こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
今日36万円代で推移していたビットコインですが、21時ごろから上昇を開始し最大で38万8千円付近まで値を伸ばしました。
時価総額トップ10通貨では、ライトコインとイオスが数パーセント上昇しており好調です。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でRevain (R)が約36%上昇。
プラットフォームの機能が強化が継続的になされており、上昇に繋がっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①15の中央銀行「仮想通貨」発行を検討中!ビットコインが“用済み”になる?
ビットコインはもう用済み、ついにIMFが世界通貨リセットと統一通貨発行へ動く https://t.co/H3OSB8ZvEY
要は、ビットコインは教育ツール、世界統一通貨の発行、ドル中心から世界統一通貨へ
という感じかしらね。— たかつきかなで@先輩Vtuber (@TakadukiKanade) 2018年12月17日
IMF(国際通貨基金)の最新レポートによると、少なくとも15ヵ国の中央銀行が「仮想通貨」の発行を真剣に検討しているようです。
国の中核をなす「中央銀行」が発行する仮想通貨は、「中央銀行デジタル通貨」(CBDC)と呼ばれ、ビットコインやイーサリアムなど既存の仮想通貨を「用済み」にしてしまうのではないか、ともささやかれています。
CBDCの発行は、
- バハマ
- カナダ
- 中国
- ノルウェー
- セネガル
- スウェーデン
- チュニジア
などを含む少なくとも計15ヵ国以上で検討中と報告されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨市場は2019年1月下旬から上昇!?その理由とは
時期としては1月下旬〜2月上旬に相場が上方向に勢い付いていくものと想定
1月16日 CBOE
1月24日 BAKKT 開始予定
1月25日 CME
2月5日〜10日 中国春節BAKKTはスタート時点では現物買いの空売り無しなので、素直に機関の資金が入る先
春節明けから中国マネーも再び動き出し相場は緩やかに回復傾向に?— 指針(BuyNowOrNeverXRP) (@silverfox789123) 2018年12月16日
『仮想通貨で勝つすごい指針』などの著書で知られる、指針(BuyNowOrNeverXRP)さんは公式ツイッターに以下のように投稿。
「(2019年)1月下旬〜2月上旬に相場が上方向に勢い付いていくものと想定」
「BAKKTはスタート時点では現物買いの空売り無しなので、素直に機関の資金が入る先」
「春節明けから中国マネーも再び動き出し相場は緩やかに回復傾向に?」
2019年1月下旬〜2月上旬に仮想通貨市場が上昇してくるとの自身の予測を公開しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
指針さんの予想通りであれば、あと1ヶ月から2ヶ月ほどで上昇に転じてくることになりますね!
次の上昇トレンドは「機関投資家の参入」によるものだ、との考えは僕も同じ。
指針さんの上昇シナリオは、かなり本質に近いと思いますよ!
付け加えるなら、BTCが70万円→35万円と大暴落している現在、「悪材料」だけが強調され、「好材料」は無視されてしまう、負のスパイラルに陥っています。
そのため、あと1ヶ月から2ヶ月以内に、ある程度を価格を回復させておくと(たとえばBTC50万円以上など)、上記の好材料が効きやすくなり、爆発的上昇も期待できるでしょう!
③仮想通貨カルダノ(ADA)がCardano1.4にバージョンアップ!
おぉー!グッドニュースぜよ!
Cardano 1.4が、12月18日についに来るぜよ🔥#Cardano(#ADA)#IOHK #CharlesHoskinson https://t.co/TiLOXkUs9S
— リョウマ (@kimihonakamura1) 2018年12月14日
2018年12月18日を目安として、時価総額11位のカルダノ(ADA)がCardano1.4にバージョンアップします。
カルダノの運営に携わる組織の1つ、IOHKのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏がツイッターで明らかにしました。
カルダノに限らず、仮想通貨のバージョンアップは、代表的な値上がり要因です。
ADAは12月16日、0.028→0.030ドルへと値上がりしました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
カルダノは、イーサリアムを開発した天才チャールズ・ホスキンソン氏が手がけた仮想通貨ですね!
