ビットコインは10年以内に「40倍」、イーサリアムは「16倍」に?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは98万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。

時価総額トップ10では、Crypto.com Coin (CRO)が5%上昇していますね。

同通貨では、発行企業Wirecard Card Solutions(WCS)に好材料が報じられているため、後述していきます。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインは10年以内に「40倍」、イーサリアムは「16倍」に?

仮想通貨の財務分析を行っているCrypto Research Reportが、ビットコインは10年以内に4,000万円、イーサリアムは40万円になると予想しています。

これは、ビットコインは現在価格の40倍、イーサリアムは現在価格の16倍に上昇することを意味しています。

出典:Crypto Research Report

Crypto Research Reportは、仮想通貨の今後のユースケース(交換機能、価値の保存、オンライン決済、ゲーム、ICOやSTOといった資金調達など)から考慮した「獲得できる可能性のある最大の市場規模(TAM)」を算出。

次に、TAMのそれぞれのユースケースとその市場に対し、仮想通貨がどれほど普及するかを予想し、最終的な需要から仮想通貨の価格を計算しました。

これを示したのが上図で、ビットコインは2030年に39.7万ドル(約4250万円)、イーサリアムは3,644ドル(39万円)になると予想しています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

非常に面白い試みですね!

ビットコインのみならず、ライトコインやステラ、ビットコインキャッシュといった仮想通貨の価格も軒並み上昇とする大胆な予想です。

別のニュースとして、「1年間ガチホしている人のBTCホールド量」が過去最高を再び更新したことがわかっています。

数年前までビットコインといえば「いかに高値で売り抜けるか」といった投機が9割のイメージでしたが、現在はどんどん長期的にホールドしておこうという動きが広がっています。

Crypto Research Reportの上記の予想はかなり強気ではありますが、一方で数年間で大きな変化を遂げている仮想通貨市場のポテンシャルを考慮すれば、決して不可能ではないと思いますよ!

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • インドの取引所コインスイッチCEOのシンガル氏「財務省の(インドでの仮想通貨の)禁止案が通る可能性は低い」と発言
  • 仮想通貨コンパウンド(Compound)が取引所OKExでも上場。コインベースproとバイナンスに続く
  • バイナンスが計画する、仮想通貨で支払えるVISAカードは「発行間近」か
  • SBIが、仮想通貨取引のスマホアプリ「VCTRADE SP」のサービス開始

また、仮想通貨デビットカードを主な事業としているCrypto.com Coin (CRO)が急騰し、時価総額9位に食い込んでいましたね。

直近では、独ワイヤーカード(Crypto.com Coinのデビットカードを発行しているWirecard Card Solutions(WCS)の親会社)の破産申請の影響で打撃を受け、下落基調となっていました。

しかし30日、ワイヤーカードは破産したもののWCSは問題なく業務を続けられることがロイターから報じられると、Crypto.com Coinは反発!

安堵感から買われることになりました。

なおCrypto.com Chain(CRO)については、「ビットコインの「7月爆上げ説」は本当か?その根拠を解説」でも解説しているのでぜひご覧ください!

本日のまとめ

  • Crypto Research Reportが、ビットコインは10年以内に4,000万円、イーサリアムは40万円になると予想。数年間で大きな変化を遂げている仮想通貨市場のポテンシャルを考慮すれば、決して不可能ではない!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!