こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
9月4日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは81万円で推移していて、ここ24時間で値動きはぼぼなし。
時価総額トップ10通貨を見てみても、プラスの通貨とマイナスの通貨がまちまちで、もみ合いの相場となっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間で BitcoinDark (BTCD)が3倍以上にも高騰しています。
こちらのコインはすでに開発が中止され、新通貨komodoに移行となっていますが、、、今日は騰げていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインが9月8日、大規模アップグレード
ビットコイン(BTC):大規模アップグレードを9月8日に予定https://t.co/M9p0SpFa6K
BTCのオープンソースソフトウェア「ビットコイン・コア」の大幅アップデートが、9月8日に実施予定なことが判明した。スケーラビリティ大幅向上、取引手数料削減などの内容がコミュニティから注目されている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年9月3日
ビットコインは定期的にアップグレードがなされています。
「ビットコイン」という名前はそのままでも、改良され続けているのですね。
より高性能なものになり、利用価値が向上すれば、値上がり要因となりますので、アップグレードはないか定期的にチェックするようにしましょう。
最新情報としては、ビットコインのソフトウェア「ビットコイン・コア」の大規模アップグレードが2018年9月8日に予定されています。
その内容は、
- Coin Selection
- PSBT
- 新言語
というもの。
パッと見ただけではよく分かりませんが、ビットコインの根本的な性能に影響する内容となっていますので、みていきましょう。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②イーサリアムの価値は将来「ゼロ」に!?
将来ETHの価格はゼロ、または極めて価値を失うとTCへの寄稿。
たとえEthereum自体が成功しても、将来的にネットワーク手数料はETHではなく、各アプリのERC20トークンで受け取ることで代替されたほうが便利なはずでそれが実現するとETHの使用用途はなくなるからという論理。https://t.co/DSTgOZhFCD— Junya Hirano 平野淳也 (@junbhirano) 2018年9月3日
テクノロジーメディアTechCrunch(TC)に、「イーサリアムは将来的に無価値になる」とのJeremy Rubin氏の記事が投稿されました。
- イーサリアムはGas(ガス)、つまり手数料として使われる用途があるからこそ、価値がある
- しかし手数料としての用途であれば、ERC20トークンのほうがイーサリアムよりも便利
- 結果、イーサリアムは使われなくなる
というのが主張の骨子となっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
これは非常に興味深いイーサリアムの考察です。
ただし、この記事が指摘しているような「トークンで手数料を支払ってアプリケーションを利用する」ことが当たり前となるのはもう少し先でしょう。
その間に、イーサリアムはもちろん、それを取りまく環境も変わっていくものと考えられます。
まだ不確定要素が多く残っており、今すぐイーサリアム価格下落に繋がる材料ではないですが、頭に入れておくべき内容です。
③NASDAQに仮想通貨が上場する可能性「大」!
◇2019年6月にNASDAQが仮想通貨を上場◇
*現在、BTC ETF、Bakktが仮想通貨市場を支える大きな材料
→ナスダックへの仮想通貨上場は同等の強気材料に*すでにナスダックは上場へ向けて準備を進めている
→ICO Journalが報じた「ナスダックの内部関係者」の信頼できる情報源 https://t.co/RMIizxd2sE— Ramฅ (@Seihi8XRP) 2018年9月4日
SEC認可の証券取引所「NASDAQ」(ナスダック)が仮想通貨を上場させようとしている、という話は以前にもありました。
しかし今回、The ICO Journalが報じたところによると、噂などではなく、かなり信頼できる情報源からNASDAQの仮想通貨参入の裏付けが取れているようです。
それによると、NASDAQは2019年6月にも仮想通貨を上場させるとも言われています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
予備知識から解説すると、NASDAQは株式など有価証券が上場している取引所で、いわゆる仮想通貨取引所とは異なります。
世界最大のベンチャー企業向け証券取引所であるNASDAQに仮想通貨が上場したら、これは大きなニュースです。
なぜなら、NASDAQの抱える投資家たちが一斉に仮想通貨にアクセスすることになり、バブルに繋がる可能性があるからです。
ただし、まだ公式発表ではないので冷静な目で見る必要がありますね。
④ツアックスコイン(TUX)とは?カンボジアでアツい!
仮想通貨ツアックスコインが沸騰経済カンボジアで流通へ
巨大モール カジノ 不動産での採用も視野
◆カンボジアは7%/年で成長中
◆ツアックスコイン=政府公認第一号となる仮想通貨取引所が発行
◆自国通貨流通率約17%×国民平均年齢25才
◆仮想通貨が先に普及するかもhttps://t.co/3qXXNdzc1m
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年8月31日
カンボジアは、年率7%と爆発的な経済成長率を見せている新興国です。
そんな同国で、ツアックスコイン(TUX)が政府の後押しもあり、決済手段として広く採用されことになるかもしれません。
- カンボジアでは自国通貨より米ドルが多用されている
- ツアックスコイン(TUX)を自国通貨の決済手段として普及させるべく政府が後押ししていると見られる
- カンボジア政府が唯一公認したコイニ―エックス (Coinyex)という取引所で、ツアックスコインは「基軸通貨」に採用される
阿部悠人の考察(重要度★★★)
正直、上記の要因だけでもかなり強力な「材料」として成り立っていますね。
アツい展開になりそうです。
中央集権的なトークンだという批判もあるかもしれませんが、それを言えばBinanceのBNBトークンなど、取引所トークンもそう。
取引所だったり、政府だったり、後押しがある通貨は何だかんだ強いです。
ちなみに公式サイトからセールも行われています!
9月4日のまとめ
- ①ビットコインが9月8日、大規模アップグレード
- ②イーサリアムの価値は将来「ゼロ」に!?
- ③NASDAQに仮想通貨が上場する可能性「大」!
- ④ツアックスコイン(TUX)とは?カンボジアでアツい!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ついにビットコインで大きなアップデートがなされることになりましたね!
それぞれ簡単にご説明すると、
Coin Selection:
ビットコインの弱点「スケーラビリティ問題」を克服し、取引手数料を安く抑えるためのもの。
PSBT:
ビットコインのハードウォレットのサポートを強化する機能。
新言語:
ビットコインの秘密鍵および公開鍵に対してラベル(名前)を付ける機能で、「貯金用」や「募金」など用途をはっきりさせることが可能になる。
というアップグレードです。
これでビットコインがさらに使いやすいものになることが期待されます!