今回のアップグレードの注目点は、ブロックストレージ(保存領域)の効率化。
ハードドライブ上に保存される容量が削減されることで、PCパフォーマンスが劇的に改善されます。
その他にも「テストネットの公開」「Linuxへのウォレット対応」「プログラミング言語Rustへの対応」など技術的な改善が施されます。
もしアップデートを経た18日以降も上昇トレンドを保てるとしたら、バージョンアップをキッカケに長期的な値上がりに繋がるかもしれません!
④イーサリアム設立者・ウッド氏「イノベーションが欠如している」
イーサリアム共同設立者ギャビン・ウッド氏を取材|今の仮想通貨イーサリアムをどう見るかhttps://t.co/84PBDjGiFu
イーサリアムの共同設立者であるキャビン・ウッド氏に取材を行なった。イーサリアム・プロジェクトを離れた今、同氏は現在のイーサリアムを見て何を思うのか。彼の本心に迫った。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年12月16日
ヴィタリック・ブテリン氏とイーサリアム(ETH)を共同創設した人物として知られるキャビン・ウッド氏は、イーサリアムの現状について以下のようにメディアに語りました。
「現在イーサリアムのエコシステムは内省的で、確実性や細かなところに捉われすぎていて、イノベーションを前に進めるという考えが欠けています。」
「多くのステークホルダー(利害関係者)や大量の意見が存在する中で、プロジェクトを推し進めるための、中央集権性があまりにも欠けている。」
阿部悠人の考察(重要度★★)
強力なリーダーがいないため意見がまとまらず、新しい挑戦が出来ずにいるイーサリアムの現状がよく伝わるインタビューです。
これは難しい問題で、リーダーが力を発揮しすぎても、ビットコインキャッシュ分裂騒動のようにトラブルが生じやすくなります。
「非中央集権的」な面こそ、仮想通貨のメリットでもありますしね。。。
とはいえ、時価総額3位に後退し、リップルにも抜かれたイーサリアムには、今こそ野心を取り戻し、あっと驚くイノベーションを期待したいところです!
明日のビットコイン相場
ビットコインは現在は12月前半に作った節目を抜けようと攻防している所です。
11月から始まったこの一連の下落の中で、今回のように逆三尊の様な形を作った後に急騰するパターンは既に2回ほどありましたが、その後どちらも右肩下がりに下落をしていっています。
なので、今回もこの流れを踏む考えると、時間をかけながらじわじわと36万円台まで下落をしてくるのではなかと思います。
それより下はある程度底固さを示してきている価格帯なので、そこから上昇するか下落するかを再度試してくるでしょう。
逆三尊
中央が低い3つの谷のような形を描くチャートパターン。逆三尊が現れた時は強いトレンド転換のサインで、そこから大きく上昇してく可能性が高い。
本日のまとめ
- ①15の中央銀行「仮想通貨」発行を検討中!ビットコインが“用済み”になる?
- ②仮想通貨市場は2019年1月下旬から上昇!?その理由とは
- ③仮想通貨カルダノ(ADA)がCardano1.4にバージョンアップ!
- ④イーサリアム設立者・ウッド氏「イノベーションが欠如している」
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ビットコインの脅威になり得るとされる、中央銀行デジタル通貨(CBDC)ですが、個人的には既存の仮想通貨のライバルにはなり得ないと考えています。
たしかに、ビットコインなどの仮想通貨は、「国境を問わない」通貨として高い評価を得て、価格を上昇させてきました。
そのため、中央銀行による「デジタル通貨」発行や、その先にある「世界統一デジタル通貨」の実現で、ビットコインなどが「用済み」になってしまうと感じるかもしれません。
しかし、ビットコインなどの仮想通貨のもう1つのメリット「銀行を不要とする」性質は、CBDCにはありませんよね。
また、DApps(分散型アプリケーション)などの機能もCBDCには存在しません。
そのため、既存の仮想通貨が満たすものを中央銀行デジタル通貨で100%満たすことは到底不可能。
むしろ、CBDCが普及することで、「仮想通貨」が身近なものとなり、ビットコインにスポットライトが当たりやすくなると考えています!