こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは56万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10では、ビットコインキャッシュ(BCH)が約20%も上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でIOSTが約34%上昇!
iUSD(ステーブルコイン)がIOST上で発行されることを受け、上昇に繋がっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①仮想通貨の高騰理由が判明!!今後の価格はどうなる?
WBSでビットコイン報道1
最近はWBSでも仮想通貨を扱う機会が増えていますね。
今回はビットコインの高騰要因について報道。
ビットポイントジャパンの小田社長は、ブラジルの大口リアル建取引を取り上げていました。 pic.twitter.com/cuiverIpK5
— YoLo (@investor2024) 2019年4月3日
ビットコイン・仮想通貨市場の全面高が続いています。
ビットコインは4月2日に4190ドル(46.7万円)で推移していましたが、その後突如急騰し、4日早朝には一時5200ドル(57.9万円)に達しました。
当初、要因は不明でしたが、その後、以下の新たな「急騰要因」が浮上してきました。
- ブラジルの通貨「レアル」建てBTC取引が急騰していること
- ビットコイン(BTC)のアクティブなウォレット数が過去2週間で急増していること
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨アナリスト「ビットコインは66.9万円へ向かう」
ビットコイン 次のターゲットは6000ドル 米仮想通貨アナリストが予想https://t.co/nH96M6fq8f
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月2日
アメリカの仮想通貨投資会社「BKCM」のブライアン・ケリー氏が、今後ビットコイン価格は6000ドル(66.9万円)へ向かうとの見解を明らかにしました。
「合理的に考えておそらく6000ドルが次のターゲット」
「6500~6800ドル(72.4~75.7万円)のレンジに到達しても、ビットコインが過大評価されているとは言えない」
その理由として同氏は、ビットコイン購入を真剣に検討し始めた投資家が増えてきていることなどを挙げ、「水面下ではかなりの動きがある」としています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「6000ドル」の予測については、弱気すぎず強気すぎず現実的なラインという印象ですね。
ケリーさんいわく、
- 裕福な個人投資家や、家族経営の企業がビットコインを買いたがっている
- カストディ(仮想通貨保管サービス)立ち上げが増えている
ことがビットコインにおけるポジティブ材料だと言います。
特に前者については、機関投資家ではなく「個人投資家」の参入に当たりますね。
個人投資家は資金力では劣るものの、絶対数が多いので「波」が来たときの破壊力はスゴいものがあります。
2017年の仮想通貨バブル(BTC220万円超え)などは、まさにそう。
離れた個人投資家が少しずつ戻り始めてきていることは、市場がもっとも待ち望んだ展開だと言えるでしょう!
③慶應義塾大学が「ブロックチェーン講座」を新たに開講!
慶應義塾大学で「ブロックチェーン」講座が開講へ|日本における分散型技術の普及が目的https://t.co/PsoLd0Pt5R
慶應義塾大学は『ブロックチェーン』に関する講座を4月より開講することを発表した。お財布.comなどを提供するセレスがブロックチェーン教育の普及を目的に寄付を行い実現した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月3日
名門私立大学「慶應義塾大学」にて、ブロックチェーンに関する講座『ビヨンドブロックチェーン 基礎/応用』が2019年4月~2020年3月まで開講されることが明らかとなりました。
東証一部上場の株式会社セレスによる、ブロックチェーン普及のための寄付金により実現します。
なお受講するのは、慶應義塾大学の学生約200名とのことです。
阿部悠人の考察(重要度★★)
名門大学によるブロックチェーンや仮想通貨の教育プログラムは増加傾向です。
たとえば、
- スタンフォード大学
- マサチューセッツ工科大学
- カリフォルニア大学
なども似たような講義を実施しています。
名門大学で仮想通貨関連技術の講義が行われることで、将来、仮想通貨業界に優秀な人材が流入し、業界の成長に繋がることでしょう。
結果的には、仮想通貨価格の上昇にポジティブな効果が期待されます。
④ビットメックスの手数料は高すぎる?年換算すると…
bitmexの0.1%金利がいかに凄いかグラフ化しました。
bitflyer:日次スワップ0.04%×365日
帝愛グループ:地下労働により年利18%免除(wikiより)
日本:出資法の上限29.2%
bitemex:日次0.3%×365日 pic.twitter.com/2vr0NWctmQ— toushi (@okanehuyasuze) 2019年4月2日
世界最大の仮想通貨デリバティブ取引所「ビットメックス(BitMEX)」の手数料「資金調達率(funding手数料)」をグラフ化したツイートが話題になっています。
ビットメックスでは、取引手数料のほかにも最大「0.375%/8時間」のfunding手数料が発生します。
上記ツイートではビットメックスのfunding手数料を0.3%/日で計算すると「年109.50%」となるとし、ビットフライヤーの年14.60%よりもはるかに高くなることを示しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「ビットメックスの手数料、高ぇー!」と思った方もいるかもしれませんが、funding手数料は日々変動し、支払うこともあれば「もらえることもある」手数料です。
たとえばロンガー(買い手)が支払う場合は、ショーター(売り手)はもらえます(逆になることも)。
また手数料の%も変動しますので、実際には上記グラフのように高くはないですね笑
結論、手数料や板の厚さなど全てひっくるめてビットメックスは最高の取引所ですよ!
ただ、funding手数料の払い手となるポジションばかり運悪く握っていると、意外とゴッソリ持って行かれてた、なんてこともあるので注意しましょう。
本日のまとめ
- 仮想通貨の高騰理由が判明!!今後の価格はどうなる?
- 仮想通貨アナリスト「ビットコインは66.9万円へ向かう」
- 慶應義塾大学が「ブロックチェーン講座」を新たに開講!
- ビットメックスの手数料は高すぎる?年換算すると…
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
これまで、ビットコインの値動きを操っているのは「クジラ」(超大口投資家)ではないか、と考えられてきました。
しかし上記の「レアル建て取引の増加」「ビットコインウォレット数の増加」は、クジラというよりも、個人投資家の活発化を示しています。
より幅広い層が仮想通貨へのアプローチを強めているということですね。
そもそも、大きな上昇トレンドやバブル相場は個人投資家の購買によるところが大きいので、これはポジティブな変化。
今後も面白い展開が続くとみてよいでしょう!
ちなみに個人的には、「世界的な金融緩和路線で、投資家がリスクオンへと傾いている」ことも上昇要因だと考えています。