こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→大幅下落!
本日、ビットコインは118万円台で推移しており、ここ24時間で8%下落。
時価総額トップ10でも、ほとんどの通貨が大幅下落となっていますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でHolo (HOT)が約14%上昇。
1位になると10万HOTがもらえるインフォグラフィックコンテストが開催されており、盛り上がっていますね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコイン、前日比「15万円幅」の大暴落!!要因は?今後どうなる?
やはり上値の重いビットコイン。この週末は何があった?【朝の仮想通貨市況】 #仮想通貨 $BTChttps://t.co/QSPf2M0KQZ
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年7月1日
ビットコインが前日から約15万円急落しています。
前月27日に約149万円の高値を付けたビットコインは、その後フラッシュクラッシュ(瞬間急落)により20分で22万円も急落。
その後は上値が重くなり、日足レベルで初めて高値を切り下げるような動きを見せながら、7月1日記事執筆時点で約120万円を割り込む展開となっています。
これについて、シニアストラテジストの松田康生は「米中首脳会議がビットコインの上値を重くした」との見解を明らかにしています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②インド最大の仮想通貨取引所Koinex、取引サービスを完全停止
インド最大の暗号資産取引所
【 #Koinex 】サービス永久停止。インド政府による
暗号資産規制の影響。https://t.co/y6Fvonq84e— 天使たん@COIN CATS (@coincats_ten) 2019年7月1日
インド最大の仮想通貨取引所Koinexが、全ての取引サービスを「永久に停止」することが判明。
インドでは仮想通貨への規制が強く、
- 銀行を含む全ての金融機関は、仮想通貨関連のサービスを提供できない
- 仮想通貨のトレードを禁止(違反者は最高で懲役10年)
などの国家による厳しい統制がとられています。
Koinexは取引サービスの停止について公式サイトで、
「インドでデジタル資産交換事業を運営することは非常に困難」
「数ヶ月間の不確実性と混乱により、残念ながら2019年6月27日にすべての取引サービスを停止する」
と事情を説明しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
表立って「国のせいだ」とは書いていませんが、そのやるせなさがヒシヒシと伝わってきますね。
インドは中国とほぼ同じ13億の人口を抱え、若者が多く、経済も伸び盛りです。
なので、仮想通貨が定着すれば足下からの需要増大に繫がったはず。
ビットコイン上昇への期待も高かったゆえに残念ですね。
ただ、将来的に規制が撤廃される可能性はゼロではありません。
ポジティブに「楽しみを残している」と捉えましょう!
③財務省・三村副財務官がV20で「日本の仮想通貨規制のこれから」を語る
財務省副財務官、V20で日本の仮想通貨規制方針を示す|来年までに資金洗浄・テロ資金供与対策に注力https://t.co/ncSp5CtFht
財務省副財務官三村氏がV20サミットに登壇。これまでの日本の規制への取り組みや、課題点などを述べた。さらに、我が国の今後の規制方針についても示された。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年6月30日
財務省・副財務官の三村淳氏が、G20と同日に開催された、Virtual Asset Service Providerによるサミット「V20」に登壇。
今後の日本における仮想通貨規制について、
- (暗号資産のような)新技術の価値を最大限に高めつつ、この技術から派生するリスクをどのように最小限に抑えるのかが重要
- 資金洗浄(マネーロンダリング)対策及びテロ資金供与対策が課題
などと述べたことが分かりました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
仮想通貨は、「お金の革命」「今世紀最大級の発明」といっても過言ではないでしょう。
その重大さは「インターネット」に例えられることも多いですよね。
こうしたイノベーションの一方で、仮想通貨にはマネロンなどの犯罪に利用されやすいという欠点もあります。
デメリットばかりに目を向け、仮想通貨を規制してしまう中国やインドのような国もあります。
しかし日本は一応、「イノベーション」というメリットを認めてくれています。
このスタンスに一貫性があるのは幸いですね!
ここが変わらない限り、国内の仮想通貨市場は右肩上がりを維持できるのではないかと考えています。
④月利10%の仮想通貨ウォレット「プラストークン」が出金不可!?
