こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→横ばい!
本日、ビットコインは38万円台で推移しており、ここ24時間で約0.5%下落。
時価総額トップ10では、ほとんどの通貨が横ばいで推移しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でBuggyra Coin Zero (BCZERO)が約28%上昇。
1月中旬に付けた深い押し目のリバウンドで上昇していますね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインの値動きは「金利」で読める!!目から鱗の投資戦略
なぜ金利を使う人が有利なのか【ビットコイン vs. 外国為替】
クリプト市場が冷えてるので、金利を使った潮目の捉え方を書いて無料公開した次第。https://t.co/TT44GGXs6a— Toru Sasaki (暗号通貨&ゴールド好き) (@CocostaGeekend) 2019年1月21日
仮想通貨において、次の値動きを予測する方法はあるのでしょうか。
投資系インフルエンサーの佐々木徹氏は、記事(上記ツイート)の中で、
「有効かつパンチ力のある方法を一つ上げるとするなら、それは金利ではないだろうか。」
と述べ、「ビットコインの金利」と「ビットコインの価格」には相関性があるため、これを使えばBTCの値動きを予測できると指摘しました。

https://www.cocosta.jp/2019/yield-dictates/
上図のように、ビットコインの価格(青線)とビットコインの金利(緑グラフ)は「逆相関」(正反対の動き)となっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

②バイナンスがトロン保有者に「BTT」を無料配布!
#Binance Will Support the BitTorrent (BTT) Airdrop Program for TRON (TRX) Holdershttps://t.co/DAfCOlw6ip pic.twitter.com/4VksSP8Iey
— Binance (@binance) 2019年1月22日
世界最大の取引所バイナンスは、トロン(TRON/TRX)の保有者にBitTorrent(BTT)を無料配布するプログラムの詳細を公表しました。
- 2019年2月11日(TRONブロックチェーン上のブロック6,600,000)のBinance上のTRX残高をスナップショット(記録)し、1TRXの保有 = 0.11 BTTの比率でAirDrop(無料配布)
さらにその後も、毎月11日にトロンの保有量に応じてAirDropが継続されます。
ちなみに、配布されるBTTの総量は以下のようになっています。
- 2019/03/11~2020/02/11:毎月990,000,000 BTT
- 2020/03/11~2021/02/11:毎月1,072,500,000BTT
- 2021/03/11~2022/02/11:毎月1,155,000,000BTT
- 2022/03/11~2023/02/11:毎月1,237,500,000BTT
- 2023/03/11~2024/02/11:毎月1,320,000,000BTT
- 2024/03/11~2025/02/11:毎月1,402,500,000BTT
阿部悠人の考察(重要度★★★)

簡単にいえば、バイナンスの口座でトロン(TRX)を保有するだけで、BTTトークンが無料配布され続けるということですね!
BitTorrent(BTT)の価値はまだ未知数ですが、成功を収めている分散型(P2P)のファイル共有ソフト「BitTorrent」のトークンなので、期待感は高め。
特に、「トロンを買おうと思っていた」「もう保有している」という方は、バイナンスでBTTを受け取らないと損ですね!
登録がお済みではない方は、この機会に合わせてどうぞ。
③【BTC最新情報】38万円台半ばでレンジ相場を形成中
#ビットコイン(#BTC)は38万円台まで下落後揉み合い相場へ切り替わる、今後の価格はどうなる?-1月21日チャート分析https://t.co/xzb1cyVqsm
フィボナッチラインが多く機能している今回の相場にとって、現在の価格帯での停滞は落ち着かないものといえます🤔
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年1月21日
1月22日現在、ビットコインは38万円台半ばで推移しています。
19日には直近の高値41.4万円を記録し、翌20日には37.7万円の安値で下げ止まったことにより、一旦のレンジ幅を規定。
テクニカル的にはこの高値(レジスタンスライン)と安値(サポートライン)のどちらをブレイクするかに注目が集まります。
阿部悠人の考察(重要度★★)

37.7万円の安値を付けてからの反発が弱いですね。
その後の横ばい相場でも、何度も下に抜けようとした形跡(ヒゲ)が見られます。
依然、売り圧力が強いということは覚えておく必要があるでしょう。
ただし、ビットコイン価格と連動しやすい「ハッシュレート」の下げが一服していますので、ビットコインの動きも横ばい推移となりやすい傾向があります。
つまり、今のビットコインは横ばい推移しながらの「材料待ち」であり、次の何らかの発表に合わせて大きく動いてくると想定されます!
④ビットコインを元手に「株式投資」!?世界初の試みがスタート!
、Larnabel VenturesとVP Capitalからの投資を受け、 世界初となるトークン化証券取引プラットフォームを提供開始 https://t.co/16b2UPxgpR #ビットコイン #ブロックチェーン #仮想通貨 Buy Cryptocurrency with Credit or Debit Card Instantly | Currency.comThe best place to buy and store your crypto. Buy cryptocurrency instantly and start building your portfolio now!— 仮想通貨メディア公式 (@vcurrecy) 2019年1月17日
世界初となる、仮想通貨化(トークン化)した有価証券向けの取引所「Currency.com」が開始されました。
Currency.comでは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった仮想通貨を元手に、世界中の株式、インデックス、コモディティ価格と連動するトークンに投資できます。
仮想通貨さえあれば、あらゆるアセットクラスに投資できる画期的なプラットフォームと言えるでしょう。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

昨今、流行の兆しのあるSTO(セキュリティトークンオファリング)など、「何でも仮想通貨に置き換えてしまおう」という動きが盛んですね。
セキュリティトークンとは:
米国証券法などの国家による規制の中で、資金調達を目的として発行される仮想通貨(トークン)のこと。ICOは規制に則っておらず、セキュリティトークンはあらかじめ規制に則り、「有価証券」であることを目指す点が異なる。
上記「Currency.com」もそうした動きの1つで、これは間違いなく「革命」を起こすでしょう!
なぜなら、これまでビットコインの保有者は、それを元手にアルトコインに投資するのが資産を増やすためのスタンダードでした。
しかし今後、Currency.comのような取引所が普及すると、ビットコインを元手にあらゆるアセット(たとえば株)に投資できるようになります。
「すべての投資資金をビットコインにしておき、その後、世界中の株式、インデックス、コモディティに振り分ける」なんてことも可能になるんですね。
すべてのアセットが1つに繋がることでストレスが無くなるだけではなく、ビットコインのニーズ拡大(=価格上昇)にも繋がることになるでしょう!
本日のまとめ
- ①ビットコインの値動きは「金利」で読める!!目から鱗の投資戦略
- ②バイナンスがトロン保有者に「BTT」を無料配布!
- ③【BTC最新情報】38万円台半ばでレンジ相場を形成中
- ④ビットコインを元手に「株式投資」!?画期的な取引所Currencyが開始
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
もちろん、「金利」さえ知れば、次の値動きを100%推測できるわけではありません。
しかし、ビットコインの金利は絶対にチェックしておくべき指標の1つです。
ビットコインの金利とは、空売りしたいトレーダーにビットコインを貸し出す際、貸し手が得られる利息を指しています(つまり仮想通貨レンディングの報酬)。
ここで重要なのは、「空売りしたい」トレーダーが多いほど、ビットコインの金利が高くなることです。
BTC価格を押し下げる要因の1つが「空売り」であることを考えると、金利(=空売り需要)を指標とすることは的を射ているのです。
ただし、上記でも指摘したように「これだけで勝てる」という魔法の指標は存在しません。
「阿部悠人公式LINE」で、複数の視点から出た結論を皆さんに共有しているのもこのためですね。