イーサリアムは今が買い?チャートで分かる値動きの法則とは

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

2月以降、ようやく仮想通貨市場全体が底入れしてきましたね。

一時はビットコインが240万円付近から65万円、リップルが400円から60円、そしてイーサリアムが15万円から6万円と軒並み大幅下落。

「バブルは終わってしまった・・・」なんて感じたかもしれません。

ですが、そんなことは全然なくて、あくまで調整の一環。

これくらいの下落でしたら、今までにもありましたしね。

むしろ、このような局面は大きな買いのチャンスです。

今日はいまだに底値圏にあるイーサリアムの買いタイミングを探ります。

イーサリアムの価格変動には法則がある

イーサリアムも他の通貨と同じように、高値をつけたあと大幅な調整をしています。

イーサリアムは10万円の大台を割り込んで、一度6万円付近で底を付けて現在に至っています。

値段もかなり安くなってきましたが、今までは見送りで正解でした。

というのも、《イーサリアムの過去の動きを見ると、2ヶ月くらいかけて価格が2、3倍になる時期と、同じ2ヶ月くらいの時間をかけて半値以下になる時期が交互に来ています。》

そのパターンでいえば、2月上旬はまだ本格的な調整を始めたばかりの時期。

ここで手を出すのは、下落に巻き込まれる危険がありました。

しかし、どうやら大底も確認して値動きも安定してきているようです。

では、具体的にいつ「買い」の行動を起こすかということになります。

イーサリアムの買いタイミングを探る

イーサリアム日足(再掲)

イーサリアムの値段は3/10の時点で7.6万円と再び下げてきています。

直前には6.8万円と底値に近い値段がありました。

底値からの反発の仕方を見れば、ビットコインと似ています。

しかし、240万円から65万円まで下げてしまったビットコインに比べて15.4万円⇒6.1万円と下げが小さかった分、イーサリアムの方がまだ安定している感じです。

10万円を超えてくれば最高値の15万円台はすぐにでも届きそうですが、それはしばらくは難しいものがあるでしょう。

ここからは、いかにリスクを小さくしながらイーサリアムを拾っていくかということになります。

結論を言うならば、イーサリアムの現在値(7万円付近)は最初の買いを入れていいゾーンです。

もしポジションを持つのなら、資金の1/3を投入して買いエントリー(三分の一投資法)。

理由はチャートのように、大幅な上昇からの調整が終わりかけているからです。

3月は波乱が残るものの大きな買いチャンス

ただ、3月はまだ波乱要因が残っています。

それはFOMCで米国の利上げが検討されていることです。

株式市場が日米ともに暴落したため、利上げの可能性は小さくなったと見られていましたが、パウエル新議長は利上げ続行を宣言しました。

もし利上げが行われるとなると、再び株式市場の調整が起きる可能性が高くなります。

そうなれば、仮想通貨にもスパイラル的な下げが再び起きるでしょう。

現在はNYダウ、日経平均、ビットコインなどのメジャーな仮想通貨は連動していて、どこかの市場で起きた下げが全体に波及します。

そういう意味で、3/22のFOMCで利上げが行われるかどうかは極めて重要です。

しかし、それまで手をこまねいてずっと静観しておくべきかといえば、そうではありません。

すでに仮想通貨の多くは調整を終えて、かなり底値に近くなっています。

ですから、少しづつ下値で買っていくのがベターです。

イーサリアムの場合、2/6に6万円付近まで下がってきているので、ここは思い切って3分の一は買いでエントリーしてゆく方針でいいと思います。

イーサリアムはICOに欠かせない存在に

現在ICOがますます盛んになっていますが、多くのプロジェクトがイーサリアムベースつまり、ETHのブロックチェーン上に作成されています。

これにはしっかりと理由があります。

1つ目は「トークンの作りやすさ」発行者側が一から新しいトークンを作るよりも、イーサリアム上で作ったほうが簡単です。

2つ目は「トークンの配布」ICOでは投資した金額に応じて、トークンを配布します。

その際、スマートコントラクトを用いれば、速くて正確な自動対応が可能です。

3つ目は「規格の統一」ERC20というイーサリアム系トークンにすることでウォレットもひとつで済みますし、ERC20同士なら取引所を介さずに交換も可能です。

このような意味で、「現実買い」に最も近いのがイーサリアムといっていいでしょう。

イーサリアムへの投資戦略

まず、現在の7万円付近で資金の1/3を使って買いを入れます。

次に、もし2月安値の6.1万円を下回ってきたら、しばらく様子を見て5万円以下になった時に第二の買い(1/3)。

残りの1/3はいざという時のためにとっておきましょう。

イーサリアムは将来性がありますし、現実での需要も堅いので、10万円以上に戻すのも時間の問題です。

まとめ

  • イーサリアムは7万円の現在(3/10)が買い時1/3の資金で買い出動する
  • 5万円まで下がってきたなら、さらに1/3を投入残りはいざという時のために待機
  • 10万円以上に戻るのは時間の問題