社のCTO2名がミートアップに登壇し、仮想通貨リップル(XRP)を使った決済アプリ「Corda」について語りました。

そこでR3社のCTO Richard Brown氏が、「Corda」に仮想通貨リップルを採用した理由をたずねられ、

「Corda Settler」とは、企業間決済において現金を利用しなくても、より簡単に決済ができる汎用型アプリとして構築されたものだ。

と回答したことが分かりました。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

現金を利用しなくても、より簡単に決済ができる」というのは、仮想通貨の大きなポイントですね。

現金での決済となると、どうしても銀行振り込みなどになってしまい、ワンタップとはいきません。

そのため、支払いのシーンが「仮想通貨×決済アプリ」でワンタップ化されるのは、もはや時間の問題と言えるでしょう。

特にCordaは送金記録が改ざんできない「ブロックチェーン」用いているので、今後そうしたメリットも強調されてきます。

また、「Corda」が普及すれば、当然リップルが採用されているため、XRPの上昇要因となります

リップルホルダーは、ぜひ「Corda」の動向も追っておきたいですね!

本日のまとめ

  1. ビットコインがたった1日で「10万円」急騰!!上昇率は「20%」へ!!
  2. 仮想通貨TRX(トロン)、日本政府と協力し「ギャンブル法」遵守へ
  3. コインベース、最大250億円を補償する「保険」提供へ
  4. 国際送金アプリ「Corda」がリップル(XRP)を採用する理由とは

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!