プラストークン、ハッキングされたとか、配当下ろせないとか……
だんだん怪しくなってきた……
なのに、テスラインのアップ、まだ信じてる……
怪しい噂が流れたら、即撤退だよね?
仮想通貨の投資って、引き際が肝心じゃないの?
引き際って、勧誘止めるとこなんだけど、まだ勧誘してる……😭
— にゃにゃにゃにゃニャンコ (@04nRHVrMgK9Ar7f) 2019年6月29日
仮想通貨ウォレット「プラストークン」が出金できなくなっていることが、同ウォレットのユーザーによる報告から明らかとなりました。
理由は明らかとなっていませんが、一説では、29日にプラストークン内の仮想通貨2000BTCがハッカーの攻撃対象になっていることが判明?
運営側がビットコインを守るため、オフライン状態で厳重管理しており、出金停止はそれによるものとされています。
一方ハッキングなどなく運営が持ち逃げしたとの情報が出回っていたり錯綜としている状況です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
プラストークンとは、ビットコインやイーサリアムを入金しておくことで日利0.3%、月利にして10%のリターンを得られる配当型ウォレットですね。
こういう高利回りサービスは運営側が「飛ぶ」ケースがあります。
真相はまだわかりませんが、一旦悪いニュースが出始めると取り付け騒ぎが起き、危険度が増すでしょう。
ですので、まだ出金出来ていない方はなるべく早く撤退する、しばらく参加は様子を見るのが良いでしょう。
出口を考えてこその投資ですので、怪しい情報がで始めたら元金だけでもまずは回収したいですね。
僕の知っている同様のサービスでは、S BLOCK(エスブロック)というウォレットがあります。
10種類以上ある配当型ウォレットの中で、最も期待できる期待のプロジェクトですので、興味のある方は下記の関連記事をご覧ください!
【BTCは下落サインが点灯中!先週の週足安値を試す展開になるか!?】
先週は週足の節目として注目されていた1289000のラインで反発、上ヒゲを付けて先週末は下落して終了となりました。
週足の節目を終値で超えられなかったことで、今週は一旦下値を試していく展開が見えています。
週足の直近安値808000までは下落する余地がある状態です。
それではデイトレポイントです。
一時間足のMAはデッドクロスしており、陰線が長くなってきているので、売りの勢いが増していることがわかります。
①直近高値を目安にショートして、②06/27安値を利確の目標にします。
それか、一時間足のSMA20で上ヒゲをつけて一時間足で陰線が確定したらショートします。
デイトレの買いは見送りです。
次はスイングポイントです。
四時間足も同じく下落サインが点灯中、MACDがデッドクロスしており、再び④チャネルラインに価格が戻ってきています。
スイングの売りは、ダブルトップのネックライン(赤〇)となっているポイントでショートするのが最もおススメです、④で利確するか、④割れを狙ってホールドします。
買いは見送りか、④で四時間足の陰線始値を陽線終値で超えた場合に買いを試します。
前回チャネルで反発した後に買いがあまり入ってきていないので、チャネルはブレイクされる可能性があることに注意です。
本日のまとめ
- ビットコイン、前日比「15万円幅」の大暴落!!要因は?今後どうなる?
- インド最大の仮想通貨取引所Koinex、取引サービスを完全停止
- 財務省・三村副財務官がV20で「日本の仮想通貨規制のこれから」を語る
- 月利10%の仮想通貨ウォレット「プラストークン」が出金不可!?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨市場ばかりに目を向けていると意識されにくい「米中首脳会議」。
今回は、これが間違いなくビットコインの下落要因になっていますね。
ビットコインはここ数ヶ月、「避難通貨」として買われる傾向が強くなっています。
なぜなら、
という背景があったからです。
しかし今週末、アメリカと中国は貿易戦争の「休戦」に合意しましたね。
つまり、ビットコインを買う理由が薄れているわけです。
とはいえこれも一時的なもので、長期的にはやはり上昇トレンドを継続し、今年中に史上最高値(ATH)を更新するシナリオを想定しています!