こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
2018年8月19日の相場は?→下落
今日のビットコインは1BTC/70万円で推移しており、ここ24時間で約3%の下落となっています。
時価総額トップ10の通貨を見てみると、Tetherを除いてマイナス(赤字)となっていて、全体的に下落相場ですね。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
下落相場ゆえに急騰コインは少ないのですが、そんな中、ETERNAL TOKEN (XET)が24時間で20%の上昇!
これはXECというコインと1:1で交換できる通貨で、XECは限られた国の公認取引所でしか売買できないため、どの国でも扱えるETERNAL TOKENが誕生しました。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①仮想通貨は「下落している今が買い時」
ビットコインや仮想通貨は手っ取り早く儲けたい人には不向き|CNBC番組司会者https://t.co/05tX9FnlAG
Cryptotraderで司会を務めるRan Neu-Ner氏は「仮想通貨はまだ若いが、将来性のある技術だ。ビットコインや仮想通貨は手っ取り早く金儲けをしたい人には不向きな投資対象である。」と言及した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月18日
まだ底値ではないとしたら、もうひとつ下落の波が来るだろう。しかし投資家としては、今こそ買い時である。
このように番組内で発言したのは、Ran Neu-Ner氏。
CNBC AfricaのCryptotraderという番組で司会をしている同氏は、基本的には仮想通貨のさらなる下落の可能性があるという立場です。
しかしそれでも、「投資家としては、今こそ買い時」と明言しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
②有名仮想通貨取引所OKEx、28通貨ペアを上場廃止
仮想通貨アルトコイン内で明暗を分ける展開、大手OKExが28通貨ペアを上場廃止https://t.co/LdPy2WHfDQ
取引高ランキングで2位に位置するOKExが、上場ペアの廃止を発表。
現在アルトコイン相場は急騰しているが、ICOブームで膨れ上がった通貨数が影響し、明暗を分ける展開へと突入しようとしている。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月18日
取引所OKExは、世界最大のBinanceに次いで2番手の規模を誇っています。
そんなOKExは先日、仮想通貨の取り扱いについて28通貨ペアの上場を廃止すると公表しました。
同取引所は数百種類の通貨ペアを持っているものの、それでも大幅な削減には変わりはありませんね。
阿部悠人の考察(重要度★★)
OKExは「ユーザーと業界の利益を守るため、すべてのPROJECTを厳格に監視し、標準以下のプロジェクトの上場廃止を実施する」とその理由を説明しています。
最近では、実力を価値を伴っているものと、そうではない仮想通貨がよりハッキリとしてきています。
トークンを見抜く力がよりいっそう投資家に求められてきています。
③米ナスダック(NASDAQ)とGeminiが手を組んで共同事業!?
「速報」
証券取引所世界2位のNasdaqと取引所Geminiが、仮想通貨に関する共同事業設立へ踏み出している模様。もし、Nasdaqの仮想通貨業界進出が本当なら、かなり大きなニュース! https://t.co/Xk9H5AhZeR
— こよりと学ぶ仮想通貨 (@vc_koyori) 2018年8月17日
NASDAQは、規制のもとでアメリカ株式などの取引を提供する、世界第2位の証券取引所です。
一方、Geminiはウィンクルボス兄弟が関わる仮想通貨取引所として知られます。
なんとこの2つの取引所が手を組み、共同事業に動き出しているのではないか、とTheICOJournalが報じています!
阿部悠人の考察(重要度★★)
ただし、この共同事業は「噂」の域を脱しているとはいえません。
ニュースの根拠として言われているのは、
- NASDAQはビットコインETFだけではなく、トークン(仮想通貨)の上場も検討している
- NASDAQは、Geminiと意気投合しておりその仕組みも肯定している
- 事情をよく知る関係者が、共同事業を肯定しなかったものの、否定もしなかった
などの点です。
もしこのニュースが本当で、大きな共同事業が行われれば超ビッグニュースですが、もう少し情報を集める必要がありそうです。
④マイニングソフトウェアCoinhive、モネロのマイニングの約1%を占める
Coinhiveマイニング、他人のPCで1ヶ月1200万円の仮想通貨モネロを荒稼ぎか:独工科大学が発表https://t.co/CRwuB4kddw
独アーヘン工科大学から発表された論文内で、マイニングソフトウェアのCoinhiveで1週間300XMRがマイニングされており、モネロマイニングの約1%に該当する事が明らかになった。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月18日
Coinhive(コインバイブ)は、サイト訪問者のPC計算能力を使ってマイニングができる仕組みです。
それ自体は必ずしも違法ではありませんが、無許可で他人のPCを使う悪質なものもあり、問題になっていますね。
そんなCoinhiveでのマイニングがモネロの合計の計算量の約1%を占めていることが明らかとなりました。
その金額は1週間で300XMR、1ヶ月で1200万円に上っています。
ドイツのアーヘン工科大学が論文で発表しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
Webサイト運営の業界では、広告による収益に依存しています。
そんな中、Coinhiveを有効活用することで、広告無しのサイト運営が可能なのではないか、と注目されています。
訪問者も広告なしでサイトを見ることができるのでWin-Winですね。
しかし問題なのは、訪問者に「無許可」でマイニングさせること。
しかもこれ、なかなか気が付くことができないんですね(何の表示もない)。
こうしたグレーな行為が上手く規制できれば、Coinhiveは仮想通貨の発展を加速させるのではないかと考えています。
2018年8月19日のまとめ
- ①仮想通貨は「下落している今が買い時」
- ②有名取引所OKEx、28通貨ペアを上場廃止
- ③NASDAQとGeminiが手を組んで共同事業!?
- ④Coinhive、モネロのマイニングの約1%を占める
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
2018年に入ってから、ビットコインは1BTC/65万円の底値を意識した動き。
これを割り込む形になればさらなる下落もあるかもしれませんが、まだそれを考える展開とはいえません。
上述のように、底堅い形となってきているからです。
65万円とひとまずの底値と見た場合、現在の1BTC/70万円はほとんど底値に近い水準といえます。
テクニカル上の買いポイントであることは間違いないでしょう。