こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは42万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、イオス(EOS)が約3%上昇しています。
TOP100通貨|急上昇ランキング!
ここ24時間でABBC Coin (ABBC)が約29%上昇!
ABBCコイン50万枚のプレゼントキャンペーンが行われているため、価格も盛り上がっていますね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインの大口投資家(クジラ)、750億円相当の買い増し判明!
ビットコインクジラが直近2ヶ月で750億円相当のBTC買い増し|仮想通貨の大口投資家による底値を見る動きかhttps://t.co/i3tEO9sOaL
ビットコイン保有者ランキングのアドレスデータにて、直近2ヶ月間の間に1万BTCを超える大口ウォレットのBTC量が178,120BTC(748億円相当)増加したことがわかった。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月27日
Bitcoin.comは、1万BTC(約1100万円相当)を超える大口保有者(クジラ)のアドレスを分析。
「ビットコインアドレス」は銀行でいう「口座番号」のようなもので、それぞれのアドレスにどれだけのBTCが保管されているのか、外部から見ることができます。
その結果、クジラたちのアドレスで、合計178,120BTC(748億円相当)も残高が増加していることが判明しました。
これは、2ヶ月前より8.8%多い水準です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②米レンディング企業、コインベースと提携し仮想通貨サービスへ参入!
若い世代を50万人の顧客を持つ米レンディング企業が仮想通貨取引を開始へ 大手取引所Coinbaseとの提携で実現https://t.co/2NzmKdadM4
ソフトバンクなども出資する米オンライン・レンディング企業が仮想通貨取引所コインベースと提携、仮想通貨の取引サービスを提供する。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月27日
お金の「借り手」と「貸し手」を繋ぐ「レンディング」サービスのアメリカ大手「SoFi」が、米最大の仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)と提携し、仮想通貨の購入・売却サービスを開始することが分かりました。
SoFiはアメリカで勢いのあるフィンテック企業として知られており、業界への参入は、仮想通貨価格への好影響が期待されます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
SoFiはアメリカで50万人の顧客を有するレンディングサービスです。
レンディングは新しい資金調達・資金運用の手段なので、若いユーザーが多い特徴があります。
「若いユーザーが多い」「お金を扱う」という性質上、仮想通貨との親和性も高いですね。
SoFiのCEOであるAnthony Noto氏は、
「(SoFiのユーザーは)仮想通貨価格に関心を持ち、買う機会を模索している。実際に仮想通貨を買っているユーザーもすでにいる。」
と述べています。
SoFiの顧客を仮想通貨投資へどんどん引き込んでもらい、市場価格の上昇に繋げてほしいですね!
③3月1日午前4時過ぎ、ETHアプデ「コンスタンチノープル」実施へ!
仮想通貨イーサリアムの大型ハードフォーク 明日早朝4時過ぎか|早くもビットコインなど相場に影響との声も$ETH #ハードフォークhttps://t.co/fynGKe08kA
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年2月28日
3月1日午前4時過ぎ、イーサリアム(ETH)の大型アップデート
- コンスタンチノープル(Constantinople)
- セントピーターズバーグ(St. Petersburg)
が行われる予定です。
特にコンスタンチノープルは、イーサリアム目玉のアップデートであり、ETH価格への影響度も大きくなると考えられます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
コンスタンチノープルは注目のアップデートなのですが、これまでに幾度となく「延期」になっています。
当初は2018年内の予定でしたが、2019年1月17日になり、そして今回の3月1日に。次こそしっかり決めてほしいですね!
また、価格影響度の観点からも注目です。
前回にコンスタンチノープルの延期が発表された際、瞬間的に6%以上も下落しました。
裏を返せば、コンスタンチノープルはそれだけ注目度の高いアップデートだということ。
ETHには頑張って欲しいですが、個人的には、イベント直後に大きく売られていくと考えています。
どちらにせよ、直前には価格が大きく動くのでホルダーの方は注意して見守りましょう!
④XRPを上場させたコインベース「何かを知っている?」
コインベースが上場基準の1つを捨て去る?仮想通貨XRP(リップル)取引開始で|「大胆」との見方もhttps://t.co/N84fxa2NFy
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年2月27日
先日、米最大の仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)に仮想通貨リップル(XRP)が上場しました。
これについてMITテクノロジーレビューは、コンプライアンスと慎重さで有名なコインベースにしては「大胆な決断」だったと指摘。
その違和感から、
「(コインベースは)我々が知らない何かを知っているのではないか」
と分析しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
これはリップルの「中央集権性」(特定の管理者に権限が集中していること)に関する問題ですね。
コインベースは、自社に上場させる仮想通貨について、「発行チームによって所有されるトークン比率は過半数未満」であることを条件としています。
XRPの場合、リップル社が60%以上を保有しているので、コインベース上場の条件を満たしていないんですね。
しかし、「お堅い」取引所であるコインベースが自社で定めた条件を破ることは考えにくい・・・そこで、「何かを知っているのではないか」という分析に繋がるわけです。
その「何か」が何なのかはまだ分かりませんが、ちょっとするとこの先、XRPに思わぬ好材料が出てくるかも?と期待してしまいますね!
本日のまとめ
- ビットコインの大口投資家(クジラ)、750億円相当の買い増し判明!
- 米レンディング企業、コインベースと提携し仮想通貨サービスへ参入!
- 3月1日午前4時過ぎ、ETHアプデ「コンスタンチノープル」実施へ!
- XRPを上場させたコインベース「何かを知っている?」
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
「クジラ」達は、水面下でビットコインの「買い占め」を始めているようですね。
仮想通貨市場が長期的な下落トレンドにある現在、通常なら「売り」を検討します。
しかし超大口投資家らのアドレスは、反対に「買い」に動いているのです。
これは、仮想通貨に精通している層が「底値を打った」と判断し始めている証拠でしょう。
eToroのシニアアナリスト「グリーンスパン氏」は、
ことを根拠に、今後の価格をポジティブに見ていますが、こうした見方は仮想通貨全体にも広がりつつあります。
となっている今、世の中には大衆投資家の方が多いので、まだ大きな上昇には繋がりません。
しかし、こうした価格形成の裏側を知っていれば、僕たち個人投資家も長期的な価格に自信を持って投資できますね!