こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは77万円台で推移しており、ここ24時間で約5%下落。
時価総額トップ10では、バイナンスコイン(BNB)が約7%上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でiExec RLC (RLC)が約13%上昇。
iExec V3(アップデート版)が5月15日にリリースされることから、値上がりしています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコイン「黄金の10日間」到来か!?トム・リー氏が分析
ビットコイン10日間の急騰に『過去の再現性』 今後の仮想通貨市場を見る重要指標と著名投資家分析https://t.co/dzcbtwxzO1
トム・リー氏が、BTCの高騰パフォーマンスが年間で10日間に集中するデータを公開、自身の投資戦略を説明した。BTCのパフォーマンス分析では重要な指標となりそうだ。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月12日
仮想通貨市場が急騰する中、アメリカの仮想通貨リサーチ会社ファンドストラットのトム・リー氏が、「ビットコインの1年分の利益は、わずか10日間に生み出される」とする分析データを公開しました。
上記画像の「水色」は、1年間のうちビットコインが大きく急騰した10日間のパフォーマンスであり、「紺色」はそれ以外の日(355日間)のパフォーマンスです。
2013~2018年のいずれの年も、ビットコインの1年間の利益の大半は、大きく急騰した「黄金の10日間」に集中しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

②BTC急騰で、大手取引所BitMEXの取引量「過去最高」を更新!
仮想通貨ビットコイン急騰でビットメックス取引高が過去最高を記録|一方、世間はまだ気づいていない?#仮想通貨 $BTC https://t.co/CoM16klZhM
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月12日
世界最大の仮想通貨デリバティブ取引所BitMEX(ビットメックス)の出来高(取引量)が、過去最高を記録したことが分かりました。
BitMEXは世界中の短期トレーダーの主戦場になっている、最大レバレッジ100倍の取引所です。
ビットコインは急騰しているとはいえ、最高値220万円に遠く及みません。
それでも、嗅覚に優れた短期トレーダーは現在を儲け時と捉え、バブル期以上の活発さでトレードをしているようです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

そりゃそうですよねー。
ビットコインの急騰によりボラティリティ(価格変動)が上昇しているので、利益を取れるポイントが段違いに多くなっています。
一方で、世間はビットコインの急騰に気が付いていないのでチャンスですよ!
たとえば、グーグルの「ビットコイン」のキーワード検索数は、平常時のままです。
このことから、上昇トレンドが続くとしたら、ビットコインはまだ「上昇初動」の段階と言えるでしょう。
③米VC投資家「ビットコインは約2,742万円まで上昇する」
「ビットコインは今後4年で世界のマーケットシェア5%獲得」米仮想通貨投資家ティム・ドレイパーが強気予想 その根拠は…?https://t.co/W52ewOGBfW
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月12日
アメリカのベンチャーキャピタルで投資家を務めるティム・ドレイパー氏がインタビューに応え、
「今後4年でビットコインは世界全体のマーケットシェアの5%を占めるようになる」
と述べていることが分かりました。
同氏は、2022年にビットコインが25万ドル(約2,742万円)になると予測しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

「世界全体のマーケットシェアの5%」というのが、どこを指しているのか分かりにくいですね。
世界のマーケットと言っても、為替、株式、債券、商品など色々あるので、それらを合計した5%となれば、とんでもない金額になります。
ですから、本人は「金融市場」でのことを話しているのかもしれませんね。
いずれにせよ、ベンチャーキャピタルの投資家が「ビットコインは2,742万円になる」と予測しているなんて、頼もしい限りです。
④ビットフライヤーFXでビットコインが「103万円」を記録!!
#ビットコイン(#BTC)は暴騰、今後更なる価格上昇への期待も高まるのか?-5月12日チャート分析https://t.co/2h4WxojAGY
本日BTCチャートにて88万円台、FXBTCチャートにて100万円台と非常に大きなSFDが生じることとなりました🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年5月12日
仮想通貨ビットコインは12日、一時84万円を突破しました。
この際、国内の仮想通貨取引所ビットフライヤーのBTCFX市場で、ビットコインが「103万円」を記録していたことが分かりました。

BTCFX15分足チャート
13日記事執筆時点では、現物、FXともに70万円台後半から80万円前半で落ち着いています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

「現物」と「FX」の価格乖離はよく見られるもので、特に珍しくはありません。
たとえば、2017年の仮想通貨バブルの最高値は約220万円ですが、bitFlyerのBTCFXでは、「293万円」を記録しています。
これはFX市場ではレバレッジを大きく効かせているためで、その分値動きが激しくなりやすいのです。
とはいえ、30~40万円のイメージが強かったビットコインが「103万円」とは、、、ようやく仮想通貨市場に「春」がきたようですね。
今が大底?このコインが熱い
イギリスの大手自動車メーカーのジャガー・ランドローバーが、IOTA(アイオタ/MIOTA)を自動車のソフトウェアへの導入発表しました!
これは、同社ブランドの自動車(ジャガーなど)を運転するドライバーが渋滞情報や道路状況をカーナビゲーション会社など道路交通に関する組織へ提供することで、IOTAで報酬を受け取ることができるという仕組みです。
そして受け取った報酬(IOTA)を通行料金の支払いなどに使用することができます。
富士通やマイクロソフトが注目しているプロジェクトだけあり、こうしたトークンエコノミーの広がりは同プロジェクトにかなりアドバンテージが効きますね。
テクニカル分析
強い下落時の最安値とその後の高騰時の最高値を結び、フィボナッチ・リトレースメントを表示させました。
すると、意識されている価格が0.382(0.33ドル)と0.786(0.24ドル)であることが見えてきます。
0.382(0.33ドル)は黄色矢印で示したように、ヒゲでかなり強く意識されていることから重要なラインであることが一目瞭然ですね。
0.786(0.24ドル)付近はボリンジャーバンドによる反発が繰り返し起きている価格帯です。
また、現在のチャートは三角持ち合いを形成した後、上に少し抜けています。(青色のトレンドライン2本)
基本的には上に抜ければ「買い」、下に抜ければ「売り」のポイントです。
投資戦略
三角持ち合いを上に抜けているので、買いのポイントを探し始めましょう。
実際に購入するのは、フィボナッチで0.382(0.33ドル)のラインよりも高い価格にしてください。
下記の2点を満たしていれば、勝率はより高くなります。
- ローソク足が0.382(0.33ドル)の上で何本か続く。
- ボリンジャーバンドにぶつかっていない状態。
0.382(0.33ドル)ラインの下へ向かって下落を始めたら、損切りを考えましょう。
本日のまとめ
- ビットコイン「黄金の10日間」到来か!?トム・リー氏が分析
- BTC急騰で、大手取引所BitMEXの取引量「過去最高」を更新!
- 米VC投資家「ビットコインは約2,742万円まで上昇する」
- ビットフライヤーFXでビットコインが「103万円」を記録!!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
要するに、このデータを発表したトム・リーさんの主張は、
ということですね。
こうした値動きのクセは、もちろん個人投資家も活用していくことができます。
たとえば、テクニカル分析で黄金の10日間の的中精度を向上させたり、ガチホに徹して黄金の10日を絶対に逃さないようにする戦略が考えられますね。